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4253205372カオシックルーン 7 (7)
山本 賢治

秋田書店 2004-08-26
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※この評価は、「カオシックルーン(無印)」の方のみです。

◆ストーリー
飛行機事故でたった1人生き残った高校生、源リョウガ。
彼は事故の真相を知るために謎の「学校」と呼ばれる施設に入るが、
そこではカードで怪物を召喚し殺しあう、死のゲームが行われていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:5
構成:5
キャラクター:8
オリジナリティ:9
マニア向け度:9
総評:6     (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
ブラック・ジャック(リメイク版)」「カオシックルーンES(RED)」
の作者山本賢治氏が週刊少年チャンピオンで連載していたモツ漫画。
ちなみに現在のES版では今の所リョウガは全く出てこなくて、
新主人公の堂馬のストーリーになっている。
これから進むにつれて無印版とのストーリーがからんでくるのかな??
この漫画、最初は普通にカードバトルしていて
ブロッコリーがらみのトレーディングカードをモチーフにした企画もの」
ということだったらしいが、途中で
ストーリーなんかすっ飛ばし、人をグロテスクに殺しまくる作品になった‥。
特に終盤vs魔界編でのキレっぷりは「スクライド」や「A-D.O.G.S
のようなB級的(褒めている)ノリで面白かったが、
物語の一貫性としてはそれまで積み上げてきた展開と合っていない気がした。
作者に何の迷いも感じず、見事なまでにシーンがグロくて、
女子供も容赦なくぶっ殺ろす作風
朽葉ユラ朔間ケイタロウ野々原パルコといった
アクのある脇キャラも居て、
個人的には好きなんだけど(愛すべきクソ漫画みたいな)
ストーリーを妙に捻ろうとして失敗している‥。
しかもラストは超中途半端なところで終わっていて、
伏線の回収も全く無かった
これは週刊チャンピオンで打ち切られたのか、
作者が違ったテイストのを他誌で描きたかったのか?
いずれにしても読者にとってみては不親切。
まだギャグとして締め切ってくれた方がよかった。
エロとグロ、そしてB級ホラーが好きな人にはオススメ。
最初はとまどったが、
慣れてくればある意味斬新に見えてくるので、‥6点!


カオシックルーンAA集
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4088738683ファイアーエムブレム~覇者の剣 11 (11)
井沢 ひろし 山田 孝太郎

集英社 2005-10-04
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◆ストーリー
15歳になったアルは、自らのやりたいことを見つけるため、
父から受けとった覇王軍の剣を携えて旅に出る。
都市アルタに着いたアルは、元タニア城護衛隊長・ガントと出会い、
そこで世界を統べる力をもつといわれる「炎の紋章」の存在を知る‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:7
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:5
マニア向け度:8
総評:6     (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
イラスト:山田孝太郎氏、原作:ジャンプ魂井沢ひろし(どんすけ)氏が
2002年から月刊少年ジャンプで連載していた漫画。
GBA用のゲームとして発売された「ファイアーエンブレム封印の剣」の
世界観や設定そのままというアナザーストーリー的な話
私はこのゲームを実際プレイしたことはないので、
漫画のみの視点から言うと、
途中ゲーム版の主人公ロイや他のキャラ達が唐突に出てきたように感じた。
ゲーム版を知っている人にとっては、裏設定的要素でいいのかもしれないが
知らない人にとっては、新キャラが大勢出てきて分かりにくい気がした。
あと敵の策にハマり、味方同士で戦ったりするシーン(エルトリア編)は
個人の思想が入り込む余地がない団体としての「戦争」という
とても悲壮的なリアリズムは分かるが、
それを紙面で読んでみると、
その戦いでたくさんの同士を殺したりしている」わけなので、
その後の「勝利」がご都合に描かれていると素直に感動出来ない‥。
この作品に限らないが、そこの不条理には作者の力量が問われる所。

しかし、ゲームの方の枠組みがあるので、作品自体の全体の構成
(小さな物語から事が大きくなっていく様や
個対個ではなくきちんと戦争している様)はしっかりしていて、
キャラ設定相互関係も矛盾なく読めるのは嬉しい。
(個人的にはジード兄妹が良かった)
特に両主人公のアルロイが二人で
ゼフィールに相対するところの見せ方は真に迫っていたと思う。
絵は新人(?)という事もあり最初はあまり上手くなかったが、
途中から画力が向上し見れるようになった。
原作のEFファンの人にオススメ。
一つの物語として完結している話の割に作品としての完成度はあるが
読んでいてイマイチ新鮮はないので、‥6点!


ファイアーエムブレム 覇者の剣
4757516401コード・エイジ アーカイヴズ ~最後におちてきた少女~3
AIYAH-BALL WARHEAD

スクウェア・エニックス 2006-03-22
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◆ストーリー
崩壊の時を迎えた世界。
人々はコールドスリープにより、世界再生まで眠りに着く選択をする。
だが、新しい世界で再会することを約束した
セインとニコが目覚めた世界は、
夢見たものとまったく違っていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:8
構成:7
キャラクター:7
オリジナリティ:8
マニア向け度:8
総評:7


