淡々と読んだ漫画を批評してみるブログ!!

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ゴルドオ 4 (4)ゴルドオ 4 (4)
高橋 幸慈

集英社 2003-04-18
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◆ストーリー
東京・六本木。弱冠20歳にして「六本木最強伝説」と畏れられる男がいた。
男の名は神鳴正十郎。
しかし、生業としてヤクザ稼業を営んでいる
彼の本当の夢はプロゴルファーになること。
自分の夢を追うことよりも
ヤクザとしての仁義を全うしようとするこの男の夢の行方は‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:5
構成:6
キャラクター:6
オリジナリティ:7
マニア向け度:6
総評:4


◆淡々と個人的感想
超格闘伝説あした輝け!!」の作者高橋幸二(現在:高橋幸慈)氏により
2002年から週刊ヤングジャンプで連載されていた漫画。

ゴルフ極道をかけて作った言葉「ゴルドオ」‥
その勢いのある題名とは裏腹に
作品自体は4巻という短命に終わってしまった。
よく考えると「二十歳にしてヤクザの若頭をやっていた男が
いきなりプロゴルファーを目指す」
という突拍子もないテーマから迷走が始まっていたような気がする‥。
押忍!!空手部」の時の爽快感が「わっぱ爆造」「ゴルドオ」と
失速して、代わりに説教臭いところだけが目立ってしまっていた。
あと、主人公は最初にプロ資格を取ろうとクラブで試合をするのだが、
そこでいきなり超人技(旗包みやチップインなど)のオンパレードで、
その時点でもうパワーバランスが崩壊しているのだが、
そんなスーパープレーヤーがトーナメント予選(正確にはそのまた予選)
で苦戦するという逆インフレ‥
第一ヤクザが紳士のスポーツ・ゴルフをプレーするということで
起こり得る壁みたいなものを命題にしていたりするけど、
そこを突っ込まれると開き直るか、
組長が土下座して許されるという、ご都合展開‥

まだ実際のプロの人達と一緒にプレーしたりするところまでは
描けられてなかったが
(タイガーウッズトライオンワッズという名前で出てたけど)
十分設定の段階で無茶な漫画だった。
押忍!!空手部」のようにどんどん個性的な新キャラ新技を投入して、
痛快さだけを求めれば良かったが、内面的な部分を描こうとしてしまった為
何か物足りない結果になってしまった‥。
主人公の神鳴も「何故そこまで、ゴルフがしたかったのか?」とか
ゴルフに対する思いをもっときちんと語れれば
作品に厚みが出てきたかもしれない。

良かった点は、主人公が飛んでもキャラだったのに低姿勢
礼儀正しかったので、一応善と悪が別れている箇所には好感が持てた。

「押忍!!空手部」が好きだった人にはオススメ?
はっきり言って
ゴルフという競技の楽しさが全く伝わって来なかったので、‥4点!


<参考ページ>
バカ漫画の世界
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4063614336工業哀歌バレーボーイズ 50 (50)
村田 ひろゆき

講談社 2006-04-06
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◆ストーリー
「女が欲しい~!」男子校で、しかも工業高校で
たった1度の青春を棒に振りたくねー!ってなワケで、
油まみれの作業服にパンチ頭が妙に似合う赤木達工業男子校トリオは、
モテたいが為に第2バレーボール部を作ってしまった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:3
構成:5
キャラクター:5
オリジナリティ:6
マニア向け度:8
総評:3


◆淡々と個人的感想
ほぐし屋捷」「ころがし涼太」の作者村田ひろゆき氏により
1989年から週刊ヤングマガジンで連載されていた漫画。

18年という長期に渡り連載をしていながら
そのほとんどはエロいシーンに費やしたというヤンマガの看板的(?)作品。
序盤4巻くらいまではモテない男子校にいながら共学学校に憧れて、
バレーをするというストーリー軸もあり、
ギャグの部分は面白いか、面白くないかは置いておいても、
話はテンポよく進み、1話完結の形の漫画として読めるものになっていた。
(最初はエロさも、まだ我慢出来る程度におさまっていたし)

