淡々と読んだ漫画を批評してみるブログ!!

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4088727037身海魚
田中 加奈子

集英社 1999-04
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◆ストーリー
天才科学者ローハンが作り出した、サメ型の人工生命体・身海魚(K-1号)。
彼は体のサイズを10mからミクロサイズまで変化させることができ、
体を小さくすることで人間の血液の中を泳いで
ウイルスを退治し、人々の病気を治すことを使命としている‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:5
構成:3
キャラクター:5
オリジナリティ:6
マニア向け度:7
総評:4


◆淡々と個人的感想
三獣士」「破戒王~おれの牛若~」の作者田中加奈子氏により
1998年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

病気をテーマにした異能力バトル漫画という点では新鮮だったが、
いかんせん作者の初連載作品ということで、
話の構成絵のデザインなど、
分かりにくい(見にくい)所が目立ってしまった作品だった。
この作者自体が女性のせいか、元が同人作家上がりだったせいか、
とにかく無駄に男の裸体シーンが多く、
主人公の諏訪大吉(K-1号にのっとられているけど‥)も
事あるごとに服が破れ、人前でも裸をさらすという、
一部の腐女子の方以外には嫌悪の対象でしかないお約束が満載で、
肝心のストーリー展開もK-1号の心の成長という
少年漫画の命題をなぞりたいが為に
キャラクターとしての毒々しさが無く、丸くなってしまい、
作品の良い部分の特徴が消されてしまっている。

次作の「三獣士」でもそうだったが、
この作者青年漫画の分野の方がまだ向いていると思う。
(でもヤンジャンの破戒王もイマイチだったけど‥)
あと、博士役の凶ローハン(34歳)に全く工夫が見られず、
ただオロオロするだけのかわいくないショタ系おっさんという、
どこのファン層にも受けそうに無い設定で‥。
それだったら一層のこと少年にしてしまうとかの技巧が欲しかった。
実力というか能力(センス)はある方だと感じるが、
その出し方というか方向が間違っているため、
ただの奇行だけが目立つ異端者に成り下がっているような気がする‥。

この絵柄が好きな人にはオススメ。
病気という着眼点は好きだったが、
三獣士にあったキャラの個性すらなくなってしまったので、‥4点!


<関連レビュー>
三獣士(2006/06/06付)
スポンサーサイト
4088732057召喚戦記サモンナイト 4 (4)
宮腰 真知

集英社 2001-12
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◆ストーリー
かつて、召喚師は召喚術を使って幻想世界リインバウムに
多くのものをもたらしていた。
そして100年後、大戦を起こした悪しき召喚師たち「無色の派閥」が、
再び世界を手に入れるために魔道具「呼び声の書」を求めて動き出した!
その野望を防ぐため、召喚師フロルドの遺志を継いだ
ルーディは、魔人・アシュタルを召喚する‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:7
構成:5
キャラクター:4
オリジナリティ:5
マニア向け度:6
総評:5


◆淡々と個人的感想
月刊少年ジャンプで2000年から約2年間連載されていた
宮腰真知氏による漫画。

原作はシミュレーションRPGのサモンナイトシリーズを元にしているので、
世界観召喚に関しての設定がきちんとしていて、
ストーリーを進めていく上で、破綻せず(全4巻22話ということもあり)
さくさく目的まで描いてあるので読みやすい。
作画についても処女連載作品(?)にしては、
最初からそんなに崩れていなく、召喚獣のデザインとかも良かったと思う。

しかし、私はこのシリーズのゲームはしたことないので、
漫画のみに関して言えば、
主人公を筆頭にキャラ達に個性みたいなものが感じられず、
みな一応に取って付けた様なセリフばかりを言っていて、
上辺だけで、本質が語られていない
あと、主人公は、最初大国を巻き込む戦争なんていうものに
全く興味がなかったはずなのに、何故か途中から、
誰かれ構わず助けようとする偽善ぶり‥。
(連載していたのが、月ジャンだったからしょうがなかったかもしれないが)
こういう未熟な術者絶大な力を持つ召喚者との関係を描いた漫画は
多々あるが(ARMSNORAなど)、いかに2人の関係の過程を
不自然なく描写していくがポイントになってくると思う。
そして、力の伴わない、伴っていないと読者に感じさせてしまうレベルで
カッコいい決めセリフ言ってもきれいごとにしか聞こえない
(RAVEのように)
ラストの最終決戦も打ち切り的急展開になり、尻切れもいいとこ‥。

サモンナイトシリーズのファンには一応オススメ?
この作品については、
少年漫画っぽいご都合展開が目立ったので、‥5点!


