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4088740386こちら葛飾区亀有公園前派出所 149 (149)
秋本 治

集英社 2006-04-04
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◆ストーリー
東京は葛飾区・亀有公園前の派出所。
ここに勤務する両津勘吉巡査長(両さん)は、仕事中競馬に熱中したり、
ノラ猫に拳銃を乱射したりとハチャメチャな警察官。
新しく派出所にやって来た後輩の中川圭一巡査と共に、
一般市民をも巻き込んで両さんの大暴れが始まる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:6
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:6
マニア向け度:5
総評:6


◆淡々と個人的感想
他作品では「Mr.Clice」「こちら人情民生課」などがある
秋本治氏が1976年から週刊少年ジャンプで連載している漫画。

ただただ足掛け30年という超長期的に
1度も原稿を落とさず連載している事実、
1話完結モノでありながらネタが尽きない(?)ということに驚くばかり。
もはやマンネリを通り越して、
こち亀イズムというスタイルを確立してしまったかにも思える。
(どれだけ惰性的だろうと「こち亀だから‥」で許される。
新聞においての4コマみたいなもので、いつもは気にしないんだけど、
無くなったら寂しい‥という感じ)
そして、その形式を保ちながら、流行のネタや勢いのあるギャグ、
コマ割りなんていうのは目新しいものがある。

しかし、最初の頃はキャラやストーリー展開にも
破天荒なとんでも勢いが随所にあったが(今読んでも)、
100巻を越えた辺りからただの豆知識ネタや早矢ハルなどの
「ぽっと出の女キャラ達」に頼ってしまった所に共感できない。
あと、両さんという主人公が紙面の中で1人歩きしている状態まで
昇華してしまっているので
ドラえもん」や「ちびまる子ちゃん」の様に、
話として何がどうなっても、全く感動とか驚きなどは感じない‥。

逆に今の若い人(子供)にはオススメかも??
序盤の頃の勢いがなくなり、
今は惰性や流行ネタで繋いでる気がするので、‥6点!


こち亀.com(公式HP)
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4757724780いばらの王 (6)
岩原 裕二

エンターブレイン 2005-10-24
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◆ストーリー
世界に蔓延する石化病(メドゥーサ)に感染した人々は、
古城を改築した施設の中で未来の医療に希望をかけて
冷凍睡眠(コールドスリープ)についた。
だが彼らが目を覚ましたとき、
城は獰猛なモンスターの徘徊する荒れ果てた廃墟と化していた。
いばらに覆われた古城を舞台に、いま、生への脱出劇がはじまる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:9
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:8
マニア向け度:9
総評:7     (私に合わなかったので)


◆淡々と個人的感想
地球美紗樹」「クーデルカ」の作者岩原裕二氏により
2002年からコミックビームで連載されていた漫画。

まず、この作者の絵は本当にキレイで、
カラー時の鮮明さ背景の細かさ、モンスターのデザインなど、
ただコレを見るだけでも読むに値するほど。
(単純な画力というよりもデザイン?)
あと、変わってしまった世界、脱出不可能な古城、襲い来る怪物、
そして裏切り恐怖といったダークホラーの要素てんこ盛りで、
作者の言葉にもあるが、良い意味でB級映画のようなノリ
全6巻ということもあり、途中に中弛みすることなく伏線も回収でき、
一応ハッピーエンドで終わったところにも好感が持てた。

しかし、序盤は閉じられた場所から脱出するという、
パニックホラーの様相だったのに、4巻あたり(ゼウス登場)から、
黒幕を倒すというファンタジーバトルの様に変わってしまった。
設定伏線は破綻しておらず、特に展開としては
1つの可能性として間違っては無いのだろうけど、
個人的には、今まで分からなかった謎が解明して、
何でもありの展開(vsゼウスの所はご都合的で、ラストも本当に
あっけない幕切れ」だった)
では読んでいてドキドキワクワクもしなくなってしまった。

サイバー系SFが好きな人にオススメ。
作者の高いセンスにより見せたいものは分かるが、
イマイチ後半展開がツボじゃなかったので、‥7点!
4088736265遊☆戯☆王 (38)
高橋 和希

集英社 2004-06-04
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◆ストーリー
今世紀初頭から、誰も完成させる事が出来なかった「千年パズル」。
それを祖父から受け継いだ武藤遊戯は、
ある晩ついにパズルを完成させる!
そして、最後の1ピースをはめた時、パズルが突然光り出し‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:6
キャラクター:8
オリジナリティ:7
マニア向け度:4
総評:6


◆淡々と個人的感想
天燃色男児BURAY(高橋一雅)」の作者高橋和希氏が
1996年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

最初は、「主人公遊戯が、身の回りの物を使って闇ゲーム
相手(敵)を負かしていく」という流れだったが、
途中マジック&ウィザーズというカードゲームが主体になっていった。
個人的には序盤のカプセルゲームヨーヨーといった
既存の遊びからそこら辺にある物でゲームをするという、
あまり突飛過ぎないリアルさと
それに伴う主人公の成長友情とかが面白かった。
また、カードバトル編になってからも、新しいデザイン
凝っていながらゲームとして難しすぎないようにする
バランス(破綻しない程度に)なんていうものは良かったと思う。

しかし、そのカードゲームを1ジャンルとして留めるくらいなら
良かったが、それ以降完全にシフトチェンジしてしまい
終盤では過去(ファラオの記憶)に飛んでまで
カードを石版に変えてやってしまうとんでもさ‥。
これでは、結局作者が作り上げたものに
自身が振り回されているように感じてしまい、
漫画に新鮮さ爽快さは次第に無くなり最終的にダラけてしまった。
(ラストのvs遊戯のところまでカード漬け‥)
「もう一人の自分」というテーマに関しては上手く描けていたと思うが
カードゲームが大きくなりすぎて、
終わるに終われなかった(方向転換できない)のが、敗因ではないかと思う。

遊戯王カードが好きな人にはオススメ。
ここまで1大ムーブメントを築き上げたのはスゴイと思うが
序盤のストーリーの方が好きだったので、‥6点!