しかし、5巻以降安易な読者のテコ入れのせいか、
赤木達がモテだし(?)ページを開ければエロのオンパレード‥
しかも、作者の絵の下手さ女キャラのキモさも手伝って、
エロを通り越してグロくなってしまっている
元々、ストーリーも意味の無い生活をダラダラと繰り返すだけで、
なにか大きな障害が出て来たり、ライバルがいたり、笑えるギャグ、
工業高校バレー部という設定を生かしているかというと全く無いので、
客観的主観的、どの方向から見ても面白くなく
私の漫画に対して求めているモノと、
作者の描こうとしているモノのベクトルがまったくの逆‥
完全に30代40代以降のオッサンやごく一部の不細工好きの人以外
誰がこの漫画を読んでいるのか?」と不思議に思うのに
本誌では何故か
好色哀歌元バレーボーイズ」として復活してしまっている‥。

この絵を見ても嫌悪を感じない人にはオススメ。
笑えない下ネタギャグは一番始末に悪いので、‥3点!
4088734874GO DA GUN 16 (16)
片倉 M.政憲

集英社 2003-07-04
売り上げランキング : 33725

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◆ストーリー
幻の格闘技“銃闘技”を操る高校生・剛打銃は、己の腕を銃火器と模し、
その拳を銃弾のように相手にブチ込む必殺技をもっていた。
そしてその技をひっさげ、銃は日本中の猛者が集う狼獣学園に転入する‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティ:6
マニア向け度:7
総評:6


◆淡々と個人的感想
完殺者真魅(作画)」「魔砲使い 黒姫」の作者片倉政憲氏により
1997年から月刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

デビュー時は普通の片倉政憲という名前だったが、
前作「真魅」からをとって片倉M政憲
そして次作「黒姫」では今作「GO DA GUN(主人公の母校・狼獣高等学園)」
からをとって片倉狼組政憲
もしも、「黒姫」が終わって、また次の作品になったら、
片倉黒姫政憲になるのだろうか??(余談だけども)

この作品は「札付きのワル学生が暴力で支配する日本最悪の学園に
入学し、そこで喧嘩して仲良くなる」といった薄々物語で、
しまいには、その学校がどこぞの軍隊に戦いを挑んだり
何千という転入生が船に乗って乱入してきたり、
何故かただの進級試験が上級生と死闘を行うというものだったり、
最終的には鮫人間が学校を襲ってきたり、
と本当にリアリティーとは掛け離れたメチャクチャ展開
読んでいて「魁!!男塾」を連想してしまった。
最初はまだ喧嘩の領域だったが、足掛け6年間も続いていくと、
それが戦争にまで昇華するという、ダメ進化‥

しかし、ギャグのテンポの良さだったり、
スピード感のあるバトル描写だったりと、
作者の画力におけるセンスはそこそこあると思う。
一応、逆十字軍編までは、王道のバトル展開の範囲内で、
ギャリックとの友情なんかも一つのテーマとして上手く描けていた。
あと、キャラクター達は直球馬鹿ばかりだが、
捻った奴や重いテーマがない分、
良い意味で何も考えずにさくさく読めた

爽快なバトルものが好きな人にはオススメ。
中身のない作品だったがスムーズに読めたので、‥6点!


<関連レビュー>
魔砲使い 黒姫(2005/11/14付)
4088740386こちら葛飾区亀有公園前派出所 149 (149)
秋本 治

集英社 2006-04-04
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◆ストーリー
東京は葛飾区・亀有公園前の派出所。
ここに勤務する両津勘吉巡査長(両さん)は、仕事中競馬に熱中したり、
ノラ猫に拳銃を乱射したりとハチャメチャな警察官。
新しく派出所にやって来た後輩の中川圭一巡査と共に、
一般市民をも巻き込んで両さんの大暴れが始まる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:6
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:6
マニア向け度:5
総評:6