<関連レビュー>
RAVE(2005/09/19付)
ARMS(2005/10/28付)
NORA-ノラ-(2005/11/20付)
4091573223新暗行御史 (第12巻)
尹 仁完 梁 慶一

小学館 2005-11-18
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◆ストーリー
いにしえの国、聚慎には暗行御史(アメンオサ)と呼ばれる隠密要員がいた。
彼らは王の特使として秘密裏に地方を巡り、
悪政を糾弾し、庶民を救う聚慎の特殊官吏であった。
しかし、その聚慎が滅んでしまった今、
一人の暗行御史・文秀(ムンス)は浮き世をさすらっていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:9
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:8
マニア向け度:8
総評:8


◆淡々と個人的感想
アイランド(ビームコミック)」の韓国コンビ、
尹仁完氏:原作、梁慶一氏:作画により、
現在月刊サンデーGXに連載されている漫画。

この作品、実際に韓国(李氏朝鮮時代)にあった暗行御史という
官職や、数々の史実(伝記)を参考にしているので、
ストーリーを進めていく上で大きな破綻矛盾などはなく、
むしろ最初の方にあった伏線などが度々に活かされている
あと、梁慶一氏の絵が細部までとても細かく描かれていて、
キャラの表情にも感情の起伏を感じれる。
物語の本質も弱きを助け強きをくじくという流れながら、
単に勧善懲悪で悪を退治する、というスタンスではなく、
苦しみからの解放だったり、救いだったりするという
避けられない(答えのない)強烈なテーマがあり
それぞれが真剣に考えている様子がうかがえたところに好感が持てる。
さらに、過去編ではこれまでの、その大陸(亜細亜)っぽい作風から
西洋に舞台が変わったことにより新鮮さを感じた
今まで「ツバサ」とかその世界観をガラリと変えていった作品はあったが、
どれも一様に転回時や変化ごとに微妙な相違があったりしたのだが、
この作品は極めて濃いカラーを持っていたのにかかわらず、
上手く移り変わっていけていた

しかし、序盤の春香編柳義泰編に比べて
途中の活貧党編では少しテンポがダラけた様に感じてしまった。
敵側のキャラも多い割りにきちんと掘り下げていたし、
ラストは良い終わり方をしたとは思うのだけど、
気功みたいな超能力でキャラ同士における
パワーバランスが分かり辛くなってしまい、
結局遅い執筆の流れをより一層遅くしてしまった感は否めない。
(桂月香の妹を絡めるだけにして短めにまとめて欲しかった)
あと、巻末で「春香のあの格好が売りなんだ」と書いてあったりしたが
個人的にはあの半裸であるキャラデザ(服装)が痛い‥。
(もちろんアレがよいという人もいると思うが‥)
また、関係ないかもしれないが、文秀ビバップのスパイクに見えたり、
文秀阿志泰の再開のシーンがガッツグリフィスっぽく思えた。

カッコいい東洋系歴史モノが好きな人ならオススメ。
歴史ファンタジーというのはあまり好物なジャンルじゃないが、
絵、ストーリー、キャラ共に高レベルな作品だと思うので、‥8点!


新暗行御史 Official Web Site
<関連レビュー>
ベルセルク(2005/08/24付)
ツバサ-Reservoir chronicle(2005/10/11付)
4396763654しまいもん 2 (2)
IKARING

祥伝社 2005-08-08
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◆ストーリー
姉のヤヨイは美人秘書で自称出来る女。
妹のユウコはフリーターの天然ダメっ子。
この二人の姉妹が織り成す、痛快ギャグ漫画‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:6
総評:6