遊戯王ドットコム(遊戯王の総合HP)
4088770749僕と君の間に 3 (3)
鈴木 央

集英社 2006-04-19
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◆ストーリー
すべてが人工管理された都市・ヘブンを脱出するという
夢の途中で逝ってしまった幼なじみの少女・セルマの意志を継ぎ、
機会好きの少年・ホークは外の世界へと旅立った。
そして、奴隷都市に降り立ったホークは
謎の女性・ダリアとそのお供・シルヴァンと出逢う‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:7
構成:8
キャラクター:5
オリジナリティ:6
マニア向け度:8
総評:6        (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
ブリザードアクセル」の作者鈴木央氏により
2004年からウルトラジャンプで連載されていた漫画。

元々、背景やタッチの細かいキャラ線など
ファンタジー向きの画風なので物語の世界観とがっちり合っており、
UJという青年マンガの土壌で、違和感なく読んでいける。
ラストも、今まで張っていた伏線がきちんと回収されており
主人公の成長というテーマで上手くまとまっていた。
この作者、読みきりやこういう短編ものになると
構成の上手さを発揮する
(ウルトラレッドではそれが見られなかったけど‥)

しかし、序盤のストーリーは
単純に冒険ファンタジーとして楽しく読めたが、
中盤アマゾネス編から、意味の無いツンデレっぷりや、
薄幸シーン(残酷描写)など、全3巻という長さでは詰め過ぎに感じ、
もう少し方向を絞った方が読みやすかったのでは?と思う。
あと、背景アイテムデザインなんかは、上手いと感じるが、
キャラ絵がどうしても趣向に合わなかった‥。

この作者のファンの人ならオススメ。
一つ一つのエピソードとか世界観は好きだったが、
根本的な少年とお姉さんとの絡みに着いていけなかったので、‥6点!


鈴木央のだらだらブログ(作者公式ブログ)
<関連レビュー>
ライジングインパクト(2006/01/24付)
4047135534GOTH
乙一 大岩 ケンヂ

角川書店 2003-06
売り上げランキング : 4,179

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◆ストーリー
主人公の"僕(神山)"は社交的な人物を装いながらも、
猟奇殺人に強い興味を持っていた。
クラスメイトの森野夜は、彼の秘めた性格に気づき、
興味を持つようになり彼に声をかけてきた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:7
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:8
マニア向け度:7
総評:7      (漫画版)


◆淡々と個人的感想
暗いところで待ち合わせ(小説)」の乙一氏:原作、
NHKにようこそ!(作画)」の大岩ケンヂ氏:作画で、
同タイトルの小説から角川書店でコミック化した漫画。

基本的に「2人の人物を中心に不可解な事件がを凝ってゆく」
というストーリーだが、
原作があることによって作中の世界観だったり、キャラの心理描写
って言うのが他の漫画とは違い非常にゆっくりと、
それでいて不思議な感覚で描かれていたのが印象的だった。
この主人公・神山殺人衝動がガチであるという
漫画(原作は小説だけど‥)の主人公にあるまじきぶっ飛び設定、
ヒロイン・森野の方は子供の頃自殺ごっこをしていて
人を殺してしまった
という後ろ向きな設定が、
より斬新でリアルに感じた
ストーリー展開も各話にミスリード先の読めない展開があり
詭弁でない、人間の本意が垣間見れた。

しかし、全1巻という限られたページ(文字数)、
漫画という制約の多い表現方法では、
小説で表しきれていた細かい心理描写
作品の雰囲気なんていうものはやはり劣ってしまう。
乙一氏の言っていた「異常者の内面を描きたいと思ってはいない
のコメントは、わざわざ直接内面の描写をしずとも
それを伝えれるレベルの余地があったからで(小説としての)、
これが漫画版の方には感じられず、
いちいち説明しないと分からない心情
(やはり怪物の凶悪性をより披露するには、もっと狂った心理が欲しい)
微細なところは省略してしまう不都合さは読んでいて否めない。
あと、良くも悪くも大岩ケンヂ氏の絵柄などの作風によって
全体的に読み易くしてしまった感はあるので、
もっとアクの強い作画の方が個人的には合っていたと思う。

サイコミステリーのジャンルが好きな人にはオススメ。
単巻なので読みやすいが、
漫画版ゆえの利点が合わなかったので、‥7点!


<関連レビュー>
NHKにようこそ!(2005/09/26付)
406372056Xred Eyes 9 (9)
神堂 潤

講談社 2005-08-17
売り上げランキング : 2,040

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◆ストーリー
鉄鋼の兵士が疾駆する戦場に慈悲深い神の骸が転がる
──祖国を襲う屈辱的な敗戦の渦中で起きた、
機動重装歩兵特殊部隊“ジャッカル隊”隊長の叛逆事件。
戦場の死神として敵味方ともに恐れられた英雄の卑劣な行動に、
国民は唾棄した‥。
しかしそれは、かつての部下達によって着せられた、濡れ衣だった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:8
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:9
マニア向け度:8
総評:8        (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
ラグナレク」の作者:神堂潤氏が
月刊マガジンGREATで1999年から連載している漫画。