◆淡々と個人的感想
他作品では「Mr.Clice」「こちら人情民生課」などがある
秋本治氏が1976年から週刊少年ジャンプで連載している漫画。

ただただ足掛け30年という超長期的に
1度も原稿を落とさず連載している事実、
1話完結モノでありながらネタが尽きない(?)ということに驚くばかり。
もはやマンネリを通り越して、
こち亀イズムというスタイルを確立してしまったかにも思える。
(どれだけ惰性的だろうと「こち亀だから‥」で許される。
新聞においての4コマみたいなもので、いつもは気にしないんだけど、
無くなったら寂しい‥という感じ)
そして、その形式を保ちながら、流行のネタや勢いのあるギャグ、
コマ割りなんていうのは目新しいものがある。

しかし、最初の頃はキャラやストーリー展開にも
破天荒なとんでも勢いが随所にあったが(今読んでも)、
100巻を越えた辺りからただの豆知識ネタや早矢ハルなどの
「ぽっと出の女キャラ達」に頼ってしまった所に共感できない。
あと、両さんという主人公が紙面の中で1人歩きしている状態まで
昇華してしまっているので
ドラえもん」や「ちびまる子ちゃん」の様に、
話として何がどうなっても、全く感動とか驚きなどは感じない‥。

逆に今の若い人(子供)にはオススメかも??
序盤の頃の勢いがなくなり、
今は惰性や流行ネタで繋いでる気がするので、‥6点!


こち亀.com(公式HP)
こち亀データベース(非公式HP)
4047135534GOTH
乙一 大岩 ケンヂ

角川書店 2003-06
売り上げランキング : 4,179

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◆ストーリー
主人公の"僕(神山)"は社交的な人物を装いながらも、
猟奇殺人に強い興味を持っていた。
クラスメイトの森野夜は、彼の秘めた性格に気づき、
興味を持つようになり彼に声をかけてきた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:7
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:8
マニア向け度:7
総評:7      (漫画版)


◆淡々と個人的感想
暗いところで待ち合わせ(小説)」の乙一氏:原作、
NHKにようこそ!(作画)」の大岩ケンヂ氏:作画で、
同タイトルの小説から角川書店でコミック化した漫画。

基本的に「2人の人物を中心に不可解な事件がを凝ってゆく」
というストーリーだが、
原作があることによって作中の世界観だったり、キャラの心理描写
って言うのが他の漫画とは違い非常にゆっくりと、
それでいて不思議な感覚で描かれていたのが印象的だった。
この主人公・神山殺人衝動がガチであるという
漫画(原作は小説だけど‥)の主人公にあるまじきぶっ飛び設定、
ヒロイン・森野の方は子供の頃自殺ごっこをしていて
人を殺してしまった
という後ろ向きな設定が、
より斬新でリアルに感じた
ストーリー展開も各話にミスリード先の読めない展開があり
詭弁でない、人間の本意が垣間見れた。

しかし、全1巻という限られたページ(文字数)、
漫画という制約の多い表現方法では、
小説で表しきれていた細かい心理描写
作品の雰囲気なんていうものはやはり劣ってしまう。
乙一氏の言っていた「異常者の内面を描きたいと思ってはいない
のコメントは、わざわざ直接内面の描写をしずとも
それを伝えれるレベルの余地があったからで(小説としての)、
これが漫画版の方には感じられず、
いちいち説明しないと分からない心情
(やはり怪物の凶悪性をより披露するには、もっと狂った心理が欲しい)
微細なところは省略してしまう不都合さは読んでいて否めない。
あと、良くも悪くも大岩ケンヂ氏の絵柄などの作風によって
全体的に読み易くしてしまった感はあるので、
もっとアクの強い作画の方が個人的には合っていたと思う。

サイコミステリーのジャンルが好きな人にはオススメ。
単巻なので読みやすいが、
漫画版ゆえの利点が合わなかったので、‥7点!