◆淡々と個人的感想
2005年3月号から2006年3月号まで
月刊少年ガンガンで連載していた漫画作品。
スクウェア・エニックスニューコンセプトブランドと銘打ち、
制作&開発しているプロジェクト「コード・エイジ」の一つで、
開発はWARHEADと呼ばれるクリエイター集団が担当。
(ネームはAIYAH-BALL氏{荒川弘氏のアシ?}担当)
他に「コード・エイジ ブロウルズ(携帯で配信する3Dオンラインゲーム)」
コード・エイジ コマンダーズ(PS2)」などがある。
もとの世界観がしっかりしているので、
遺伝子(コード)やオテロといった独特の設定も違和感無く読めた。
「どうしようもない意志にあがく者達」というテーマを
短い話数ながら見事にまとめきっている。
やはり最初から期間(約一年間)が決まっているものと、
打ち切られたものとでは、回数が同じでもストーリーのブレに違いが出てくる。
カラーのイラスト絵もキレイで、
ラストは希望的展開を見せながらも偽善になりすぎていなくて、
上手くまとまっていたと思う。

でも、やはり全13回では壮大なストーリーの足早感は否めない
個人的にはイギースマッシュ(ダグ)といった脇役が光ってた分、
セインロストRという主要キャラにイマイチ感情移入が出来なく、
ラストのvsロストRの戦いにも盛り上がりを感じられなかった。
あと、第一話のセインがニコを撃った場面の成り行きが、
実は意外とせこくて(ベタな展開で)残念だった。
SFが好きな人にはオススメ。
正直こういうメディア展開した(他の存在に干渉する)
SF漫画は苦手なジャンルだが構成がしっかりしていたので、‥7点!


※コード・エイジ(公式サイト)
4063492265マジカノ 5 (5)
百瀬 武昭

講談社 2005-12-22
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◆ストーリー
3人の妹を持つ平凡な男子中学生・吉川春生。
彼の通う学校に、不思議な雰囲気を持つ美少女魔宮あゆみが転校して来た。
その後、なんと春生の家にあゆみの姿が。
彼女はメイドとして住み込むことになったのだ‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:5
構成:6
キャラクター:4
オリジナリティ:4
マニア向け度:9
総評:4


◆淡々と個人的感想
マイアミ☆ガンズ」「ラーゼフォン(コミック版のみ)」の
作者百瀬武昭氏が月刊マガジンZで連載している漫画。
可愛い妹達(もちブラコン)や美人な同級生(もちツンデレ)と
何故か一緒に暮らす、さえない主人公という
絵に描いたようなストーリー性スカスカな漫画‥
メイド魔女っ娘ドジっ娘など取って付けた様なオプション満載で
何故パンチラをこうも色んなシチュエーションで
毎回出す意味があるのか理解に苦しむ。
この人のキャラ絵は一様にずんぐりなロリ体型で綺麗とも思えないし
キャラ設定も皆さん主人公の男にベタ惚れで捻りも何もない‥。

でも最初から「パンツ丸出しの魔女っ娘物を描いて人気を出させる
という定義(ファンの人すいません)に沿って見ると
この物語の流れ構図は納得出来るところもある。
主人公自身より他のアクの強いキャラ達が中心になっている分、
他のハーレム漫画よりはマシかと‥。
あと、単行本で5巻までとマガジンZの5月号まで読んでみたら、
主人公が魔法に目覚めていて、一応は以前の通常(?)学園ラブコメ
目覚めてからの魔法世界を取り込んだラブコメと展開に変化は付いていた。
この作者のファンの方のみオススメ。
ギャグのオチやストーリーでは笑えなく、
私はやっぱり萌えの観点から見るしかないので、‥4点!


<関連レビュー>
ラーゼフォン(2006/02/21付)
4063636453コマコマ 3 (3)
米村 昇輝

講談社 2006-03-17
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◆ストーリー
授業は聞かない、制服着ない、ドぎついイタズラはお手のもの!
荻斗中の超問題児・樹が、棋士を志す青年・聖一に才能を買われて
賞金欲しさに名人を目指すことに。
早速、張り切る聖一に猛特訓を受けるが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:7
構成:6
キャラクター:5
オリジナリティ:4
マニア向け度:5
総評:5


◆淡々と個人的感想
初の連載作品となる米林昇輝氏が2005年から2006年にかけて
週刊少年マガジンに連載していた将棋漫画。
当時マガジンで一話目を読んだ時
主人公が教育実習生に嫌がらせヤンキーに報復全国模試満点(?)
一瞬で棋譜を記憶46コ目で勝っていたじゃん!
と衝撃(笑劇)の展開に度胆を抜かされた‥。
悪い意味での「超マガジン的な天才キャラ」が出ちゃってた。
主人公に限らず一様にキャラが軽すぎで、
変な喋り方のライバル少年棋士すっかり丸くなった真剣師(樹の師匠)
などなど、魅力を感じることが出来なかった‥。
作風も第1部ではショタなキャラがPOPに大暴れといった感じだったが
第2部になると突然、2年後とは思えないくらいの主人公の変わり様、
今度はうって変わって、ギャグを封印気味でシリアス路線に
(最初の頃の方がまだキャラが生き生きしていた)
そして、最後に二歩‥
こんなタカヤ並みのテコ入れをするくらいだったら
最初からどちらかに特徴付けて欲しかった。
ヒカルの碁と比べてはいけないかもしれないが、
圧倒的に画力キャラが負けている‥。
一応、将棋好きの人にオススメ??
絵や設定はまだ読めたんだけど、
キャラとストーリー展開の方が全くダメな作品だったので、‥5点!


