淡々と読んだ漫画を批評してみるブログ!!

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4063610551ヒミズ (4)
古谷 実

講談社 2002-07-05
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◆ストーリー
現実主義者の中学生・住田は筋金入りのニヒリスト。
善良であること、人に迷惑をかけないように生きていくつもりだ。
しかし、母親が駆け落ちしてからは、
川沿いの小さな家に一人で生活する羽目になる。
そして否応無しに進行する彼の青春とは‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:8
マニア向け度:8
総評:6


◆淡々と個人的感想
行け!稲中卓球部」「わにとかげぎす」の作者古谷実氏により
2001年から週刊ヤングマガジンで連載されていた漫画。

稲中」や「僕といっしょ」など以前のギャグ路線とは一線をかいし、
今作から「シガテラ」「わにとかげぎす」と
終始ダークな不道徳をテーマとしている。
この作品では「ごく平凡な人生を望む主人公が
普通の人生からどんどんと外れていくレールの上で、もがき不安を抱える」
という題材に従い、序盤は少し変わり者ながら(プレハブ暮らし)
周りの友達に囲まれ、平凡とも言える将来を目指せていたが、
途中母が失踪した辺りから、ぐっと状況における基準が下がり、
非日常的な展開になっていく。
一つのテーマとしてやり尽くした感のある「」というものを
中学生の主人公で古谷氏独特の客観的(?)目線を誠実に描くことにより、
改めて考えさせられるというオリジナリティがあった。
個人的な意見を言わせてもらうと、
「誰かが幸運になる裏で同じだけ誰かが不幸になっている」と思う。
これは多くの堕作品がご都合幸運になっているのに対し、
残酷なまでに悲惨な青春を描き切った不幸な少年の物語として読める。

しかし、この漫画とにかく暗く
その上とことん救いもなかったりするので、
人によっては読後感すこぶる悪い
(特に稲中の勢いのあるギャグが好きな人には苦痛かも‥)
たえず、中学生にしてみれば冷静な主人公の心理描写が、
全くの主観で描いてあるので、人道を外れている自己満足の行為を
他キャラに否定されていようとも
あたかも当然のように続いていく様は読者層を限らせる要因‥。
ラストもこの作品に見られる唐突な終わり方だったので、
ストーリー展開に盛り上がりもない。

暗い話が嫌いな人にはオススメできない。
一つの考えとして良いか悪いかは置いといて、
作者が真剣に取り組んでいたのは感じたが、
漫画の面白さでいうと「‥?」なので、‥6点!
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4861271258PEACE MAKER鐵 5 (5)
黒乃 奈々絵

マッグガーデン 2005-03-10
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◆ストーリー
時は幕末。京都では名高い新撰組に一人の少年が門を叩く。
彼の名は市村鉄之助。
親の仇を討つために泣く子も黙る新撰組へと入隊しようとするが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:9
構成:6
キャラクター:6
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:5
総評:6


◆淡々と個人的感想
現在「殲鬼戦記ももたま」を連載している黒乃奈々絵氏が
月刊少年ガンガン(新撰組異聞版)と月刊コミックブレイド(鐵版)で
連載していた幕末漫画。
これも「魔探偵ロキ」と同じで、なんだかんだあった作品。
最初の方はバックボーンも何もない、
ポッと出の主人公が、ギャーギャーわがまま言っている
というベタな同人臭い感じでイマイチだったが、
池田屋事件から主人公の対極に「鈴」が出てきて面白くなってきた。
新撰組という、落ちていく(破滅していく)物を題材にしているので、
王道の漫画にないアンハッピーな様が物語を暗くして、
カッコつけのシーンでも余り臭く感じなく良かった。
あと絵も上手く、斬りつけるバトルシーンでは、
黒ベタのタッチが絵を重くしシリアスな迫力が出ている。
成長するテンポも早いので(リアル年月も早いけど)、
ダラダラした感じはあまりなく展開があっさり早い。
しかし、驚くほど全くの途中で連載が止まってしまって、
打ち切りよりタチが悪い。

(せめて油小路編が終わるまでは描いて欲しかった。
しかも、現在は違う漫画を連載しているので、
この物語の続きが描かれる可能性は無いに等しい。)
これではせっかく最後まで読んでも嫌な後味が残るだけ‥。
あと、さすがにキャラが狙い過ぎって感じも読んでいてツライ。
可愛い&綺麗な男子が満載なので腐女子の方にオススメ。
絵やオリジナリティなど見るべきところはあるが、
こんな終わり方だと読後感が悪すぎるので、‥6点!