<関連レビュー>
NHKにようこそ!(2005/09/26付)
コミックマスターJ
(Amazonに画像が無かったので貼り付けのみ)

◆ストーリー
締め切りに追われてピンチに陥った漫画家を救うべく、
颯爽と現れるスーパーアシスタント・コミックマスターJ。
仕事料は500万で、魂がこもっていると彼が認める作品しか救わない。
心揺さぶる漫画を求めた彼の旅は続く‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:7
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:9
マニア向け度:9
総評:7     (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
アクメツ」の田畑由秋氏:、余湖裕輝氏:作画のコンビにより、
1997年からヤングキングアワーズで連載されていた漫画。

吼えろペン(島本和彦氏作)とブラックジャック
足して2で割ったようなテイストの作品で、
漫画という一見世の中の流れからすると軽視されがちの事柄に
文字どおり命を懸けている漢(女)達を痛快に描いている。
本質はギャグ漫画(だと私は思う)なのだが、有害図書問題や新古書店問題
そして万引き問題など社会においての様々な問題、事件を
漫画という手法を使って表現されていたのは斬新。
あと、作品の肝心な箇所(見せたい所)である強い極言の部分は、
独自性を出すと同時に、その事柄が下らなければ下らないほど面白く思えた。
(後半に比べると最初の方は作画が甘く迫力が見入れなかったが‥)

しかし、基本的に1話完結だった物語が、
未来編からJの謎に迫る長編物になってしまい、
ギャグシリアスのバランスが取れていたショートストーリーと比べ
明らかに惰性の様(または捻りすぎたギャグ)に感じた‥。
展開は1つの可能性として破綻はしていなかったが、
ここは序盤からの流れを踏まえて、JUDGESCLUBの話に絡めていっての
vs漫画家達という構図が個人的には見てみたかった。
一応は上手くまとまっていたが、
最終的にJは完全に傍観者になってしまっていたので
ラストまで読んだ読後感としてはイマイチだった‥。

万人向けではないが、漫画好きの人には一応オススメ。
最初の熱いまでの真剣パロディーな作風は好きだったので、‥7点!


<関連レビュー>
新吼えろペン(2005/09/06付)
アクメツ(2005/11/06付)
4757707258恋の門 (5)
羽生生 純

エンターブレイン 2002-01
売り上げランキング : 88,122

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◆ストーリー
蒼木門、金はなく童貞にして石で漫画を描く漫画芸術家。
証恋乃、漫画とアニメを愛するコスプレイヤーにして普通のOL。
ある偶然から、決して噛み合うことのないふたつの曲線が交わり
そして、ふたりは出逢った‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:8
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:10
マニア向け度:9
総評:8


◆淡々と個人的感想
青(オールー)」「ワガランナァー」の作者羽生生純氏が
98(99?)年からコミックビームで連載していた純文学ラブコメディー。
2004年に松田龍平酒井若菜主演により映画化にもなったらしい。
まず、石の漫画を描く(作る)というあまりにも前衛的過ぎる設定に驚いた。
そして、物語展開も最初はインパクトのみが先行しあまり面白くなかったが
途中、門の方はものすごくダメな奴で、
恋乃の方がしっかりしている(外面は)作りだったのに、
4巻くらいから門の方がしっかりしてきたという
成長逆転の過程が個人的にツボだった。
門が全く分からないオタクの心理を一応理解しようとしている姿が
新鮮で面白い。
この作者の作品は「キャラが何故それをしたいのか?どうしたいのか?
そして、その答えに行き着くまでの順序」が
歪んでいるながら(共感できるかどうかは置いといて)も
明確に描いてあり興味深い
ギリギリまでどう終わるか分からないストーリーも
最後は上手くまとまっていたと思う。

しかし、絵はほとんどトーンを使わず一筆、一筆、線で描いてあるので
作品全体に鉛筆のしんのような濃厚さがあり、好き嫌いは別れるところ。
(私は今のテカテカ漫画にない古き良き重みみたいなのが好き)
あと、派手な手に汗握ると言う展開がないので、
結局何がいいたいんだろって感じに見えないこともない‥。
魅力的なんだけど門以外のキャラにイマイチ感情移入出来なかった
(特に証恋乃‥)

文学的な作品が好きな人にはオススメ??
王道的面白さはないが、
普通の漫画にはない斬新さがあったので、‥8点!