◆淡々と個人的感想
IKARING氏が女性誌のフィールコミック(?)で連載していたギャグ漫画。
バリバリの女性誌なんだけど、この作者の絵は
線が細くもなく、安野モヨコ氏の様に男性でも比較的読めると思う。
美人なのに理想が高くて彼氏がいない姉
無職でダメ男が好きという妹と言う設定で、
両方彼氏がいないという形より
人間的に優れている姉の方だけ彼氏が出来ないという形が
実は一見ダメそうに描いてある妹よりもダメっぷりさが冴えている。
そして、最初はタカビーキャラだった姉もだんだんダメキャラになっていき
そのギャップが一人ボケ突っ込みの様相を定していて面白い。
でも、一言で言うとさくさく進んで読みやすいんだけど、
読み終わった後、何も残らない作品
基本的に一話完結のギャグ物で、
ストーリー的にも繋がりはなく中身もあるとは思えない。
特に最後の方のまとめはギャグとしてもインパクト不足で、
何が言いたいのか?どこで落としたいのか?が分からない。
最初の方が勢いがあり、
全2巻にしては物語を通してのまとまりがなかった。
キャラの心理描写は女性側(当たり前だけど)なので、
やはり女性漫画を読める人の方にオススメしやすいかと。
そこそこ笑えるシーンもあったので、‥6点!


<関連レビュー>
花とみつばち(2005/09/21付)
働きマン(2005/10/17付)
4088766059不死者あぎと 5 (5)
なるしま ゆり

集英社 2004-04-19
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◆ストーリー
カトリック系女子校の聖ヨエル学園で、怪事件が続発。
その真相を解明すべく、学園に派遣された
公式エクソシストの天堂裂と柩あぎと。
果たして、本当に悪魔の仕業なのか‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:6
構成:5
キャラクター:6
オリジナリティ:5
客観的オススメ度:5
総評:4


◆淡々と個人的感想
少年魔法士(ウィングス)」や「原獣文書(ハックルベリー)」の
作者なるしまゆり氏が2000年からウルトラジャンプで連載していた漫画。
元々やおい系同人とか描いてたりする女性向け漫画家らしいが、
少年誌コーナーに置いてあったので読んでみた。
この作品にもボーイズラブっぽい感じはあるが、
女性キャラが混じることによってそういう雰囲気は薄い‥。
過去編のナトゥーラの話はベタな展開ながら
ストーリーとして上手くまとまっていて、
この作品の「狂気」みたいな部分が伝わって来たが、
現代に戻ってからは、ラストスパートの箇所なのにかかわらず、
ダラダラしていて絵的にも内容的にも盛り上がり不足‥。
第一冒頭でふれていた「揺り篭」や「柩のあぎと」、
あと「塩野の胎児」の謎も投げっぱなし‥。
余韻を残して終わらそうとかではなく、
ここまで行くと漫画を通じて何が言いたかったのかが、伝わって来ない。
(少なくても私には)
せめて、残酷シーンを描くならもう少し
ヒロインがエクソシストに目覚めるなりの成長の過程が欲しかった。
この作者のファンの方にしかオススメ出来ないかも。
一話一話の話としてはまだ読めたが、
全体を通してはキャラ等、力不足の感は否めなかったので、‥4点!
4757516088女王騎士物語 6 (6)
下村 トモヒロ

スクウェア・エニックス 2006-01-21
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◆ストーリー
少年エルトは、幼少の頃にパレードで見たアルマ姫に一目惚れして以来、
姫を守りたい一心で、最高峰の騎士「女王騎士」を目指すようになる。
そして、成長したエルトはアルシリア王国の女王騎士試験を受けに行くことに‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:7
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:8
総評:7


◆淡々と個人的感想
2003年より月刊少年ガンガンで連載されている
下村トモヒロ氏のRPG風ファンタジー漫画。
少年が騎士(ヒーロー)に憧れてそれを目指す」といった
ストーリー&主人公の成長などはよく言えば「王道」、
悪く言えば「ベタ」で何かもう一つ捻りが欲しいように思う。
キャラの心理描写も薄く、容易に想像出来てしまいそうな展開に結び付き、
見せたい所で感動出来ていない。
細かい聖騎装(エンチャントギア)やらの設定も
RPGからそのまま持ってきたものをそのまま漫画に詰め込んだっぽく、
ちょっとオリジナリティーに欠けるし‥。
しかし設定はベタだが、細かい展開には工夫が見られる。
絵は背景や描き込みなどは特別上手くはないが、
キャラデザやカラー絵は少年漫画っぽくて個人的には好き。
(巨乳やらメイドやら狙い過ぎはあるけど‥)
あと、意外にギャグパートの方が面白く、キャラ名には作者の勇気を感じる!
(ウンコプ・リプリーネタは私の中で鉄板です)
なのでシリアス場面になると一気にありきたりな漫画に感じる。
これからシリアス展開に傾かず、
一時期のハーメルンのようなテンションになってくれるのを願いたい。
このギャグが許せる人にはオススメ。
漫画自体は可もなく不可もなくだが、ギャグ部分は面白いので、‥7点!
425304526Xシャカリキ!―Run for tomorrow! (17)
曽田 正人