まず単行本を読んで、その膨大で緻密な設定の数々や銃器
SAA(特殊襲撃甲装甲という特殊スーツ)などの
アイテムにいたるまで、リアル精巧な描写で描かれていて、
今まさに戦争が起こっているかのような錯覚に陥るほど‥。
そして、冒頭主人公・ミルズが仲間に裏切られ、「たった一人で
大国(自分を貶めた者)に挑む」という、
どこか時代系ガンアクション物の王道な作りながら、
主人公の必死に生きる力強さみたいなものが、十二分に伝わってくる。
あと、一撃必殺武器になってしまう衛星類を使えなくすることによって、
近未来戦争なのに、白兵重視の戦闘に持っていき
バトルシーンにおける熱さ迫力にスピード感がある。
(特に過去編での練習生から死神と呼ばれる所以になった話は、
画力も上がっていき、とても面白かった。)

しかし、どこかゲーム映画の様にカッコ良く描いてあるように見られ
必要以上なまでの人間味を主要キャラ以外には全く感じない‥。
あと、プロット面ではその緻密さが目立つが、
逆にキャラの善悪割合が、良いヤツと悪いヤツにハッキリ別れすぎていて
(最初敵だったキャラも、実は妹が人質になっていたり
弟が病気だった為とか‥)、
同じ復讐モノのREDとかと比べて、なにか勧善懲悪っぽい流れに思った。
(それと個人的にはサヤに全く共感できなかった‥)
また、チェカとかミルズ(高性能なSAAを使ってるのもあるけど)
なんかは超人的過ぎて、
イマイチバトルにおいてのパワーバランスの点で
リアリティーが薄れてしまった。(精巧なストーリー設定があるだけに)

アーマード・コアの様なロボットモノが好きな人にはオススメ。
イマイチのめり込めなかったが
半端ないくらいの設定量には驚き感銘したので、‥8点!


<関連レビュー>
RED(2005/10/22付)
406363664Xクラック!! 2 (2)
本名 啓介

講談社 2006-04-17
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◆ストーリー
長所はサッカー、短所もサッカー、サッカー第一と言う
サッカー馬鹿の少年・南春樹は、
父親の母校・都立翔武高校に入学するため、花の都・東京へやってきた。
そして、父親がなしとげられなかった全国制覇を目指すべく
翔武高校サッカー部に入部しようとするが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:5
構成:5
キャラクター:2
オリジナリティ:4
マニア向け度:4
総評:3


◆淡々と個人的感想
2005年の週刊少年マガジン53号から連載されていた
本名啓介氏の初連載漫画。

こういう中身のないのに主人公が、ただただ超人で、
しかもすぐにそれを上回るかのごとく出てくる猛者たち‥。
上辺の派手さだけを求めて、物語の軸がしっかりしていないから、
どんな展開になってもなんとも思わず
キャラも感情移入する暇なく(たいした掘り下げもなく)
次から次へと出てくるので、
いちいちウザいキャラに感じてしまうと言う悪循環‥。
そんなんで、「なんだコイツは!?」「信じられネー!!」
といったヒーロー的非現実描写を描かれてもびっくりしない。
(違う意味では驚くけど‥)
分かりやすさ見た目の派手さだけをただ追求し、
ストーリーの厚さやキャラの掘り下げ、
ゲームの駆け引きや心理描写などは置きっぱなし。
もしこれが、20巻…30巻と続いたなら
作者はどんな話にしたかったんだろう??

そして、最初あれだけ常人離れした主人公が、
都ベスト8レベルの高校生と部内紅白試合をすると
いきなり並みの選手になってしまったり、
クレージーだった先輩(正影)がいつの間にか
実はお前らの為だったんだ‥」みたいな感じで善人化する
というダメ展開‥。
いきなり自転車を投げつけたり、初対面のヤツに
問答無用でハイキックを繰り出すヤツが良い人であってたまらない!!
さらに、ツンツン気味だったヒロインとも全く絡まずじまいで、
いったいどの世代に向けた漫画だったのか??
週マガは神戦とかローズヒップとか、
コンスタントに、こういう低級漫画が掲載されているので、
そういった上辺だけの派手さが受ける読者層が存在しているのだろうか?

ダメ漫画が好きな人にはオススメ。
ストーリー、キャラ、構成、設定、
特に、どこも見るべきところがないので、‥3点!
4091271294DAN DOH!! 29 新装版 (29)
坂田 信弘 万乗 大智

小学館 2005-02-18
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◆ストーリー
小学生離れした運動能力を持つ熊本の野球少年・青葉弾道は、
優香や弘平と共に野球漬けの毎日を過ごしていた。
だがある日、ゴルフ好きの校長先生から
「プロゴルファーの優勝賞金は1試合3000万円」という話を偶然耳にする。
金銭トラブルが原因で、母親と別れて暮らしている弾道は、
プロゴルファーになれば母親を連れ戻せると考えて‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:6
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:6
マニア向け度:5
総評:7         (無印版)


◆淡々と個人的感想
武心BUSHIN」の万乗大智氏:作画、「風の大地」の坂田信弘氏:原作で
1995年から週刊少年サンデーに連載されていた漫画。
2004年にはアニメ化もされたらしい‥。

主人公がそれまで全くした事がない競技(ゴルフ)をいきなりやるという
無茶展開ながら、まだスーパープレイの派手さ
全面に持ってくるのではなくて、
プレーをする人物その心情を描いているので、
それほど理不尽には感じなかった。
(でもこの作者の以降の作品、Xiネクストジェネレーションでは
超人的プレーが先行し、武心BUSHINでは
ただのとんでもわがまま少年に成り下がってしまったのは残念)
こういう不都合な少年漫画は、
ストーリー展開から見ると如何に主人公をカッコ良く描かないかだと思う。
もしカッコ良く描いてしまったら
(ブリザードアクセルの様に)、ただの嫌味に映ってしまい、
キャプテンの様に泥臭く何度も反復練習をして、
ボロボロになってこそ、強いという不条理が許されているので、
重みのないカッコ良さは逆に引いてしまう。