恋の門 映画公式HP(いきなり音が出ます)
4757516401コード・エイジ アーカイヴズ ~最後におちてきた少女~3
AIYAH-BALL WARHEAD

スクウェア・エニックス 2006-03-22
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◆ストーリー
崩壊の時を迎えた世界。
人々はコールドスリープにより、世界再生まで眠りに着く選択をする。
だが、新しい世界で再会することを約束した
セインとニコが目覚めた世界は、
夢見たものとまったく違っていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:8
構成:7
キャラクター:7
オリジナリティ:8
マニア向け度:8
総評:7


◆淡々と個人的感想
2005年3月号から2006年3月号まで
月刊少年ガンガンで連載していた漫画作品。
スクウェア・エニックスニューコンセプトブランドと銘打ち、
制作&開発しているプロジェクト「コード・エイジ」の一つで、
開発はWARHEADと呼ばれるクリエイター集団が担当。
(ネームはAIYAH-BALL氏{荒川弘氏のアシ?}担当)
他に「コード・エイジ ブロウルズ(携帯で配信する3Dオンラインゲーム)」
コード・エイジ コマンダーズ(PS2)」などがある。
もとの世界観がしっかりしているので、
遺伝子(コード)やオテロといった独特の設定も違和感無く読めた。
「どうしようもない意志にあがく者達」というテーマを
短い話数ながら見事にまとめきっている。
やはり最初から期間(約一年間)が決まっているものと、
打ち切られたものとでは、回数が同じでもストーリーのブレに違いが出てくる。
カラーのイラスト絵もキレイで、
ラストは希望的展開を見せながらも偽善になりすぎていなくて、
上手くまとまっていたと思う。

でも、やはり全13回では壮大なストーリーの足早感は否めない
個人的にはイギースマッシュ(ダグ)といった脇役が光ってた分、
セインロストRという主要キャラにイマイチ感情移入が出来なく、
ラストのvsロストRの戦いにも盛り上がりを感じられなかった。
あと、第一話のセインがニコを撃った場面の成り行きが、
実は意外とせこくて(ベタな展開で)残念だった。
SFが好きな人にはオススメ。
正直こういうメディア展開した(他の存在に干渉する)
SF漫画は苦手なジャンルだが構成がしっかりしていたので、‥7点!


※コード・エイジ(公式サイト)
4063636453コマコマ 3 (3)
米村 昇輝

講談社 2006-03-17
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◆ストーリー
授業は聞かない、制服着ない、ドぎついイタズラはお手のもの!
荻斗中の超問題児・樹が、棋士を志す青年・聖一に才能を買われて
賞金欲しさに名人を目指すことに。
早速、張り切る聖一に猛特訓を受けるが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:7
構成:6
キャラクター:5
オリジナリティ:4
マニア向け度:5
総評:5


◆淡々と個人的感想
初の連載作品となる米林昇輝氏が2005年から2006年にかけて
週刊少年マガジンに連載していた将棋漫画。
当時マガジンで一話目を読んだ時
主人公が教育実習生に嫌がらせヤンキーに報復全国模試満点(?)
一瞬で棋譜を記憶46コ目で勝っていたじゃん!
と衝撃(笑劇)の展開に度胆を抜かされた‥。
悪い意味での「超マガジン的な天才キャラ」が出ちゃってた。
主人公に限らず一様にキャラが軽すぎで、
変な喋り方のライバル少年棋士すっかり丸くなった真剣師(樹の師匠)
などなど、魅力を感じることが出来なかった‥。
作風も第1部ではショタなキャラがPOPに大暴れといった感じだったが
第2部になると突然、2年後とは思えないくらいの主人公の変わり様、
今度はうって変わって、ギャグを封印気味でシリアス路線に
(最初の頃の方がまだキャラが生き生きしていた)
そして、最後に二歩‥
こんなタカヤ並みのテコ入れをするくらいだったら
最初からどちらかに特徴付けて欲しかった。
ヒカルの碁と比べてはいけないかもしれないが、
圧倒的に画力キャラが負けている‥。
一応、将棋好きの人にオススメ??
絵や設定はまだ読めたんだけど、
キャラとストーリー展開の方が全くダメな作品だったので、‥5点!