秋田書店 1995-08
売り上げランキング : 113,949

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◆ストーリー
関西のとある坂の多い町に引っ越して来た少年テルは
地元の二番坂を自転車で登りきり周囲を驚かす。
中学生になっても相変わらず自転車を乗り回しているテルは
ある日ユタという少年に得意の坂道でブチ抜かれてしまう‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:7
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:8
総評:8


◆個人的感想
(レビュー依頼により改めて読み直した後の個人的感想)
現在「capeta(カペタ)」を連載している曽田正人氏により
1992年から「週刊少年チャンピオン」に掲載されていた自転車レース漫画。
曽田正人氏の作品は「普通とは違うブッ飛んでいるような人物」を
主人公として描くが、本作は主人公の他にも
ライバルと呼ばれるようなキャラも皆ブッ飛んでいる者が多くて熱い!
め組の大吾」や「」などは
他のキャラは比較的普通の思考で主人公に振り回されることにより
際立てているのに対して、
本作は主人公と一緒にとんでも行動をすることにより
相乗的にシーンとして盛り上がっている。
あと、ベタだが怪我からの復活という設定もインフレしずに成長という
過程を描けていてよかった。(モンキーターンの様)
レース自体も数が少なく特に後半は本軸の
ツール・ド・おきなわ」だけに絞ってあり、
ダラダラと主人公の成長や新キャラの登場といった事柄を
描いていないことで展開をスッキリ読ませている。

しかし、改めて読み返してみると画力漫画としての
展開の組み立て
などは今と比べてまだ粗かった‥。
ツール・ド・おきなわ」のレースは実際の大会を元にしているので
しょうがないかもしれないが、
全てのキャラが登場している一度目の登坂が少しダレているのに対して、
最後の下りでのユタとの一騎打ちの方がシーン的には
盛り上がって見えていたのが残念‥。
(個人的には最後にハリスも入れての混戦で
それから一気に収縮していく感じが見たかった。)

熱いスポ恨漫画が好きな人にはオススメです。
少ないキャラ、少ないレースの中で
濃縮した内容の作品になっているので、‥8点!
長田裕幸(C)
(Amazonに画像が無かったので貼り付けのみ)

◆ストーリー
急激にスラム化が進んでしまった元首都の東麻都に取材にきた恵比寿香は、
都庁へ行く途中に売人達に見つかってしまう。
そこへ現れたのはタイと名乗る少年だった‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:7
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:7
総評:7


◆個人的感想
「トト!」や「MAGARA」を連載していた
長田裕幸(トト!の時から長田悠に変更?)氏の作品。

主人公やストーリーがやや子供向けな作品なのに
当時ヤングキング(?)で連載していたことに驚いた。
この作者はアクションシーンの描き方&スムーズなストーリー展開が上手い。
そして何より、個性的なキャラ(個人的には京極やトミー)や
オリジナリティ溢れる世界観にセンスを感じる。

トト!」の時もそうだったけど、敵キャラが仲間になるくだりも
物語自体がコンパクトな割りにとても自然で見れるシーンになっている。
タイの母親のエピソードも長すぎず軽すぎずでよくまとまっていた。
しかし、全2巻故に終盤のたたみ掛けが急すぎて
展開がご都合主義に見えてしまいもったいない‥‥。

途中まで読んでいたら、「新都知事の京極は薬物の投与により
花に支配されている
」というような設定が出てきて
「だから人とは違う位置にいて異常なまでにサイコなんだ‥」と思っていたので
ラストで小物ぶりを見せつけてあっけなく敗北したのは物足りなく感じた‥。
もし初めから短編ということが決まっていたのなら、
甲乙丙やナナ(アリスっぽい人)を登場させずに、
その分京極やカメ&ツルをもっと掘り下げて欲しかった。
(2巻にしては主人公側の主要キャラ居すぎ‥)
日本橋ヨヲコ好きな人とかデザイン重視の人にはオススメ。
この話自体よりも作者にセンスを感じる漫画なので、‥7点!(辛め)