<関連レビュー>
ヒカルの碁(2006/01/14付)
4088740327カイン 3 (3)
内水 融

集英社 2006-03-03
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◆ストーリー
動乱の世。新興国「煉」の台頭により大陸の六割が支配された。
機動国家と呼ばれる煉は、
人外の破壊兵器・鬼傀を宿す機道士の力で圧制を強いていた。
その煉に挑む苛酷な運命を背負ったカインの戦いが始まる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:5
キャラクター:5
オリジナリティ:6
マニア向け度:6
総評:5     (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
戦国乱破伝サソリ」の作者内水融氏が
週刊少年ジャンプで2005年に連載していた漫画。
(※この批評は「カイン本編」のみで
読み切りの「FOREST」と「賈允-KAIN-」は含みません。)
設定とか世界観はまだマシだったんだけど、
見せ方がダメで全く盛り上がりに欠けていたのは週刊としては致命的。
作者の描きたいものが「知略を使って敵を倒す
みたいな捻り的アクション漫画だったのに
結局「腕を取ったり」「銅像を投げたり」のとんでもバトルで
どんな窮地に追い込まれても一撃必殺の技(破壊掌)があると
その戦いにおけるプロセスが薄くなる‥。
そして、中盤のティエン編も長くてダルく感じた。
カイン~another episode~」やその後の読み切り「FOREST」は
一話の中に見えたいことがページ内に納まっている、
その構成という点が上手いと思ったのに、
連載となるとこうもつまらなくなるとは‥。
vsライエンの民衆を巻き込んだ大自爆も、もはやヤケにしか見えない。
画力や構図は前作と比べればかなり上がっていたが、
ストーリーがありきたり過ぎた。
最後の「主人公に化けるヒロインにバレる」、
の所は安易に感動させようとせず良かった。
一応中国っぽい世界観なので、中華好きの人にオススメ??
打ち切られるべくして、打ち切られた作品だと思うので、‥5点!
4063348296さくらん
安野 モヨコ

講談社 2003-11
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◆ストーリー
江戸の遊郭を舞台に愛憎もつれあう花魁の生き様を描く吉原絵巻。
吉原の玉菊屋NO3の女郎「きよ葉」は
黙っていたら上玉なのにケンカっぱやくて客に愛想も振り撒かない‥。
そんなある日、同僚のおいらんが惚れた間夫の「光信」と
心中しようとしたら逆に殺される事件が起きた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:7
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:7
マニア向け度:8
総評:6


◆淡々と個人的感想
シュガシュガルーン」「ハッピーマニア 」の作者安野モヨコ氏が
2001年からイブニングで連載されていた作品。
全編(1巻)を通してきよ葉が花魁になるまでのエピソードを描いた短編。
最後に一応「1部完」と描いてあったまま一旦終了したが、また再開らしい‥?
この批評は単行本のみに限らさせてもらうので、
こういう「ゴールから始まってスタートに戻り、またゴールまで進んでいく」
という過去エピソードな作品は、
もうすでに最終形態が分かってしまっているから、
どうなるか?ではなくどうやってこうなったのか?
の理由付けが最大の焦点となるので、
よほどの展開がないと「結局どうなの?」という読後感になり、
面白く描きえないジャンルだと思う。
あと、良くも悪くも「きよ葉の物語」なので、他キャラに感情移入できず、
同じような服装&顔なので、見分けも付きにくい。

ただこの作者はどのジャンルでも、強い女を描かせると
その葛藤なり弱さなりの心理描写が抜群に上手く
作品を選ばない、モヨコ節は読んでいて気持ちいい。
惚れたら負け」というテーマがとても人間臭く
絵や単行本カバーも凝っていて作者の他作品に比べ丁寧に描いてある。
漫画好きの人より、文学好きの人にオススメ??
読むべきところはあるが、昔の物語をなぞっているだけな気がして
(どうせならもっと今風にアレンジが欲しかった)、‥6点!


オフィシャルサイト「蜂蜜」
<関連レビュー>
花とみつばち(2005/09/21付)
働きマン(2005/10/17付)
4091268412GS美神極楽大作戦!! 11 (11)
椎名 高志

小学館 2003-10-16
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◆ストーリー
今や除霊は最先端のビジネス。
経済活動を妨害する悪霊たちを退治する、
それが「ゴーストスイーパー」。
美神除霊事務所の所長である美神令子と横島忠夫は、
今日も様々な現場に出向く‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:9
画力:8
構成:8
キャラクター:10
オリジナリティ:9
マニア向け度:6
総評:9


◆淡々と個人的感想
MISTERジパング」「絶対可憐チルドレン」の作者椎名高志氏が
1991年から99年まで週刊少年サンデーで連載されていた漫画。
中盤から黒幕(アシュタロス)絡みの少年漫画お決まりバトル要素も
描かれるようになるが、
ベースはコメディなので読んでいても重くなり過ぎていない
作品自体の展開は少年漫画の王道ながら、
高飛車で金に汚い女が主人公とか設定には独特のオリジナリティを感じる。
(ダメな漫画は突飛押しのない展開に偶然性を用いるが、
面白い漫画は必然性を用いていて辻褄も通りやすい。)
主要男キャラ(横島)は最初、名実ともにダメなやつなんだけど、
何故か女にモテるという漫画の不条理を
人間ではなく、もののけに好かれることや
人並みはずれた煩悩によって霊力がインフレする
という一応の目新しさがご都合に感じさせない。
お金に汚い美神もストーリーを通して変に偽善や良い人ぶったりせず、
一貫してそのキャラ像だったり、
横島の成長が「媚び」や「作者のエゴ」ではなく
自然に描けていたんではないかと思う。
そういった読者の求めている分かり易さと
作者の描きたかった痛快なテンポが上手くマッチしていた作品。

しかし、アシュタロス編が綺麗に終わり過ぎたので
その後の展開がまとまってなかったと言うか、物足りなさを感じた
あと、最初は存在が光っていた美神(主人公)が物語が進むに従い、
他キャラに食われていってしまったのが残念。
(その分他キャラが光っていたと言う事だが‥)
結構大人から子供まで楽しめる貴重な漫画だと思う。
全39巻という長編漫画にしてはとても読みやすいので、‥9点!