<関連レビュー>
ヒカルの碁(2006/01/14付)
4091268412GS美神極楽大作戦!! 11 (11)
椎名 高志

小学館 2003-10-16
売り上げランキング : 84,095

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◆ストーリー
今や除霊は最先端のビジネス。
経済活動を妨害する悪霊たちを退治する、
それが「ゴーストスイーパー」。
美神除霊事務所の所長である美神令子と横島忠夫は、
今日も様々な現場に出向く‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:9
画力:8
構成:8
キャラクター:10
オリジナリティ:9
マニア向け度:6
総評:9


◆淡々と個人的感想
MISTERジパング」「絶対可憐チルドレン」の作者椎名高志氏が
1991年から99年まで週刊少年サンデーで連載されていた漫画。
中盤から黒幕(アシュタロス)絡みの少年漫画お決まりバトル要素も
描かれるようになるが、
ベースはコメディなので読んでいても重くなり過ぎていない
作品自体の展開は少年漫画の王道ながら、
高飛車で金に汚い女が主人公とか設定には独特のオリジナリティを感じる。
(ダメな漫画は突飛押しのない展開に偶然性を用いるが、
面白い漫画は必然性を用いていて辻褄も通りやすい。)
主要男キャラ(横島)は最初、名実ともにダメなやつなんだけど、
何故か女にモテるという漫画の不条理を
人間ではなく、もののけに好かれることや
人並みはずれた煩悩によって霊力がインフレする
という一応の目新しさがご都合に感じさせない。
お金に汚い美神もストーリーを通して変に偽善や良い人ぶったりせず、
一貫してそのキャラ像だったり、
横島の成長が「媚び」や「作者のエゴ」ではなく
自然に描けていたんではないかと思う。
そういった読者の求めている分かり易さと
作者の描きたかった痛快なテンポが上手くマッチしていた作品。

しかし、アシュタロス編が綺麗に終わり過ぎたので
その後の展開がまとまってなかったと言うか、物足りなさを感じた
あと、最初は存在が光っていた美神(主人公)が物語が進むに従い、
他キャラに食われていってしまったのが残念。
(その分他キャラが光っていたと言う事だが‥)
結構大人から子供まで楽しめる貴重な漫画だと思う。
全39巻という長編漫画にしてはとても読みやすいので、‥9点!


(有)椎名百貨店電網支店 (公式サイト)
C-WWW (ファンサイト)
406361252Xこぐまレンサ 2 (2)
ロクニシ コージ

講談社 2004-07-06
売り上げランキング : 146,038

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◆ストーリー
始まりは、『チチェ』
かつて、画家を志す1人の青年がいました。
けれど彼の描く絵には、ある「大切な物」が欠けていました。
それを手にいれるため、彼は『チチェ』という名の新たな世界を作り、
1人の女子高生をそこへ監禁しました。
その時から始まった、不思議な連鎖の物語‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:5
構成:5
キャラクター:6
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:5
総評:6     (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
すべてに射矢ガール」の作者ロクニシコージ氏が
2004年からヤングマガジンで連載していた漫画。
基本は「悪魔と契約してまで名作を生み出したい小説家」
「この世で一番不幸な人を探し続ける少年」
「15年先のオシャレ感覚を持つ女性」などという
一話完結物だが、後半から一つの物語に集約されていく流れ。
最初はY氏の隣人のようなストーリーで進んでいくのだが、
それに比べてキャラの掘り下げプロット等は
劣化版のような感じで今一つ。
その展開の仕方は斬新で、
チチェ」や「伊澤の性格」などにはオリジナリティがあったが、
読み終えてみると結局何がいいんだろって言うストーリー。
絵があまり綺麗でないから、ギャグにするかした方が良かった。
リアル物だと臨場感に達するまでの画力が足りない気がする‥。
あと、話同士を繋げるのなら全部繋げてほしかった。
繋げてない話はキャラも良い奴なのか、
悪い奴なのか分からないしオチも一体どうなったんだろって‥。
プロットがしっかりしてないので、
ちょっとダークな話も描いてみましたとしか映らない。(捻り方が不親切)
妙な不思議さはある漫画だったので、
もっと最初からチチェの話に絞って描けば面白くなったんでは?と思う。
全2巻なので、暇潰しにはオススメ?
一応は、まとまってはいるので、‥6点!
4091875432GO!GO!HEAVEN! 3 (3)
小原 信治 海埜 ゆうこ