※長田悠幸歯車競走
4063521281軍鶏(シャモ) 22 (22)
橋本 以蔵 たなか 亜希夫

講談社 2005-10-21
売り上げランキング : 71,748

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◆ストーリー
ある日両親、妹と暮らしていた高校生・成嶋亮が突然両親を刺し殺した。
そして16才の夏に両親を殺害してしまったリョウが、
少年院で待ち受けていたのは、地獄そのものだった。
そんな中、「信じる者は自分だけ」と強い信念をもち、
たくましく生き残る為ひたすら爪を研ぐ‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:9
構成:8
キャラクター:8
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:7
総評:8     (少し甘め)


◆個人的感想
AKIRA」や「漂流教室」のシナリオを書いていた橋本以蔵氏原作
たなか亜希夫氏作画の現在イブニングに連載の漫画。
いきなり、大人しそうな少年が衝動的(?)に
両親を刺し殺すシーンから始まるのだが、
22巻も出ている現在でさえもその詳細は語られていない。
逆に、直接的に事件のことは語らず、
両親を殺してしまったという業を背負い続けることによって
主人公がどんどんスレて行き堕ちていく境遇を
やったらやり返される」の精神で上手く描けている。
そして、最初はひ弱だった少年が空手に出会い、
身体や目つきまで変わっていく様子&その重々しいまでの世界観がすごい。
絵もどこか「バガボンド」ちっくで迫力がある。

しかし、悪く言えば「バガボンド」の劣化版に見えてしまう時も‥。
あと、もう一人の主人公トーマの闘う理由がリョウに対する想い
みたいな感じでイマイチ説得力に欠ける(まだ描いてないだけかもしれないが)。
トーマ編が終わってリョウ編が何事もなく普通に始まったのがだるい‥。
ただでさえ連載期間が長いので、
早く二人が出会い&対抗試合までの流れを描いた方が
作品自体がダラけないですむと思う。
個人的には17巻からのトーマ編に入って勢いが落ちたが
5対5マッチが浮上してきてから又、面白くなってきた。
リアルなエログロさがあるのでそこを飲み下せる人にはオススメ。
基本的に骨太でヘビィな漫画は好きなので、‥8点!
4592138872職業・殺し屋。 4 (4)
西川 秀明

白泉社 2005-01-28
売り上げランキング : 17,142

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◆ストーリー
職業・殺し屋。それは闇のホームページの殺人集団。
殺しの依頼者の報奨金を逆オークションに賭け、
安く買い取った者が殺人を行う。
普段はさえないサラリーマンとして生活している志賀了も、
「蜘蛛」と言う名で殺し屋の仕事を行っていた。
感情も無く、人の命を一瞬にして奪う卑しい職業‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:4
総評:5


◆個人的感想
昔、ガンガンで「アークザラッド」や「ZMAN」を連載していた
西川秀明氏が現在ヤングアニマル嵐で連載している作品。
一言で言うとエログロサイコな薄々漫画‥
逆オークションという設定で主人公の殺し屋たちが、
依頼を競り落とすというのは斬新だった。
これにより複数の殺し屋たちそれぞれの個性が出てきて読みやすい。
基本「悪い奴を殺す(弱い者からの依頼で)」という話だが
殺しという行いが偽善になっていなく、
きちんとダークな世界と日常の世界を描き分けていて、
けして正義の味方として描かれてないところに好感が持てる
そして主人公の志賀了・「銀髪」の蜘蛛やめぐみ・「蟷螂」の
ブッ壊れ方(狂喜)は読んでいて面白い。
あと、表紙のカバー絵も好き。

でも、作品のベースになっているのが
エログロで、エロはその半分も占めている‥‥。
なので美少女漫画宜しく、随所に意味の無いエロシーンが散りばめられていて
もう半分はスプラッターシーン‥。
キャラとしての矛盾さはあまり感じないが、
ストーリーの厚みも全く感じない
しかも個人的にこの作者の絵は、
テカテカして目がでかく女キャラの裸体にエロを感じれない。
結局ヤングアニマルによくありがちな、性と暴力を安易にくっ付けた漫画
エログロスプラッターが好きな人にはオススメ。
設定は良いけど、ストーリー展開がとても安直なので、‥5点!
4063462455シュガー 7 (7)
新井 英樹