(有)椎名百貨店電網支店 (公式サイト)
C-WWW (ファンサイト)
4088566769NANA 15 (15)
矢沢 あい

集英社 2006-03-15
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◆ストーリー
恋人の待つ東京への新幹線に飛び乗った、恋に生きる少女「小松奈々」。
そこで偶然隣に乗り合わせた孤高のロックシンガー「大崎ナナ」。
相反する二人の「NANA」は、偶然か運命か再び東京で出会うことになる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:8
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:7
マニア向け度:5
総評:5     (ファンの人すいません)


◆淡々と個人的感想
天使なんかじゃない」「ご近所物語」などの作者矢沢あい氏が
Cookie(月刊誌)で連載している恋愛(?)漫画
映画化アニメ化にもなり今の少女マンガ界での雄とも言える作品だが、
私はあんまり少女漫画自体を読まないので、この漫画も最近になって読んだ。
作者自身、被服学校に通っていたこともあるらしく、
キャラの被服センスは他の漫画と比べても見ごたえがある。
少年漫画の恋愛物は
一人の主人公が複数の異性にモテるというご都合展開が多いが、
それぞれのキャラが恋をする(多角関係)という、
少女漫画の恋愛物は、読んでいて新しく感じた。(私は)
あと、1巻での2人の話は媚びもなく地に足の着いた感じのストーリーで、
それぞれの目標に向かって進むというテーマが
分かりやすくあらわされていて面白かった。

しかし、途中から「二人のナナ」というコンセプトだったはずなのに
他のキャラの葛藤進展の無い話ばかりで、
作品を長続きさせようとしているように見えてしまう。
(同じような展開の繰り返しだし‥)
元カレとか友達とヤっちゃてケンカ→仲直りって
ビバリーヒルズ白書」かと思った。
ナナと奈々の友達関係のところ(キャラ自体)には感情移入出来るけど、
やっぱり女目線と男目線が違うのか、恋愛関係のところには全く出来ない。
Deep Loveとかもそうだけど、
女の人は物事に「よりリアル感」を求め、それ(不幸な境遇)に
酔いたい傾向があるのだと思う。
それに対し男の人は、どこかリアルよりも妄想に走る‥。
(女の子がリカちゃん人形(現実的な対象)が好きなのに対し
男の子はウルトラマン(非現実的な対象)が好きな差だろうか?)
現実・感情重視の女性にはこれがうけるのかなぁ‥としか思えない。
高校生から20代前半の女性の方にはオススメ。
最初の方はまだ面白かったが、
途中から漫画としてみるとダラダラなプロットなので、‥5点!


NANA online(公式サイト)
こんな漫画批評しか書いてないblogにおいで頂きありがとうございます。

この度、ブログに書いてある評価項目の一つ
客観的オススメ度(一般人も含めてたくさんの人が読めるか?)」
なんですけど、
これから「マニア向け度」と言う項目に変えていきたいと思います。
この項目は一般の人でも読める(分かる)作品には点数が低く
より漫画好きの人向けに作られている(結果的に)作品には
点数が高くなっています。
(ちなみにこの項目の点数は、面白さとは比例しません)

例:ONE PIECE‥4
  名探偵コナン‥4
  あいこら‥9
  クロマティ高校‥7
  HELLSING‥10
  テニプリ‥6(ある意味10)

注:使っててしっくりこなかったら、
もしかして前の評価に戻すかもしれませんが‥。

では、ごゆるりと。
4063724948蒼天航路 (36)
王欣太

講談社 2006-01-23
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◆ストーリー
今からおよそ2000年の昔、
後漢帝国末に大宦官の孫として生まれた阿瞞(あまん)は、
あり余る才気を存分に生かし、奔放苛烈な少年時代を過ごす。
彼こそ後の世に巨大な悪名を残す英雄、曹操孟徳であった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:7
構成:7
キャラクター:9
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:8
総評:8


◆淡々と個人的感想
原案:李學仁(イ・ハギン)氏、漫画:王欣太(KING☆GONTA)氏が
1994年から週刊モーニングで連載していたネオ三国志漫画。
1998年に李學仁氏が死去してしまい、
それ以降は王欣太氏一人によって執筆されていた。
(作品では「官渡の戦い」の開始直後)
個人的には、その「官渡の戦い」以前の
若く様々な政策を立てる曹操の時が1番好きだった
日本でよく知られる「三国志演義」の方ではなく、
三国志(正史)」を基にされているが、
完全に正史に則っているわけではなく脚色されているらしい。
三国志演義」や横山光輝氏の「三国志」など
蜀を中心(善玉)に描いている物が多い中、
この漫画においては魏を中心に描いていてある種斬新に感じる。
あと、作中にたびたび出てくる「」とか「反儒教」の
革新的な思想についても長期連載されていた割りには
一貫した意図で表現されていたのではないかと思う。

でも、キメるところでキャラが演劇調になっており
(そういう漫画なんだと)慣れるまで戸惑った‥。
個人的には曹操の死後や
もっとフィクション部分での展開を誇張した方が面白くなりそうだったが、
逆にそうするとただのご都合歴史物になってしまい意味が無くなる??
晩年の曹操の大きな出来事だったので関羽の最期を長く扱っている、
有名武将が強すぎ、孔明や劉備が余りにヘタレっぽい(魏側がカッコ良すぎ)
などの難点はあるが
曹操を主軸とした三国志漫画」というテーマである以上
我慢できる範囲だと感じる。
三国志好きの人より三國無双好きの人にオススメ。
最初少し読みにくいが、のめり込み易い漫画だと思うので、‥8点!