しかし、どー考えても小学生にしてはプロ顔負けの超人っぷり‥。
まだ、最初の頃、同じ小学生達とプレイしていた頃はよかったが、
途中からプロの面々とやるようになっては
バーディーイーグルのオンパレード。
(壁返しや故意の水切りショットって、みんごる??)
ゴルフというスポーツ自体、野球やサッカーなど、
直接相手と戦うものではなく、自分と戦うスポーツ
(相手に関係なく自分の上手さがモロにスコアとして出る)なので、
勝負自体を白熱させようとして高次元の戦いになると
インフレが如実に現れやすい‥。
そして、この漫画も後半盛り上がらせようとして、
ピンチに陥る絶体絶命スーパープレイ劇の連続では冷めてしまう。
あと、絵も途中からはまだ読めたが、
序盤はとても古めかしく昭和の漫画を読んでるよう‥。
(無印版ではあの万乗パンツも簡素だし‥)

ちっちゃい男子が頑張るスポーツ漫画が好きな人にはオススメ。
とんでもプレーの数々ながら、
キャラの頑張りには一応共感できたので、‥7点!


※ちなみに、DAN DOH!! Xi、‥5点!
        DAN DOH!!~ネクストジェネレーション、‥5点!
4091260543ガンバFly high 34 (34)
森末 慎二 菊田 洋之

小学館 2000-12
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◆ストーリー
平成学園中等部に入学した藤巻 駿が選んだ部活は、体操部。
その理由は、オリンピックで金メダルをとるため!
しかし彼は鉄棒で逆上がりすらままならないド素人だが、
入部翌日になぜかいきなり大会に出場することに‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:6
構成:8
キャラクター:8
オリジナリティ:6
マニア向け度:5
総評:7


◆淡々と個人的感想
モンガの大地」の菊田洋之氏:作画、森末慎二氏:原作で
1994年から週刊少年サンデーで連載されていた漫画。

最近の漫画は「目先のカッコ良さを優先させるが故に
中身がスカスカでも良い」みたいな風潮が出来てたりするが、
この作品は見た目の派手さカッコ良さはないにしろ、
読んでいくと、爽快さだったり、ほのぼの感緊張感といった、
喜怒哀楽が素朴ながら描かれていた。
(特に、最初の相楽まり子やお婆ちゃん絡みの話が好きだった)
あと、原作者が実際の金メダリスト(森末)ということで、
「大丈夫かな?」と思ったが、
体操シーンにおける細かい描写(デッサン)や解説
競技者ならではの経験が活かされていて、
無理のない程度のスーパープレイに仕上がっていたと思う。
また、同じ競技漫画のブリザードアクセルの様に
一つ一つに細かい点数をつけてやっている方式も本格的でいいのだが、
逆にややこしくなってしまい、分かりづらいところがあるので、
こちらの様にざっくりやってもらった方が、
個人的には読みやすかった。(リアクション芸もないし‥)

しかし、藤巻の何故体操選手を目指しオリンピックで金メダル
という最初の時点での目標の意味がよく伝わらず
(強いて言えばただ最初は、
何でもいいから自分の目指したいが仲間やライバルと
出会っていくうちに具体的な目標になったということ?)、
もっと過去とか掘り下げが欲しかった
主人公達のインフレがすさまじく、
素質もなかった奴らが少し練習したからといってすぐ全国レベル‥
スーパーE難度クラスの技をあんなにポンポン出されては、
プレイにおいて感情移入しづらい。(とんでも技は出てこないけど)
あと、直接内容に関係ないが単行本表紙に森末氏(?)の実写写真が
使われていたのが全くカッコ良くなかったので残念‥。

主人公がかっこ悪い系の王道スポ恨が好きな人にはオススメ。
見た目の華やかさはないものの、
キャラ、構成的にも好感が持てた作品なので、‥7点!
4063636607フルスペック 4 (4)
関口 太郎

講談社 2006-04-17
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◆ストーリー
アラタ・チンタ・ブーヤンの3人は10年かけて
自分達だけでこっそりと車を作り上げていた。
そして、高校3年の夏ついに彼らのた夢のクルマ
ロータリーエンジン搭載のロードスター"ブルースリー号"が完成した‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:6
マニア向け度:6
総評:6


◆淡々と個人的感想
WILD BASEBALLERS(作画)」の関口太郎氏が
2005年から週刊少年マガジンで連載していたレース漫画。

前作のWILD BASEBALLERSと違って変な原作者がいないため、
絵柄も変わって田舎の町の様子とかセミの鳴き声、
そこにいるキャラ達の風貌など作風がほのぼのしていた
そして、そこに見合うように
初回から主人公3人の努力とか友情が温かく描かれてあり、
高校生が自動車を作ってしまう」と言うとんでも設定ながらも
エンジンがかかる場面では感動出来る形式になっている。
ブルースリーという車も青色のブルーと、
3人で作ったスリーという名前がつけらており、
同誌掲載のジゴロ次五郎には感じない車への愛着
10年という年月の重みも加わり、
主人公達とモノ(漫画における、キャラに対してのアイテム的位置
ツギハギ漂流作家で例えるところの命具』)との関係性を高めていた。
途中アラタのインフレ化も酷かったが
ラストはぶっちぎりの勝利で終わるというよりも
リタイヤという泥臭い雰囲気で終われたのは、
週マガという雑誌の中では好感が持てた終わりだった。

しかし、3巻くらいから本格的(?)にレースをしだし、
細かなタイムやらテクニック(マリオカート並みのショートカット)、
上辺だけの専門用語を並べるようになってしまい、
これでは、車好きの人しか共感できない
まだ最初から、頭文字Dのようにドライビングテクニック
レース展開の駆け引きを重視して描いていく漫画だったら良かったが、
少なくとも私には、3+1人の友情の証として車がある
といった作りになっていると思っていたのに、
それを放棄して、薄い結果だけを求めてしまっている。
しかも、ラリー編では作品の主軸であるロードスターではなく
ランエボで出場‥。(拓海がハチロクじゃない車に乗るようなもの)
もっと、序盤ゆっくりした展開で進んでくれれば、下地も出来て、
その上での無茶な方向転換だったらまだ我慢出来ていたかも‥。

WRCなど車好きの人にはオススメ。
個人的には、レース主体で推していた後編よりも
青春漫画っぽかった前半の方が好きだったので、‥6点!