講談社 2004-06-09
売り上げランキング : 53,115

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◆ストーリー
石川凛、16歳。とびきりイキのいい人気者でヤンチャ者。
北海道の小さな町で母と祖父母に育てられそして今、
高校を中退し話の流れでなんとなく東京に出ることにした。
そして東京の料亭に行かなければならないはずの凛は、
欣二に元に行っていた‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:5
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:6
総評:6      (少し甘め)


◆個人的感想
週刊ヤングマガジンに連載中の「RIN」の生い立ち編。
当時連載していた雑誌「アッパーズ」が廃刊して打ち切り気味に完結‥、
そしてヤンマガで復活のはこびにらしい。
キーチ!!」もそうだが、新井英樹氏の描く天才像は、
才能ありきなので、努力もしないで勝つという展開が上手く成り立っている。
そして凛の他、会長欣二など濃すぎるほどのキャラがいて、
表情や感情の起伏など読んでいて面白い。
あと、スピードやパンチを繰り出す一瞬の思考などが
リアル&スローモーションで表現して
コマに重量感があり描き手にセンスを感じる。

しかし、良くも悪くも石川凛大暴れな作品
クセがあるので、読者が極端に限定されると思う。
私にとっても、勢いやセンスは感じるけど、
着いて行けない箇所が多々あり、読んでいて全く共感できない。
絵もリアルじゃない生々しさがあり漫画っぽい上手さというのはない。
あと、打ち切りということで仕方ないかもしれないが、
ボクシングシーンが全8巻の割りに少なく、
全編を通してキャラの異常さだけが目立つ作品になってしまっている。

この作品のキャラに共感できる人にはオススメ。
主人公が「キーチ!!」に比べ暴れ過ぎているので、‥6点!
4063710106遮那王義経 14 (14)
沢田 ひろふみ

講談社 2005-09-16
売り上げランキング : 9,451

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◆ストーリー
時は平家が権力を握っていた平安時代末。
旅芸人の少年・漂太は自分と外見が瓜二つの牛若丸(源義経)と出会い、
突然身代わりを依頼された‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:6
総評:6


◆個人的感想
山賊王」の沢田ひろふみ氏が月刊少年マガジンで連載している漫画
月刊誌で連載しているので、多少展開スピードは遅く感じるが、
その割にはテンポよく読める。
物語はまったく忠実というわけでなくてオリジナリティがあり、
細かい時代背景武器などの道具も上手く描けている。
話も旅芸人の漂太と牛若丸が入れ替わってそれぞれの生活をしたり、
周りの人に支えられながら平清盛を出し抜いたりるところや、
牛若丸が死んで
漂太が牛若丸として生きていく覚悟をしたシーンなんかは面白かった。

でも、義経に元服して奥州を目指し始めたところから
話がつまらなくなってきた‥。
以前は、行動に「必死さ」と「ふざけ」のメリハリがあったが、
今は生意気なガキが兵法を用いて大人を出し抜く
みたいな形になっていて、全く義経に好感が持てない。
キャラもイマイチ立ってないし‥。
特に弁慶があまりにも情けないのと、最近は中途半端な女キャラ出過ぎ。
まだ旅芸人の子供達の方が印象が強い。
パターンも「主要キャラに出会い⇒小悪党がちょっかいを出してくる
⇒義経が兵法を使って倒す⇒仲間になる」っというワンパターン‥‥。

義経好き、歴史好きの人にはオススメ。
最初の方は面白かったが、主人公に魅力が無くなってしまったので、‥6点!
4063635686女子大生家庭教師濱中アイ 4 (4)
氏家 ト全

講談社 2005-08-17
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◆ストーリー
ごく普通の男子中学生・小久保マサヒコのところに
主人公の女子大生の濱中アイが家庭教師としてやってくる。
そして、マサヒコの幼馴染・天野ミサキと
アイの大学の先輩で家庭教師の中村リョーコ、
その生徒でマサヒコのクラスメート・的山リンコらも集まり‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:7
キャラクター:7
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:7
総評:6     (少し辛め)