<関連レビュー>
魔探偵ロキ(2006/02/15付)
ピルグリム・イェーガー
(Amazonに画像が無かったので貼り付けのみ)

◆ストーリー
時は、16世紀ヨーロッパ。
イタリア・ルネッサンスが花開くとともに、
絶え間ない闘争が繰り広げられる時代。
ナポリのとある都市に2人の女芸人、アデールとカーリンがいた。
そして、同じ頃ローマでは「フラーテの予言」を廻って
遂行者と阻害者達とのひそかな戦いが始まろうとしていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:9
構成:8
キャラクター:9
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:7
総評:8


◆個人的感想
マルドゥック・スクランブル(小説)」の冲方丁氏が原作、
伊藤真美氏が作画を担当している叙事詩的SF漫画。

2001年からヤングキング・アワーズで連載している。
言葉や人名・地名、設定などの固有名詞が多く最初はとっつきにくいが、
その独特で裏付けのある世界観にハマって行くと
なかなか抜け出せなくなってしまう魅力がある。
そして、個人的に伊藤真美氏が描くキャラクターは
作中多いながらもきちんと描き分けられていて、
特殊能力の小ネタ台詞回しアクションシーンなど
ページから感じる「疾走感」は類まれなるものだと思う!
あと、主人公達とは違うところでメインの話が進んで行き
それに巻き込まれていくまでの場面の切り替え(主人公達と他の銀貨達)
も読んでいて作品がダレずに面白い。

しかし、話自体が中世ヨーロッパの宗教思想の濃い漫画であり、
キリスト教の専門用語や当時の習慣、ストーリーにおいての隠語などが
かなり多く出て分かりにくい内容‥。
しかもアワーズ自体月刊なので、雑誌で読もうとするとさらに複雑化してしまう。
あと、物語の展開スピードがゆっくり描かれ過ぎていて
4年も連載しているのに敵の7人の遂行者の内
まだ1人だけしか出てきていないし‥。
この作品もきちんと完結するまでまだまだかかりそう‥。

中世ヨーロッパの世界観が好きな人には是非オススメ。
宗教色は強いのが、作品としての完成度は高いので、‥8点!


※ピルグリム・イェーガー公式HP
4088735048ヒカルの碁 (23)
ほった ゆみ 小畑 健 梅沢 由香里

集英社 2003-09-04
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◆ストーリー
ある日、小学6年生の進藤ヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。
その時、突然碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為の魂が
ヒカルの意識の中に入り込んだ。
佐為の囲碁に対する一途な思いが、ヒカルを囲碁の世界へと導いていく‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:9
構成:8
キャラクター:6
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:9
総評:8 (少し甘いが)


◆個人的感想
1999年から週刊少年ジャンプで連載されていた作品で、
原作はほったゆみ氏(代表作:ユート)、画は小畑健氏(代表作:DEATH NOTE)
監修は梅沢由香里氏がそれぞれ担当していた。
最初の設定で
「小学生の主人公が霊に取り憑かれ、メキメキと碁を上達させる」
と言ういかにもベタな少年漫画らしい始まりだったが、
主人公・ヒカルが囲碁に興味を持ち出しプロを目指す件は良く描けている。
本作は「ほったゆみ氏」の緻密な取材と現実的な思考
特にキャラの自然な台詞や淡々とした展開
(「ユート」も同じポテンシャルで
描いておきながら人気が出なかったのは画力のせい?)と
「小畑健氏」の圧倒的な画力や魅力的なキャラによって編まれており、
絵とストーリー両方の観点からも面白い作品と感じる。

また「囲碁」漫画であるにもかかわらず「囲碁」を全く知らない人でも
何の問題も無く作品を読む事ができる点が素晴らしい。
(アイシールド21における「アメフト」の様なもの)
しかし、長くやり過ぎたのか、早く終わり過ぎたのか、
連載が中途半端なところで終わってしまった感は否めない。