<関連レビュー>
頭文字D(2005/09/16付)
4253201059スクライド 5 (5)
黒田 洋介 矢立 肇 戸田 泰成

秋田書店 2002-06-20
売り上げランキング : 44,399

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◆ストーリー
大隆起現象により、日本本土から切り離された荒野(ロスト・グラウンド)
そこにはアルター使いと呼ばれる特異能力者達が生きていた。
そして、反逆者と呼ばれる少年カズマもその一人だった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:6
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:8
マニア向け度:8
総評:7


◆淡々と個人的感想
天地無用!(脚本)」の黒田洋介氏:脚本、
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R」の戸田泰成氏:作画、
で2001年から週刊少年チャンピオンに連載されていた漫画。

最初読むときにアニメとの、メディアミックス作品(サンライズ制作)
ということで、チャンピオンのダメな方かと思っていたが、
第1話の「おねがい☆ティーチャー(アルター名)」とか投げっぱなしに
言い放つそのテンションに驚いた
七人のナナ舞-HiMEの方ではなく、山口貴由マンガの方だった‥。
良い意味でも悪い意味でも週チャンらしい過激な描写があり、
その「力いっぱい馬鹿なことを真剣にやる姿」は
雄々しくも感じられた。
全5巻の上単純なまでにさくさく進むストーリーや
一風変わった変なシチュエーションがたくさんあり読んでいて飽きない。

しかも、vsシグマールからのテンションはまさに神がかり的で
「設定年齢19才‥」「古代って喰えるのか‥」などの迷台詞を残し、
ラスト前の見開きでは衝撃的なオチ‥。
2006年のチャンピオンRED4月号でも
奇跡的に番外編「スクライドビギンズ」が掲載されていて、
羽海野チカ(せんりき)とか、見事なまでのやり逃げをやってのけた。

しかし、これらの手法は、所詮パロディーなので
読者に対し面白くさせている作品ではなくて、
読者がその作品に対して笑っている(漫画が能動的ではなく受動的)
だけなので、人によって好き嫌いが顕著に現れるものだと‥。
ストーリーも「一匹狼のワル的ヒーローが警察の組織(でも実は悪者)を
次々に倒していく」という何の捻りもないもので、
プロットの点から言うと物語の理由趣旨は細かく語られず
(掘り下げもなく)、全く勢いだけでごまかされている
あと、序盤と終盤にあったバカなテンションが
中盤イマイチ普通の漫画のテンポに成り下がってしまい、
中身が無いのが露呈したように感じた。

ハイテンションな漢ネタ漫画が好きな人にはオススメ。
ギャグのところはツボだったが、
それ以外のパートは特に面白くないので、‥7点!


<関連レビュー>
舞-HIME(2005/08/12付)
覚悟のススメ(2005/09/29付)
408874019X武装錬金 10 (10)
和月 伸宏

集英社 2006-04-04
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◆ストーリー
私立銀成学園高校の2年生武藤カズキはある日の夜、
廃工場で巨大な怪物に襲われていた少女(津村斗貴子)を助ける。
だが、カズキは怪物によって心臓を貫かれ殺されてしまう‥、
しかしそれは彼の中で悪夢となっており、翌朝も無事だった。
昨夜何が起こったのか分からないカズキの前に、あの怪物が現れる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:8
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:6
マニア向け度:7
総評:7


◆淡々と個人的感想
るろうに剣心」「GUN BLAZE WEST」の作者和月伸宏氏が
2003年から週刊少年ジャンプに連載されていた漫画。

この作品、王道バトルギャグを交えながらも
根本は恋愛漫画だったのでは?と思う。
ジャンプ本誌では不人気だった為(アンケートはがきを出す層に?)
打ち切られ、「赤マルジャンプでなんとか完結編を掲載できた」
という経緯ながらネット上ではカルト的人気を博していた。
「ヒロインを助けようとして一旦死ぬ⇒ヒロインに助けられる
⇒ヒロインのチームに所属して悪を倒す。」
という少年漫画の王道的な展開(BLEACHしかり)ながら、
ここまで偽善(一人を助ける為に大勢を危険にさらす
という少年漫画の命題)なのに高尚化した作品は珍しく、
随所にある小ネタブッ飛んだキャラ達は読んでいて飽きない。
そして、序盤SFらしく伏線を引きまくったにもかかわらず、
きちんと矛盾なく回収できているのは、
作者の高い構成力あってのことだと感じるし、
バトルアクションも既存の派手な一撃必殺技の応酬ではなく、
きちんと駆け引きのあるシーンを盛り込んでいた。

しかし、個人的には作者のエンターテイメント理論
(少年誌王道的ハッピーエンド理論)に共感はするものの好感はしないので
vsヴィクターあたりの便宜展開には正直全く盛り上がれなかった‥。
あと、単行本のライナーノートにも書いてあるが、
映画他の漫画にインスパイアされていると言うか、
やはり元ネタもろというのは、オリジナリティに欠ける
読み切りの「エバーミング」のように少年漫画っぽくない(青年漫画の)
和月作品を今度は読んでみたい。

一歩引いた目で見ると
万人受けではなく好き嫌いがはっきり分かれる作品。
完成度自体という点は高いが、
それぞれの項目に好悪の所があったので、‥7点!