◆個人的感想
ヤンマガに載ってる「妹は思春期」と同じ作者。
少年誌に連載していることもあり「妹は思春期」に比べて
抑え気味だがやってることは下ネタ一辺倒。
下ネタ直球の割にはあまり表現がグロくなく、
毎回6Pくらいに物語もうまくまとめているのに好感が持てる。
いろいろなキャラクターのボケ&天然に、
時には激しく、時にはやんわり突っ込むマサの掛け合いが面白い。
これから受験→卒業に向けてどういう展開に持ってくのか楽しみ!
最近、エロに力を入れているマガジンらしい作品で、
話がエロいのに絵はエロくないという所が、
話がエロくないのに絵は何故かエロくもっていくという、
パンチラ漫画よりはマシ‥。(神戦とかエアギアなど)
でも、毎回同じ展開なので読んでも読まなくても同じ‥‥。
個人的には昔やってた「Let'sぬぷぬぷ」の方が好きだった。
お約束の安心感に浸りたい人にオススメです。
安定しているが突飛した面白さではないので、‥6点!
4253208835ショー・バン 23 (23)
森高 夕次 松島 幸太朗

秋田書店 2005-07-08
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◆ストーリー
親友同士の小沢番太郎と土山伸郎は涼山中学に入学、
2人はそろって野球部に入った。
最初は中学生のレベルの高さに不安になるも
日々の練習で多くの事を吸収してゆく‥‥。


◆評価
ストーリー:6
画力:7
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:6
総評:7


◆個人的感想
中学生野球なのでむやみに強すぎず、
練習するごとに上手くなっていく様が見える。
ただ単純に試合を描くんじゃなくて、
その試合&大会にテーマを絞って描いてあるので、
ダラダラになっていなく、展開も早い。
「オレはキャプテン」みたいな感じ!
淡々と進むので良い意味で先も分からない。
でも1コマ1コマの臨場感がイマイチ感じないので
スポーツ漫画に不可欠な「手に汗握る展開」にはなっていない気がする。
最初の方は、上手くなっていく様が見れたが
途中から番太郎のインフレ化が出てきて、
他のキャラ(他の部員)が薄くなってしまった。

超人などが出ないリアル系少年野球漫画が好きな人にはオススメ。
巻数が出てる割には、淡々としていて読みやすいので、‥7点!
4253230466シグルイ 4 (4)
南條 範夫 山口 貴由


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◆ストーリー
江戸時代初頭、天下の法に反して
駿河城内で挙行された真剣御前試合で対峙したのは、
片腕の若武者と盲目の天才剣士だった!!


◆評価 (10段階)
ストーリー:9
画力:7
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:6
総評:8


◆個人的感想
血や内臓が出まくりで、山口貴由独特のグロさがある作品。
登場人物たちの様々な心情(愛憎、因縁、執念、野心、嫉妬など‥)が描かれ、
そして、それに江戸の時代背景が上手くマッチして生々しく表現できている。
特に伊良子が虎眼流の師範代を闇討ちにしてゆくシーンはよかった。
だが、原作があるためか「覚悟のススメ」等にあったコミカルさはなく
シリアス一辺倒な展開!
個人的にはあのギャグともシリアスとも言えない(見事な決めゼリフ達)
のも含めてこの作者のセンスが好きなので残念だった‥‥。
今までのSF調の作品ではなく、
時代物なのでこの作品にコミカルは要らないのかもしれないが‥‥。
絵が嫌いでなければ、是非読んで欲しい。
これから面白くなりそうなので、今のところは‥8点!
408876448X死刑囚042 (2)
小手川 ゆあ


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◆ストーリー
死刑制度の廃止を検討している政府は、ある実験を開始した。
死刑囚042号=田嶋良平は脳の破壊活動を司る部位にチップを埋め込まれ、
とある公立高校へ用務員として派遣される‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:6
構成:5
キャラクター:5
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:6
総評:5


◆個人的感想
他のレビューを見ていると高評価が多いのですが、
この線の細い女流漫画風タッチの絵柄はどーも好きになりません。
ストーリーも全5巻あるが、面白かったのは053号の所だけでした。
死刑囚と言う倫理のジャンルなのに主人公側のきれいごとにしか
スポットを当ててないような気がしてならない。

しかも30過ぎのオッサンのくせに相手が人妻の次に女子高生って‥。
どっちも犯罪じゃん!!
「ゆめ」のフラグいつの間にか立ってました??
ラストも無理矢理もっていった感じがするし、
リアル物のはずなのに個人的にはファンタジーにしか読めませんでした‥。
死刑囚ものだったらALIVEの方が面白い!
良いところは、5巻で終わってダレずに済んだところくらい。
一般的な評価は高いみたいなので、一度読んでみるのもいいかも‥。
読みやすいが、キャラが薄っぺらいので、‥5点!
4088733282少年エスパーねじめ 2 (2)
尾玉 なみえ


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◆ストーリー
少年エスパー響ねじめは少年エスパーである!
2歳にして3歳半のやる事を3回に1回は完璧にこなし、
5歳ですでに大人料金でバスにのり、
中1までは女湯に入場し続けるという気概の少年ねじめの愉快漫画!