ヒカルと佐為の話のはずなのだから、もう少し佐為を現世に留めるか、
または、佐為が居なくなったのなら
北斗杯編は初めから最終章という流れで描いて欲しかった。
これが、編集サイドが人気作品を終わらせないために
安直に引き延ばした結果なら残念だ‥‥。
でも個人的には小畑健氏の絵は子供のキャラが多い本作よりも
今の「DEATH NOTE」の方が合っている思う。
(顔が端麗すぎて感情移入できない。
いくらなんでも16歳の高永夏には違和感を覚えた‥)
キャラ萌えとストーリー両方から楽しめます。
ヒカルが徐々に成長していく様や佐為の別れから立ち直る様は
とても良かったので
(あの桜木花道を彷彿とさせる)、‥8点!


※ヒカルの碁終了に関するデータベース
4253058760BM ネクタール 4 (4)
藤沢 勇希

秋田書店 2001-01
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◆ストーリー
人口増加による食料危機のため、ゴミを食べ人間の食料となる
究極のリサイクル生物BM(バイオミート)が作られた。
厳重に管理されていたBMだが、
大地震によって町に逃げ出し瞬く間に町はBMだらけに‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:5
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:6
総評:7


◆個人的感想
漫画制作の傍ら「アルザマス16」という劇団も主宰している
藤澤勇希氏が週刊少年チャンピオンで連載していた作品。

(他の代表作は「球鬼Z」や「UKキングダム」など)
「近未来の日本。深刻になった食糧危機とゴミ問題を同時に解決すべく
新たに遺伝子技術で『BM』という生物が作られてる」
という設定がとてもリアル且つ論理的で読んでいても疑念を持たない。
いくらSF調な話でもあまりにも現実的な可能性がないと
作品に感情移入できないので‥‥。

個人的にもこういうパニックホラー系(バイオハザード系)の漫画は好きなので、
死んじゃいけない様な主人公達がホントに死にそうになるとドキドキしてしまう。
とくに単行本1、2巻の1部だけなら10点でも惜しくなかったが、
2部以降(特に3部)この系列の漫画の最大の魅力である
「キャラがいつ死ぬか分からない」といった設定が崩れ
雑魚以外はみなどんなピンチになっても助かってしまうようになる。

これでは「ブリーチ」の様にシ-ンに緊迫感も無くなってしまい
ストーリーにしても引っ張りすぎの部分だけが目立ってしまう‥。
もっと主人公達でもどんどん死んでしまう様な危機感が
最後まで描けていると面白かったと思う。
絵があまり綺麗でないので、万人向けではないが
バイオハザード物が好きな人にはオススメです。

少なくとも途中まではストーリーと設定が良かったので、‥7点!
4253202500B.M.N 13 (13)
SP・なかてま

秋田書店 2005-09-08
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◆ストーリー
ケンカが大好きな中学2年生の健一郎と虎太郎。
2人はひょんな事からB.M.Nと呼ばれる
ストリートファイトに巻きこまれてしまう。
訳がわからず戦う2人の前に前田明日という少年が現れ‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:6
構成:8
キャラクター:8
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:6
総評:6


◆個人的感想
月刊にしては話のテンポもいいし、キャラも立っている作品。
短い各話ごとのストーリーにも思想行動がよく読み取れていて
ただの勢いだけのリアルバトル漫画ではないと言う作者の考えが分かる。
試合も長くなく月刊でも飽きないし。
最初の方は、絵もコマ割りも見づらかったが、最近は落ち着いてきて、
格闘シーンの動きもとてもスピード感ある作りになっている。
しかし、キャラ達の心情が普通とは全く違う人(格闘技者ゆえ?)なので、
「格闘に全てをかけた考え」とかは読者に伝わりにくい。
もしくは理解されないので、
どんなに複雑な心情、かけひきを行っても分かる人にしか分からない‥。
大の大人が生活をかけてまで、ただ喧嘩するだけとは‥。
あと、絵があまり上手くない気がするのと
キャラが次から次ぎに出て来ては消えるの「やられキャラ」が多いのが残念。
本格総合系漫画なので格闘技ファンにはオススメ。
結局はストーリーが薄々なので、‥6点!
4344801989羊のうた (第7巻)
冬目 景