小学館 2005-08-30
売り上げランキング : 47,131

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◆ストーリー
人生に希望を持てなくなった4人の女の子達がパソコンで知り合い、
みんなで自殺しようと考えるが
どうせ死ぬなら華やかな舞台で死のうと何故かバンドを組む事になる。
人生にネガティブなはずの彼女達だったが‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:5
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:6
総評:6


◆個人的感想
脚本家の小原信治氏が原作、作画は海埜ゆうこ氏により
ビッグコミックスピリッツで連載されていた漫画。

当初からメディアミックス展開されており、
加藤夏希主演でTVドラマ化もしている。
自殺」という重いテーマ自体をあまり深刻に掘り下げず、
物語をあえて(?)軽い感じのギャグ調にしたことで、
ブラックになり過ぎず倫理の点においても暗くなっていないので
社会問題を扱った題材にしては読みやすい。
キャラクターも主役4人の個性がそれぞれ出ていて、
台詞のやりとりや自殺を決意させるまでに至った過去など
全3巻にしては良くまとめてある。
特にアヤにおいては他のキャラの様に特殊な技能を持っているわけでもなく、
普通のダメな女の子でそんな普通の人でも不幸が重なると
死を考えてしまうというメッセージ性は十分あったと思う。

しかし、肝心の自殺という定義に関しては、
何度も「死ぬ」って言ってるものだからそれ自体に重みが感じられず、
本当に死のうと思っているのかというリアリティーがなくなってしまっている。
あと、絵柄の方も重い社会的テーマを扱うにしてはあまり上手くなく、
どちらかと言うと飄々としたギャグ漫画に合ってそうで
マジメにやってるように見えない(キャラ達が)‥。
せっかく青年誌で描いているのだから道徳の教科書な結末ではなくて
もう少し突っ込んだラストが見たかった。

社会風刺的漫画(DeepLoveなど?)が好きな人にはオススメ。
いまいちテーマと絵が合ってない感じがしたので、‥6点!
4091515185殺し屋1(イチ) 7 (7)
山本 英夫

小学館 2000-07
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◆ストーリー
日本で一番刺激的で面白い街、新宿。
そしてその中で更に面白い‥‥歌舞伎町のヤクザマンション。
そこを「イチ」と呼ばれる殺し屋が襲った!!
組長が殺され、やがてマンション、新宿全体を巻き込む抗争へと発展する。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:6
構成:8
キャラクター:9
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:6
総評:8


◆個人的感想
現在「ホムンクルス」を連載している山本英夫氏の代表作品。
(三池崇史氏が監督で映画にもなった)

この作品はグロい残酷シーンが多々あるので全く万人には薦められないが
次々と起こる衝撃的展開は読み終わった後も忘れられないほど強烈!
読んでいて現実的な痛さを感じるということは、
それだけリアルな描写が上手いともとれる。
(特に「宙吊りで油をかけられるシーン」とか
トレパネーションで性器を半分にされるシーン」はホント痛々しかった。)
これが薄っぺらい漫画だったら
どんなにキャラが細切れになろうとも全然痛さを感じない‥。
個性的なキャラクターも豊富で主人公のイチを始め、
正体不明のじじい、薬中のハゲ、怪力双子‥、
そしてなんと言ってもこの漫画の魅力は垣原に尽きると思う。
垣原の「必然性」もテーマの一つになっていて、
この作品の後半におけるストーリー軸に上手く入り込めている。
ホムンクルスの様に突き詰めた精神論ではなく
ある程度わかりやすい狂気やバトルを描いているので、
物語に一貫性がありスラスラ読め、
ラストのカレンとイチとの絡みやイチのその後も面白かったと思う。

ただ、主人公が圧倒的に強く、強さにおいては敵ナシなので
バトルにおける重厚さは物足りなかった。(ほぼ一瞬で決まってしまう)
あと、素朴な疑問として、何故5cmくらいしか付いていない刃で
人や扉が真っ二つになってしまうのだろと感じた‥‥。

グロシーンや性的シーンが嫌いな人には全くオススメできない。
「のぞき屋」より絵が上手く
「ホムンクルス」よりストーリーがあったので、‥8点!
4253230059こいこい7 6 (6)
もりしげ