※蒼天考:蒼天航路考察サイト
4063724751ドラゴン桜 (11)
三田 紀房

講談社 2005-12-22
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◆ストーリー
元暴走族の三流弁護士・桜木建二が自分の業績をあげるために、
破産管財人になった私立龍山高等学校を
日本一のエリート校に生まれ変えさせようとする。
落ちこぼれ生徒を東京大学に合格させるために特進クラスを開設し、
そこに矢島と水野が東大を目指す。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:3
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:6
総評:5


◆淡々と個人的感想
甲子園へ行こう!」「マネーの拳」の三田紀房氏が
週刊モーニングで連載している受験漫画
受験自体をテーマとしている漫画は珍しく(他にはとどろけ!一番とか?)
頭が良くなるというバトル漫画ではインフレになりかねない
その事項をこれからどう処理するか見もの。
日本の勉強方法はどこか保守的で型にはめようとする。
それに対して自由な(欧米的?)勉強方をもってくることにより
伝えたいものが斬新に映る。(それが実際に良いかどうかは置いといて)
参考書までとは言わないが、とても効率的な勉強法は描いてある。
でも、生徒達が肯定的過ぎる!!
疑問を持っても一つか二つの改正案で晴れてしまう。
もっと悩んでもいいんじゃないって。
「勉強に嫌悪感を覚える生徒
→先生が新しい勉強法を教える(どこからか取って付けた様な)
→生徒が打って変わってやる気を出す」という過程がワンパターン
教え辛いというはずのクズ高校の生徒という設定なのに
普通よりも教え易くなっている様にも見える??
いくら描いてあることが実際に役に立つこと(タメになること)であっても
漫画としての面白さがなければ何にもならない
あと、この人のキャラ顔が魚みたいで生理的にダメだった
特に女キャラは可愛く見せる気があるのかと思ってしまう。
ブラックジャックによろしく」みたいに決めつけ的な感じもするし‥。
「マンガで覚える勉強法!」みたいな本の延長線上として
読むにはオススメ。

興味深いことも描いてあったりするが、
全く漫画として面白いとは感じないので、‥5点!


<関連レビュー>
ブラックジャックによろしく(2005/09/23付)
4396763654しまいもん 2 (2)
IKARING

祥伝社 2005-08-08
売り上げランキング : 21,026

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◆ストーリー
姉のヤヨイは美人秘書で自称出来る女。
妹のユウコはフリーターの天然ダメっ子。
この二人の姉妹が織り成す、痛快ギャグ漫画‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティ:6
客観的オススメ度:6
総評:6


◆淡々と個人的感想
IKARING氏が女性誌のフィールコミック(?)で連載していたギャグ漫画。
バリバリの女性誌なんだけど、この作者の絵は
線が細くもなく、安野モヨコ氏の様に男性でも比較的読めると思う。
美人なのに理想が高くて彼氏がいない姉
無職でダメ男が好きという妹と言う設定で、
両方彼氏がいないという形より
人間的に優れている姉の方だけ彼氏が出来ないという形が
実は一見ダメそうに描いてある妹よりもダメっぷりさが冴えている。
そして、最初はタカビーキャラだった姉もだんだんダメキャラになっていき
そのギャップが一人ボケ突っ込みの様相を定していて面白い。
でも、一言で言うとさくさく進んで読みやすいんだけど、
読み終わった後、何も残らない作品
基本的に一話完結のギャグ物で、
ストーリー的にも繋がりはなく中身もあるとは思えない。
特に最後の方のまとめはギャグとしてもインパクト不足で、
何が言いたいのか?どこで落としたいのか?が分からない。
最初の方が勢いがあり、
全2巻にしては物語を通してのまとまりがなかった。
キャラの心理描写は女性側(当たり前だけど)なので、
やはり女性漫画を読める人の方にオススメしやすいかと。
そこそこ笑えるシーンもあったので、‥6点!


<関連レビュー>
花とみつばち(2005/09/21付)
働きマン(2005/10/17付)
4063289370プラネテス (4)
幸村 誠

講談社 2004-02-23
売り上げランキング : 9,872

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◆ストーリー
時代は2070年代、人類は宇宙開発を進め月面でのヘリウム3の採掘など、
資源開発が商業規模で行われている。
星野八郎太「通称ハチマキ」は同僚のフィーやユーリと共に、
宇宙空間で宇宙船の運航に邪魔なスペースデブリを取り除く処理業者‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:9
構成:10
キャラクター:9
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:9
総評:9


◆淡々と個人的感想
ヴィンランド・サガ(月刊アフタヌーン)」の作者幸村誠氏が
週刊モーニングで連載していた漫画。
宇宙」自体がテーマになっていて、
特に大きな戦争恋愛といった軸(作品の大部分を占めている)
たるものはないのが、
逆に感情をリンク出来るほど緻密な近未来として作り上げられている。
個人的にはユーリの飄々としている感じが好きだが、
1番未熟な(成長性のある)ハチマキを中心にすることで、
作品をいろいろな角度から見せれている。
あと、この作者の世界観、キャラの掘り下げには
悪意こじ付けがなく、作品自体骨太で好感が持てる。
キャラも描き込みが凄く、
男爵ロックスミスなど味のあるチョイ役も素晴らしい。
結局何も出来ないがそれが真実、
作者はこの作品を通して何かを訴えたいんではなく
ただ感じて欲しいだけなんではないかと思う。
(人間の罪などといった高尚な押し付けじゃない分
読んでいる方にとっては感じ方は自由)
しかし、哲学的な感じが問題提議しているだけで、解決になってない所も。
4巻での犬の話も、ただ答えの一つを結果として描いているだけで
実際の問題としては全く解決していないし‥。
ラストの「愛」という括りも、
序盤の対宇宙という物語が好きだった私としては物足りなかった。
これはなにげないことを宇宙開拓という設定を使って描いただけなので、
わかりやすい展開や物事をはっきりさせたい人には
オススメ出来ないかも‥。

作品自体も飄々としている??
描き込み・構成・世界観ともにレベルが高いので、‥9点!