ブ ン 投 げ (「武装錬金」応援サイト)
武装錬金特集ピリオド (朝目新聞内ギャラリー)

<関連レビュー>
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚(2005/08/16付)
BLEACH(2005/12/04付)
4088741110大泥棒ポルタ 2 (2)
北嶋 一喜

集英社 2006-04-04
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◆ストーリー
無法都市と荒廃の地が広がり、
多くの権力者の陰で数多の泥棒たちが暗躍した時代。
奇想天外な盗みのエキスパートで甘いモノ好きなポルタと相棒・カスケ。
彼らが動く時、華麗なる盗みのミッションが開始する‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:2
画力:4
構成:5
キャラクター:4
オリジナリティ:2
マニア向け度:6
総評:3


◆淡々と個人的感想
本作が初連載物の作者北嶋一喜氏により
2005年から週刊少年ジャンプで連載していた漫画。

赤マルジャンプに載っていた読切版の時
19歳ということを加味すれば上出来だったのかもしれないが、
正直まだジャンプに載るレベルの漫画ではない。
トリック漫画と謳っているにしては、
肝心のトリックが毎回とにかく幼稚穴だらけで最終的には運任せ‥。
(バトル漫画でバトルシーンに迫力がないとか
恋愛漫画で女キャラ可愛くないとか、それくらいの致命度)
作画もまだ最初の方は
「これから上手くなってくれれば」という気持ちだったが、
連載が進むにつれキャラ顔が崩れてきたりして、
上昇するどころか下降していった

ストーリー性や設定も
どこか有りモノを持ってきたような感じでオリジナリティー皆無では、
この漫画のどこをどう読めば面白く思えるのか疑問‥。
最近のジャンプはツギハギしかり、少し描ける新人がいたら
「どこからか持ってきた設定をなぞらせて描かせて、自前の作家を育てる」
という方針があせり過ぎて裏目に出ているのではと思う。
(メゾン・ド・ペンギンは違うけど‥)
あとがきで『作者は細部の整合性やつじつま合わせをスッ飛ばしてしまう、
という非常に悪い癖があるので‥』と自虐っていたり、
ラストも「ポルターガイスト」とかわざと余韻を残す終わり方をして
往生際が悪い‥。(スマートに終わっていない?)
内容がまさに「大人が考える子供向けの漫画」という
なんか見下されているような感じで、
もしこういう子供向けな漫画を作るなら、
それと悟られないようにしないと意味がない。

テニスの王子様のような
ネタ漫画(?)としての楽しみ方が出来る人だったらオススメ?
トリックをスッ飛ばしでも、他に特異性(ネウロのように)があれば
まだ読めたが、それらも全くなかったので、‥3点!


<関連レビュー>
テニスの王子様(2005/07/22付)
魔人探偵脳噛ネウロ(2005/09/17付)
4091573223新暗行御史 (第12巻)
尹 仁完 梁 慶一

小学館 2005-11-18
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◆ストーリー
いにしえの国、聚慎には暗行御史(アメンオサ)と呼ばれる隠密要員がいた。
彼らは王の特使として秘密裏に地方を巡り、
悪政を糾弾し、庶民を救う聚慎の特殊官吏であった。
しかし、その聚慎が滅んでしまった今、
一人の暗行御史・文秀(ムンス)は浮き世をさすらっていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:9
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:8
マニア向け度:8
総評:8


◆淡々と個人的感想
アイランド(ビームコミック)」の韓国コンビ、
尹仁完氏:原作、梁慶一氏:作画により、
現在月刊サンデーGXに連載されている漫画。

この作品、実際に韓国(李氏朝鮮時代)にあった暗行御史という
官職や、数々の史実(伝記)を参考にしているので、
ストーリーを進めていく上で大きな破綻矛盾などはなく、
むしろ最初の方にあった伏線などが度々に活かされている
あと、梁慶一氏の絵が細部までとても細かく描かれていて、
キャラの表情にも感情の起伏を感じれる。
物語の本質も弱きを助け強きをくじくという流れながら、
単に勧善懲悪で悪を退治する、というスタンスではなく、
苦しみからの解放だったり、救いだったりするという
避けられない(答えのない)強烈なテーマがあり
それぞれが真剣に考えている様子がうかがえたところに好感が持てる。
さらに、過去編ではこれまでの、その大陸(亜細亜)っぽい作風から
西洋に舞台が変わったことにより新鮮さを感じた
今まで「ツバサ」とかその世界観をガラリと変えていった作品はあったが、
どれも一様に転回時や変化ごとに微妙な相違があったりしたのだが、
この作品は極めて濃いカラーを持っていたのにかかわらず、
上手く移り変わっていけていた

しかし、序盤の春香編柳義泰編に比べて
途中の活貧党編では少しテンポがダラけた様に感じてしまった。
敵側のキャラも多い割りにきちんと掘り下げていたし、
ラストは良い終わり方をしたとは思うのだけど、
気功みたいな超能力でキャラ同士における
パワーバランスが分かり辛くなってしまい、
結局遅い執筆の流れをより一層遅くしてしまった感は否めない。
(桂月香の妹を絡めるだけにして短めにまとめて欲しかった)
あと、巻末で「春香のあの格好が売りなんだ」と書いてあったりしたが
個人的にはあの半裸であるキャラデザ(服装)が痛い‥。
(もちろんアレがよいという人もいると思うが‥)
また、関係ないかもしれないが、文秀ビバップのスパイクに見えたり、
文秀阿志泰の再開のシーンがガッツグリフィスっぽく思えた。

カッコいい東洋系歴史モノが好きな人ならオススメ。
歴史ファンタジーというのはあまり好物なジャンルじゃないが、
絵、ストーリー、キャラ共に高レベルな作品だと思うので、‥8点!