秋田書店 2005-09-20
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◆ストーリー
平凡な高校生・哲朗と秘密の使命を持つ謎の女の子集団
「こいこい7」との共同生活が始まって‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:2
画力:7
構成:5
キャラクター:7
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:4
総評:3


◆個人的感想
単なる萌え漫画かと思ったら、そうじゃない。(「えん×むす」みたいな‥)
絵とかヘナチョコな主人公の周りに美少女が集まる設定とかは
お決まりのラブコメ漫画」調だが、
本筋のストーリーが安置なそれではなく何故か重い鬱話になっている。
この作者は、鬱×萌えという新境地を開拓しているの‥‥?
オリジナリティや変化があると言えばある仕上がりになっているが、
パンチラお約束漫画を見たい人には不快だし、
鬱の展開を楽しみにしてる人にとっては、パンチラが邪魔。
(酢豚の中のパイナップルのような違和感‥?)。
個人的には死や倫理に触れても中途半端な物になるだけなので、
お約束一辺倒にした方が分かりやすかったと思う。

でも、なぜか花札の縛りは面白い。
ひと味違う萌え漫画を求める人にはオススメ。
なんといっても中途半端な作品なので、‥3点!
4253147615GO (5)
金城 一紀 近藤 佳文


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◆ストーリー
在日韓国人である主人公・杉原が、
いわれなき差別や無理解を乗り越え、友人、家族、恋人、との
より良き関係を模索し力強く生き抜いていく様子を描いた青春漫画。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:5
構成:5
キャラクター:6
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:5
総評:5


◆個人的感想
私の場合は当時映画を見て、そして最近漫画の方を読んだ。
映画の方は、結構面白かったので期待して読んだら肩透かしを食らった。
ストーリーは伏線が書いてあるように見せてるのに
それが、回収がされてるようにもに思えないし、
親父がただの「とんでも野郎」に見えてしまう!
しかも人権問題も絡むので、暇潰しに読むのにも不向きだし、
誰に読ませたいんだろって感じ‥‥。
ギャグに見ても社会問題から見ても中途半端‥‥。
あと、小説の方は読んでないのでこれはあくまで「漫画」のみの感想です。
金城 一紀ファンの人は、一度読んでみては‥?
怒りが生まれるほどじゃないが、特に面白くも無いので、‥5点!
4063635260ゴッドハンド輝 23 (23)
山本 航暉


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◆ストーリー
名医揃いと評判の安田記念病院(別名ヴァルハラ)。
ここに赴任した真東輝は、ドジばかり踏む問題児だった。
輝は「命の危機」に直面したとき、類まれなる集中力を発揮する。
そして輝は「ゴッドハンド」を目指す‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:5
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:7
総評:5


◆個人的感想
医療漫画としてはまったくリアリティ&緊張感がない。
少年誌では難しいかもしれないが、
絶対死なない医療漫画と言う時点で
ジャンルとしては大きな負荷を背負ってると思う‥‥。
現況医療のテーマをうわべだけ扱って、
主観的に偽善を言われても正直好感が持てない‥‥。
主人公が真面目にやってるだけ、「WILD LIFE」よりましだけど。
これは、医療じゃなくてファンタジーなんだと割り切れる人にオススメ。
4091272916金色のガッシュ!! 21 (21)
雷句 誠


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◆ストーリー
ある日、高嶺清麿の家に謎の電撃少年ガッシュ・ベルが現れた。
実はガッシュは1000年に1度行われる魔界の王を決める闘いに
参加させられた、100人の魔物の子の一人だった。
次々と襲ってくる魔物たちとの戦いの中で、
「やさしい王さま」になるという目標を抱くガッシュ。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:8
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:9
総評:8


◆個人的感想
「努力、友情、勝利」が全部入ってる王道漫画!
戦闘場面でも少しギャグが入ってたりするので重くなり過ぎず、
シリアスとギャグのメリハリが調度良く感じる。
魔物とパートナーに必ず別れが来るので、
おのずと感動シーンが出てくるという設定は、ベタだが良い!
最近は多少ダレているが、結末が迫るほど面白くなること請け合い!!
読みやすいので万人にオススメ!
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