PLANETES Web - プラネテス公式ホームページ
プラネテス(ウィキペディア内)

<関連レビュー>
ヴィンランド・サガ(2005/12/10付)
406361252Xこぐまレンサ 2 (2)
ロクニシ コージ

講談社 2004-07-06
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◆ストーリー
始まりは、『チチェ』
かつて、画家を志す1人の青年がいました。
けれど彼の描く絵には、ある「大切な物」が欠けていました。
それを手にいれるため、彼は『チチェ』という名の新たな世界を作り、
1人の女子高生をそこへ監禁しました。
その時から始まった、不思議な連鎖の物語‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:5
構成:5
キャラクター:6
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:5
総評:6     (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
すべてに射矢ガール」の作者ロクニシコージ氏が
2004年からヤングマガジンで連載していた漫画。
基本は「悪魔と契約してまで名作を生み出したい小説家」
「この世で一番不幸な人を探し続ける少年」
「15年先のオシャレ感覚を持つ女性」などという
一話完結物だが、後半から一つの物語に集約されていく流れ。
最初はY氏の隣人のようなストーリーで進んでいくのだが、
それに比べてキャラの掘り下げプロット等は
劣化版のような感じで今一つ。
その展開の仕方は斬新で、
チチェ」や「伊澤の性格」などにはオリジナリティがあったが、
読み終えてみると結局何がいいんだろって言うストーリー。
絵があまり綺麗でないから、ギャグにするかした方が良かった。
リアル物だと臨場感に達するまでの画力が足りない気がする‥。
あと、話同士を繋げるのなら全部繋げてほしかった。
繋げてない話はキャラも良い奴なのか、
悪い奴なのか分からないしオチも一体どうなったんだろって‥。
プロットがしっかりしてないので、
ちょっとダークな話も描いてみましたとしか映らない。(捻り方が不親切)
妙な不思議さはある漫画だったので、
もっと最初からチチェの話に絞って描けば面白くなったんでは?と思う。
全2巻なので、暇潰しにはオススメ?
一応は、まとまってはいるので、‥6点!
4861272246ARIA 8 (8)
天野 こずえ

マッグガーデン 2006-01-10
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◆ストーリー
地球出身の水無灯里(みずなしあかり)は
ウンディーネになることを目指し、火星へやってきた。
現在はアリシアとアリア社長のみのアリア・カンパニーに入社し、
見習いとしてゴンドラ漕ぎと観光案内の練習をする毎日‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:8
構成:9
キャラクター:7
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:9
総評:8     (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
浪漫倶楽部」「クレセントノイズ」の作者天野こずえ氏が
現在月刊コミックブレイドで連載している漫画。
元々は月刊ステンシル(休刊)という雑誌にて連載されていたAQUAの続編。
西暦2300年のテラフォーミングした火星を舞台にしていて、
そのファンタジー調な世界観なのに実際にありそうなリアリティ、
ゆったりとした展開、といった作者の創作レベルが読んでいてとにかく高い。
そして、きちんと四季がある(単行本一冊で一季節)その設定や、
構図にも独自のオリジナリティを感じる。
キャラクター達はコミカルで
根拠のない媚シーン(若干アリスの口癖が気になる?)や嫌味な奴もいないし
風景・建物の描写もキレイだと思う。
しかし、レベルの高い独創性が故に
イタリア・ヴェネツアの風習まんまなモチーフ
(そういう世界観なんだけども‥)のところに、
もう少し火星(ネオ・ヴェネツィア)ならではの独自性が欲しかった。
あと、起伏の展開がだいたい同じで起承転結というか、驚きとか、
いつもと違う話」っていうのもたまには読んでみたい。
(リアルとファンタジーが融合していてどっちつかず??)
でもこういう一見何もない&キレイ事の漫画は得てしてダメになりやすいが
作者の表現・構成力で全体的に良い作品に仕上がっているんだと思う。
サラっといい話が読みたい人には是非オススメ。
2巻+8巻を一気に読んでも飽きることなく、
読んだ後とても清涼感が残る漫画なので、‥8点!


TVアニメ「ARIA The NATURAL」公式サイト
ARIA(ウィキペディア内)
4088736435I’ll Volume14 (14)
浅田 弘幸

集英社 2004-08-04
売り上げランキング : 44,064

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◆ストーリー
中学最後のバスケ練習試合で出会い、乱闘騒ぎを起こした立花茜と柊仁成。
立花は部活動の煩わしさから、柊は親への反発心から、
バスケをやめる決心をしていた。
しかし2人は偶然同じ国府津高校に入学して‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:8
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:6
総評:7