◆評価
ストーリー:7
画力:7
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティ:10
客観的オススメ度:7
総評:8


◆個人的感想
キャラ絵やギャグセンスが全く王道ものではなく
独創的なので好きか嫌いかにはっきり分かれる漫画。
個人的にはこの作者のセンス好きでした。
尾玉作品の特徴として、「ばちこ~ん」とか「ゴグシャ」、「わやくちゃ」
などあまり聞きなれない言葉が逆に新鮮!!
当時この作者が出す攻撃(ギャグ)を
見事に食らっていた自分(ツボIN)が恥ずかしいです‥。
週刊の方じゃなくて月刊ジャンプに行けば
ギャグ日和」に取って代われたんではないかと思う。
でも絵と下ネタに拒否反応を示す人がほとんどかと‥‥。
このセンスが好きな人だけ読んで欲しい!
逆に2巻くらいの方が読みやすいので、‥8点!
4063141810地雷震 14 (14)
高橋 ツトム


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◆ストーリー
主人公の新宿署の刑事である飯田響也が、
相棒のハチマキと共に事件を追いながら、自分の過去に迫る‥‥。


◆評価
ストーリー:10
画力:7
構成:8
キャラクター:8
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:9
総評:8


◆個人的感想
この作者の原点であり全て。
最初の方は線も細く弱々しかったが、
途中から段々絵に迫力が出てきて上手くなっていった!
まさに高橋ツトム成長の証!!
犯人のバックグラウンド心情もしっかり描かれていて、
犯罪事件がうすっぺらい物になっていない事にも好感がもてる。
(安直な勧善懲悪になっていない!)
特に最終章で今まで感情を表に出さなかった主人公が見せた、
人間臭さは読んでいて面白かった。
でも、こういうサスペンス系が好きでない人にはダメかもしれない‥。
高橋ツトムファンなら間違いなく読みです。
最初の方の絵の至らなさを差し引いて、少し辛めの‥8点!
408873694Xシャーマンキング (32)
武井 宏之


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◆ストーリー
「あの世とこの世を結ぶ者」、それがシャーマンである。
500年に一度開催されるシャーマンの王、
シャーマンキングを決めるシャーマンファイトが始まる。
これは多くのシャーマン達の熱き戦いの物語である‥‥。


◆評価
ストーリー:7
画力:6
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:7
総評:6


◆個人的感想
未完と言う形で終わってしまった‥。
確かにトーナメントの2回戦くらいから、キャラ生き返りまくりで、
テンポもダラダラ(ゆるゆる)の収集がつかなそうだった‥。
いろいろあるだろうがこれだけ連載が続いたのにあんな打ち切り方をして、
作者より編集の方に読者を舐めてるのかと怒りを感じる!!
個人的には予選の頃とか好きだったので、
雑誌変わってでも最後まできちんと描いて欲しかった作品‥。
作者のセンスはいいので、一度読んでみても良いかも。
前半の貯金を最後で使い切っちゃったので、平均点の‥6点!
4063635376ジゴロ次五郎 14 (14)
加瀬 あつし


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◆ストーリー
デブの次五郎は喧嘩最強の兄、美少年の弟に挟まれ全くモテなかった。
ある日念願の車(シルビア)を買ったが、
それは意思があるかの様に様々なトラブルに巻き込まれる妖車であった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:6
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティー:5
客観的オススメ度:7
総評:5


◆個人的感想
この作品の見所は下ネタ親父ギャグのみ!!
それが無かったらダメ漫画の刃森作品レベル。
内容も薄っぺらくて、
とりあえず不細工な男でもモテさせておけばいいやって感じがするし‥‥。
途中普通に次五郎がヤンキーをブッ倒しちゃうところとか何故?って感じです。
「カメレオン」の方はストーリー的にもまだ読めたんですが‥‥。
しかし、下ネタの腕前は天才的なので、それが好きな人にはオススメ。
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