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◆ストーリー
高城一砂は幼い頃に母を亡くし、父親の元を離れ生活を送っていた。
ある日、実の姉・高城千砂と再会する。
そして、姉から父の死を告げられた一砂は、高城家の「病」の事を聞かされる。
その病とは吸血鬼のように他人の血が欲しくなるという奇病であり、
千砂自身もその病に冒されていた‥‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:6
キャラクター:6
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:7
総評:6


◆個人的感想
この作品、好きな人とそうでない人が分かれる。
他の方のレビューでは評価が高いようですが、
個人的にはあまり面白くなかったです、すいません。
キャラが皆、自己満足のかたまりで思春期のワガママに見えて
感情移入できないし、読んでも読んでも話が全然進まなく、
最後まで「何が言いたいんだろ?」って思ってしまった‥。
正直すごいつまらないってわけじゃないけど、
漫画としての派手さや意外性という面では突出したものはない。
絵も上手いんだけど、線が細く勢いが感じられないし。
(それがこの世界観と言ってしまえばそれまでだけど‥‥)
微妙な心理表現が多いのでそれが私に響かなかったんでしょうか‥?
漫画っぽいというか、文学作品っぽいので小説好きの人にオススメかな。
ジャンルは、新鮮なんだけど驚きとかが無いので、‥6点!
4063613372彼岸島 11 (11)
松本 光司


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◆ストーリー
主人公の明は、行方不明の兄を捜す為、友人達と共に彼岸島に赴く
一年中彼岸花が咲くその島では、主人公の兄・篤が、吸血鬼と戦っていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:6
構成:5
キャラクター:6
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:7
総評:6


◆個人的感想
この作品のキャッチコピーは、「サバイバルホラー」らしい‥‥。
確かに最初の方の吸血鬼と戦うところは、
何度倒しても起き上がってくるさまにゾンビ的な恐怖を感じ、
島に着いてからの戦いもリアルでとても生々しかった!
でも途中から戦うシーンが多くなり、主人公のハイパー化も進んで完全に吸血鬼を雑魚扱い、
しかもデカイ邪鬼(オニ)とかが出てきちゃうし‥。
現実世界と物語のギャップが小さいほどホラー物の恐怖は引き立つのに
非現実的なバトル漫画になってしまったのが悲しい。

この時点で作品に感情移入ができなくなりました‥‥。
最近では「日本軍」まで出てきてストーリー展開もダレダレ!
2chでスレが立っているのでそれと一緒に見れば面白さ倍増‥?
発想とテーマは斬新だったが、ただのバトル漫画と化したので、‥6点!
4088738195ピューと吹くジャガー 9 (9)
うすた 京介


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◆ストーリー
スター養成校・ガリクソンプロで笛科の講師になった、
謎の笛男・ジャガージュン市さんと、
ギタリスト志望だが、成り行きでジャガーさんに笛科に入れられた
「ピヨ彦」こと酒留清彦、
そして楽しい仲間達が繰り広げる青春コメディー。


◆評価
ストーリー:6
画力:4
構成:6
キャラクター:7
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:6
総評:6


◆個人的感想
毎週7~8Pでまとめる構成力は素直に感心!
パワー(勢い)で笑わせると言うよりもツボをついて笑わせるといった感じで、
この作者はショートの方が力を出せると思う。
でも個人的にはパワー系のギャグが好きなんです‥‥。
面白い時とつまらない時の差が激しく、
最近は特に面白い回が少なくなっていて、
読んでいていつの間にか読み終わってしまうことがある。
うすた先生のギャグがハイセンスなので
凡人(私)には理解できないという事なのかな‥‥。
(昔も「マサルさん」より「幕張」派だったし‥)
あと、絵柄に癖があるのと、
作者独自の世界観なので一般うけはしにくいかと‥‥。
だら~っとしたのが好きな人はオススメです!
センスは感じるが、それが笑いと結びついて伝わらないため‥6点。
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