◆淡々と個人的感想
蓮華」「BADだねヨシオくん」の作者浅田弘幸氏が
1996年から月刊少年ジャンプで連載していたバスケ漫画
スポーツ漫画としてのスピード感だったり駆け引きという、
勝負論&試合展開自体より
スポーツを通じてのキャラの在り方、
成長を中心に描いている。(特に、主人公の茜と柊の友情を軸に)
スラムダンクのようにどちらとしても読むことが出来るわけではないので、
その辺でバスケ漫画として読むか青春漫画として読むかによって、
作品の良い悪いも分かれてくると思う。
(バスケと関係ない、「朝倉サキ」の箇所や「佐伯=ユウ」の箇所など)
キャラ設定なんかは一人一人にスポットを当てつつ、
それが重(くど)過ぎず繰り返しになりすぎてなく、
その一言一言が名台詞(迷台詞?)。
人によっては単なるワガママ(カッコつけ)で不快に思う茜の縦横無尽キャラも
個人的には読んでいて、楽しかった。
絵は最初は白っぽくて漫画っぽくない画風に慣れず読みにくかったが、
後半慣れてきて、繊細感も増し良くなっていった。
長くなりやすいバスケット漫画で三年間とか、全国大会とかまでやらず、
急展開で終わらせたラストもぶつ切り感はなかったと思う。
(それでも月刊だったので、9年もかかってるけど‥)
しかし、長期の試合場面になると途端に見るところがなくなる‥。
少年が好きな人な女性の方にはオススメ?
青春漫画としては悪くないが、
バスケシーンが面白くないのは致命的なので、‥7点!


※I'll FAN PAGE
I'llファンの人には是非HP内の{Fortune Telling(占い)}をやって欲しい!!
風邪をひいてしまったので、更新が2・3日出来ないかもしれません。

すいません‥‥m(_ _)m

(注:この記事は次の更新時に削除します

っと思っていましたが、この記事にコメントが付いたので、
削除は差し控えさせていただきます。
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山崎 峰水

角川書店 2005-02-25
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◆ストーリー
心霊探偵・秋葉は、幼い頃に突然備わった特別な霊能力と
霊銃・迦具土を使い、成仏できない霊を次々と昇天させていく。
ある日、彼のもとに1枚の写真が届けられた。
一見何事もないグラビア写真なのだが、
モデルの女性の肩越しに写っていたのは首の無い子どもの姿‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:6
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:7
総評:8    (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
黒鷺死体宅配便」「くもはち」(共に大塚英志氏原作)の
山崎峰水氏が少年エース(増刊?)で連載していたホラー漫画。
一話完結物で、一つ一つのストーリーが短いながらも
ホラー作品として組み立てられているので
見せたい物はきちんとしていているが、
あくまで短編読みきり形式なので作品を通しての一貫性はあまりないかも‥。
登場人物(?)を常に人間(被害者)と霊(加害者)にすることによって、
主人公以外のキャラ世界観の説明を極力省き、
さくっと一つの事件をテンポ良く描いているので
よくある探偵物やミステリー物のように説明臭くはない。
個人的には主人公の秋葉はアウターゾーンにおける
ミザリィの位置ではないかと思う。
3巻に出た美琴のキャラクターはスーパーマン的な主人公にはない
動きをしてくれるので、読んでいて面白かった。
しかし、毎回同じ展開で霊=悪という形が
ワンパターン化してしまい、漫画としての発展ストーリー性はほぼ皆無で、
話と話の繋がりがなくなってしまっているのが残念。
あと、ショートストーリーなので、
キャラや事件のバックボーンがあっさり過ぎて感情移入にまで、到達出来ない。
せめて、一話分のページ数を増やすか、
2話くらいに分けて描かれるともっと事件に対しての厚みが出てきたと思う。
リアル系の怖さがあるので、ホラー好きの人にはオススメ。
絵にクセはあるが、個人的には読みやすく好きなので、‥8点!


<関連レビュー>
多重人格探偵サイコ (2005/09/12付)
黒鷺死体宅配便(2005/09/20付)
457572582X銀と金 (4)
福本 伸行

双葉社 2006-01
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◆ストーリー
森田の前に突如現れた謎の男・平井銀二。
通称「銀王」と呼ばれるその男に見込まれ、次々と試されていく森田。
「人をひとり殺してもらいたい・・・」銀二の問いに対して、
森田の出す答えは?そして銀二の思惑とは‥!?


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:5
構成:8
キャラクター:8
オリジナリティ:9
客観的オススメ度:8
総評:8


◆淡々と個人的感想
カイジ」「最強伝説黒沢」等の作者福本伸行氏が
1992年から漫画アクションで連載されていたギャンブル漫画。
他の福本作品にありがちなお金に対しての独自の考えが随所に描いてあり、
キャラクター達の決断へ向かう苦悩迷い
絶望決心などの心理描写も上手く、
突飛(極端)な発想なんだけど妙な説得力があり納得してしまう。
最初読んだ時はカイジ(森田)とアカギ(銀二)的ポジションの2人が
お互い補い合っていく様が新鮮で、
個々の様々なジャンルのギャンブルが
さくさくひと勝負テンポよく進んでいくので、ダレず読みやすかった。
特に偽セザンヌ編からポーカー編蔵前麻雀編の辺りは
読んでいて金銭感覚がずれてしまうほどシビレた。
(私がギャンブルで兆の位が出てくるのを見たのは幽遊白書の左京さん以来‥)
しかし、神威家監禁編で森田が脱落してしまい、
その後の競馬編はイマイチだった。
やはり、完全無欠(クール)の銀二に対して、
どこか人間臭い森田が居てこそ物語に厚みが出ていたのではないかと思う。
(それとも、後で銀二のピンチとかに森田を復活させる設定があったが、
途中で打ち切られたということかな?)
ラストも未完っぽい終わりで、
どうも読み足りない印象が残ってしまうのは漫画として良くない。
福本ファンには是非オススメな作品。
奇抜な駆け引き、トリックなど見所満載だったので、‥8点!