新暗行御史 Official Web Site
<関連レビュー>
ベルセルク(2005/08/24付)
ツバサ-Reservoir chronicle(2005/10/11付)
コミックマスターJ
(Amazonに画像が無かったので貼り付けのみ)

◆ストーリー
締め切りに追われてピンチに陥った漫画家を救うべく、
颯爽と現れるスーパーアシスタント・コミックマスターJ。
仕事料は500万で、魂がこもっていると彼が認める作品しか救わない。
心揺さぶる漫画を求めた彼の旅は続く‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:7
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:9
マニア向け度:9
総評:7     (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
アクメツ」の田畑由秋氏:、余湖裕輝氏:作画のコンビにより、
1997年からヤングキングアワーズで連載されていた漫画。

吼えろペン(島本和彦氏作)とブラックジャック
足して2で割ったようなテイストの作品で、
漫画という一見世の中の流れからすると軽視されがちの事柄に
文字どおり命を懸けている漢(女)達を痛快に描いている。
本質はギャグ漫画(だと私は思う)なのだが、有害図書問題や新古書店問題
そして万引き問題など社会においての様々な問題、事件を
漫画という手法を使って表現されていたのは斬新。
あと、作品の肝心な箇所(見せたい所)である強い極言の部分は、
独自性を出すと同時に、その事柄が下らなければ下らないほど面白く思えた。
(後半に比べると最初の方は作画が甘く迫力が見入れなかったが‥)

しかし、基本的に1話完結だった物語が、
未来編からJの謎に迫る長編物になってしまい、
ギャグシリアスのバランスが取れていたショートストーリーと比べ
明らかに惰性の様(または捻りすぎたギャグ)に感じた‥。
展開は1つの可能性として破綻はしていなかったが、
ここは序盤からの流れを踏まえて、JUDGESCLUBの話に絡めていっての
vs漫画家達という構図が個人的には見てみたかった。
一応は上手くまとまっていたが、
最終的にJは完全に傍観者になってしまっていたので
ラストまで読んだ読後感としてはイマイチだった‥。

万人向けではないが、漫画好きの人には一応オススメ。
最初の熱いまでの真剣パロディーな作風は好きだったので、‥7点!


<関連レビュー>
新吼えろペン(2005/09/06付)
アクメツ(2005/11/06付)
4840233667かしまし~ガール・ミーツ・ガール 3 (3) 電撃コミックス
あかほり さとる 桂 遊生丸

メディアワークス 2006-02-27
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◆ストーリー
女顔で心根の優しい少年・大佛はずむは鹿嶋市立鹿縞高校に通う2年生。
片想い中のクラスメイト神泉やす菜に告白したものの断られてしまう。
傷心を癒すため、鹿縞山を訪れるが、
そこで墜落していた宇宙船に衝突し一命を取り留めるも、
なんと、体の構造が女性になってしまった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:6
構成:6
キャラクター:6
オリジナリティ:7
マニア向け度:10
総評:6       (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
神to戦国生徒会」のあかほりさとる氏:原作、
AIR(漫画版)」の桂遊生丸氏:作画、
ラバーズ7」の犬上すくね氏:キャラクター原案
によって月刊コミック電撃大王で連載している漫画。

同名で2006年1月にアニメ化、3月にはPS2でゲーム化もしたらしい‥。
最初、主人公の顔が見えない始まりに物新しさを感じたが、
その後、流れ星かと思ったら宇宙船が降ってきて、
衝突するという、衝撃的展開に‥
さらに粉々になった肉体を再生したら、性転換し女の子になり、
描きたいテーマは何かと思ってたら百合モノ‥
ウジウジな主人公、ツンデレなヒロイン1、
主人公に好意を寄せる才色兼備なヒロイン2、
妹的な宇宙人(主人公の事をオネニーサマ)と
取って付けた様なキャラ設定に御大あかほり氏の罪業が見え隠れする。
あと、個人的には要所要所に挟まれるありがちなギャグが全く笑えなかった。

しかし、あかほり原作同性愛(?)という狙いまくった
キャスティングにしては、それを足枷とせず、
むしろ性別が入れ替わってしまったことによる
心と身体の葛藤いびつな三角関係の心理を主軸に描いており
安易なパンチラとかハーレム状態のドタバタコメディーに
すぐもっていかなかった事には感心した。
確かに男1人女2人が取り合うという漫画は在りきたりだが、
女1人女2人が取り合うのは少年漫画では斬新‥。
作画の桂遊生丸氏は女性の方のようで、イラストのタッチは柔らかく
少女漫画っぽいが、毎回とても丁寧に描いてあり
作画レベルは低くないと思う。(でも私は苦手‥)
これからラストに向けてどうなるか分からないが、
2人のヒロインに対し、どっち着かずのドタバタギャグで終わったら最悪
やっぱり、こういう作品で上手く締めようとしたら
どちらかきっちり選んでこそ、まとまると言うもの。
(いちご100%のラストように。←「マンガがあればいーのだ」さん)
アニメでは悪どい終わり方をしたそうなので、
漫画版ではきちんと最後は結末して欲しい。

ポリリンファンの人にはオススメ。
ディープ(オタ的?)な恋愛をテーマとしている割には、
漫画として成り立っていたと思うので、‥6点!
459213897XちょこッとSister 5 (5)
雑破 業 竹内 桜