<関連レビュー>
カイジ(2005/09/13付)
最強伝説黒沢(2005/08/22付)
4091257275帯をギュッとね! (7)
河合 克敏

小学館 1999-09
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◆ストーリー
元々別々の中学の柔道部員であった5人(粉川、斉藤、杉、宮崎、三溝)
の中学生が昇段試験で黒帯をとった。
そして、その5人が浜名湖高校で再会。
柔道部に入ろうとするが浜名湖高校には柔道部がなかった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:6
構成:8
キャラクター:9
オリジナリティ:8
客観的オススメ度:9
総評:8


◆淡々と個人的感想
モンキーターン」の作者河合克敏氏が
1989年から週刊少年サンデーで連載していた柔道漫画。
柔道を題材にしたスポ根作品(ニューウエーブ柔道漫画)で、
何もないところから自分達で柔道部を設立し、
練習ライバルの出現さらに練習目指すは日本一」と、
いかにも王道な展開ながら、テンポよくギャグが入っていたりするので、
ありがちな熱苦しさ悲壮感はまったく感じられずむしろ楽しそう。
(柔道の良さを間接的に描かれている)
モンキーターン」の様に恋愛もドロドロした感じはなく、
いかにも青春という爽やかさにとどまりさくさく読みやすい。
途中から若干主人公側のインフレ気味が気になるが
きちんと練習シーンや技をかけるにいたるプロセスが描いてあるので、
まだ読んでいて好感が持てる。
しかし、作品自体描かれていたのが少し古く、
時事的なギャグも多かったので今読むと元ネタが分からないものちらほら‥。
絵は正直、上手いというレベルではないのと、
ストーリー展開が単調なので「のめり込みやすい
という漫画ではなかったと思う。
あっさりしたスポーツ物が好きな人にはオススメ。
派手さはないが、
個人的にはYAWARA!と並ぶ二大柔道漫画だったので、‥8点!



<関連レビュー>
モンキーターン(2005/10/05付)
4088766059不死者あぎと 5 (5)
なるしま ゆり

集英社 2004-04-19
売り上げランキング : 63,900

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◆ストーリー
カトリック系女子校の聖ヨエル学園で、怪事件が続発。
その真相を解明すべく、学園に派遣された
公式エクソシストの天堂裂と柩あぎと。
果たして、本当に悪魔の仕業なのか‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:6
構成:5
キャラクター:6
オリジナリティ:5
客観的オススメ度:5
総評:4


◆淡々と個人的感想
少年魔法士(ウィングス)」や「原獣文書(ハックルベリー)」の
作者なるしまゆり氏が2000年からウルトラジャンプで連載していた漫画。
元々やおい系同人とか描いてたりする女性向け漫画家らしいが、
少年誌コーナーに置いてあったので読んでみた。
この作品にもボーイズラブっぽい感じはあるが、
女性キャラが混じることによってそういう雰囲気は薄い‥。
過去編のナトゥーラの話はベタな展開ながら
ストーリーとして上手くまとまっていて、
この作品の「狂気」みたいな部分が伝わって来たが、
現代に戻ってからは、ラストスパートの箇所なのにかかわらず、
ダラダラしていて絵的にも内容的にも盛り上がり不足‥。
第一冒頭でふれていた「揺り篭」や「柩のあぎと」、
あと「塩野の胎児」の謎も投げっぱなし‥。
余韻を残して終わらそうとかではなく、
ここまで行くと漫画を通じて何が言いたかったのかが、伝わって来ない。
(少なくても私には)
せめて、残酷シーンを描くならもう少し
ヒロインがエクソシストに目覚めるなりの成長の過程が欲しかった。
この作者のファンの方にしかオススメ出来ないかも。
一話一話の話としてはまだ読めたが、
全体を通してはキャラ等、力不足の感は否めなかったので、‥4点!
4861271258PEACE MAKER鐵 5 (5)
黒乃 奈々絵

マッグガーデン 2005-03-10
売り上げランキング : 10,866

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◆ストーリー
時は幕末。京都では名高い新撰組に一人の少年が門を叩く。
彼の名は市村鉄之助。
親の仇を討つために泣く子も黙る新撰組へと入隊しようとするが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:9
構成:6
キャラクター:6
オリジナリティ:7
客観的オススメ度:5
総評:6


◆淡々と個人的感想
現在「殲鬼戦記ももたま」を連載している黒乃奈々絵氏が
月刊少年ガンガン(新撰組異聞版)と月刊コミックブレイド(鐵版)で
連載していた幕末漫画。
これも「魔探偵ロキ」と同じで、なんだかんだあった作品。
最初の方はバックボーンも何もない、
ポッと出の主人公が、ギャーギャーわがまま言っている
というベタな同人臭い感じでイマイチだったが、
池田屋事件から主人公の対極に「鈴」が出てきて面白くなってきた。
新撰組という、落ちていく(破滅していく)物を題材にしているので、
王道の漫画にないアンハッピーな様が物語を暗くして、
カッコつけのシーンでも余り臭く感じなく良かった。
あと絵も上手く、斬りつけるバトルシーンでは、
黒ベタのタッチが絵を重くしシリアスな迫力が出ている。
成長するテンポも早いので(リアル年月も早いけど)、
ダラダラした感じはあまりなく展開があっさり早い。
しかし、驚くほど全くの途中で連載が止まってしまって、
打ち切りよりタチが悪い。

(せめて油小路編が終わるまでは描いて欲しかった。
しかも、現在は違う漫画を連載しているので、
この物語の続きが描かれる可能性は無いに等しい。)
これではせっかく最後まで読んでも嫌な後味が残るだけ‥。
あと、さすがにキャラが狙い過ぎって感じも読んでいてツライ。
可愛い&綺麗な男子が満載なので腐女子の方にオススメ。
絵やオリジナリティなど見るべきところはあるが、
こんな終わり方だと読後感が悪すぎるので、‥6点!


<関連レビュー>
魔探偵ロキ(2006/02/15付)
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