白泉社 2006-02-28
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◆ストーリー
つばき荘というアパートに1人で暮らす大学生の「はるま」。
ある年のクリスマスの朝、突然サンタのお姉さんから、
クリスマスプレゼントとして大きな袋を渡される。
袋を開けると中から女の子が‥。
それは、子供の頃サンタさんにお願いした妹だったのです‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:8
構成:9
キャラクター:6
オリジナリティ:7
マニア向け度:9
総評:7


◆淡々と個人的感想
おねがい☆ティーチャー」の雑破業氏:原作、
ぼくのマリー」の竹内桜氏によって、
現在ヤングアニマルに連載されている漫画。

2006年夏に制作:ノーマッドでアニメ化される予定らしい‥。
血のつながっていない妹(もちろん兄好き)とか、
天然巨乳メガネっ娘の管理人さんとか、
冒頭からオタク要素が濃縮すぎる萌え漫画‥。
さらに、計算しつくされたようなパンチラブラチラ
主人公に降り注ぐ幸運の数々はオタ漫画の巨匠(雑破業氏)らしくて、
1部のファン以外は読んでいて不愉快になるほど‥
キャラクター配分も取ってつけた様な小ネタ設定で、
全くそれを作った根拠を感じない‥。

しかし、展開はギャグみたいなご都合部分があったりして、
捻ってないハーレム的な萌えなんだけど、作中に流れる雰囲気が良い
エロな描写も多いが、
絵が上手いのと無邪気な脱ぎッぷりに性的思想はあまり感じられなかった。
また、青年漫画なのに最初兄の方が中心で描かれていたが、
途中から、そのまわりの人物それぞれが中心の
ショートストーリーになっていて、
そこから派生する心情物語は放り投げのプロットではなかった。
(はるまと綾乃の電話のシーンなんて良かった)
また、作り手の見せたいものが媚びではなく
日常のほのぼのさを見せたいということなっているで、
結果は簡便ではなくリアルっぽい。
こういうほのぼの系漫画
いかにその作中の雰囲気を読み手に感じさせれるかだと思う。

おね☆ティーが好きな人にはオススメ。
でも、やっぱりこういう設定は苦手なので、‥7点!


ちょこッとSister (公式HP)
4757514476ダズハント
筒井 哲也

スクウェア・エニックス 2005-05-25
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◆ストーリー
ナカニシこと「K坊」はチャットで「エクサム」に、
都会で繰り広げられる「ダズハント」というイベントを
紹介され、参加を決意する。
「ダズハント」の内容は、参加者の持っているマーキーと呼ばれる物を
奪い取ることで賞金を得られるというものだった。
金のために命をかける、残虐極まりないこのイベントの真意とは‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:7
構成:9
キャラクター:7
オリジナリティ:8
マニア向け度:7
総評:8


◆淡々と個人的感想
マンホール(ヤングガンガン)」の作者筒井哲也氏が
自身のHPで公開している漫画。
(余談だが、やっぱり漫画はWebより紙面で読んだ方が面白いと感じた。)

リセット」が同誌に連載されたのをきっかけに同時コミック化。
(同じような形態の連載に「WORKING!!(高津カリノ氏)」がある)
サイコスリラー・バイオレンス系で
主人公が普通(?)の会社員から昔のヤンキーに戻っていくノリが
B級映画を見ているようで小気味良かった。
全1巻という短さながら、フリからオチまできちんとまとまっていて、
ストーリーにもスピード感があったと思う。
併録していた短編の「多重夢」もただの狂気物ではなく
それぞれの絵柄で描かれる事によっての意味が存在し、
作者のセンスを感じる

しかし、話数が短いがゆえ主人公以外のキャラに掘り下げが出来ず
物語に厚みが足りない‥
ラストも終わってみれば、
よくある感じの予定調和から脱し得なかった(強引)と思う。
あと、コミック化する際に特別手が加えられてないので、
単行本版にしては少し絵が粗いのが気になった。

「リセット」はSF好きの人、
「ダズハント」はバイオレンス好きの人にオススメ
万人向けではないと思うが、
個人的にはツボなジャンルを上手く描いていたので、‥8点!


STUDIO221 (筒井哲也氏のHP)
・Web Comicから「DUDS HUNT」「多重夢」が読めます。
4063634825哲也 41―雀聖と呼ばれた男 (41)
さい ふうめい 星野 泰視

講談社 2005-02-17
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◆ストーリー
時代は、終戦直後のまだ焼け跡や廃墟の残る新宿
何もなく貧しい中でも生き抜くために 人々は日々たくましく生きていた。
そんななか一人の青年が麻雀で生きてゆこうと決意した男がいた。
これは、のちに「坊や哲」と呼ばれる玄人の勝負に生きた物語である‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:7
構成:7
キャラクター:9
オリジナリティ:7
マニア向け度:7
総評:7


◆淡々と個人的感想
少年無宿シンクロウ」のさいふうめい氏(原案)と星野泰視氏(漫画)が
1997年から週刊少年マガジンで連載していた漫画。

主人公は実在した阿佐田哲也(色川武大)氏がモデルで
勝負師伝説 哲也」としてアニメ化もされたらしい‥。
麻雀」という賭け事を題材としているが、
少年誌のため麻雀の駆け引きとか点棒のやり取りとかいうよりも、
キャラ達の技(イカサマ=必殺技)という部分を重視し、
見た目にも映える分かり易さを取っている。
そのため、「相手がイカサマをするそのイカサマを破り勝利
というのが、さすがに41巻もあると
マンネリ化(2度の旅打ち編とか)してしまっているところはある。
あと、さくさく進んでいく感じなので、
手に汗握るという作中の「熱さ」が読んでいて伝わってこなかった。

しかし、使い捨てにしては勿体無いほどの
バラエティに富んだ敵キャラが毎回出てくるので、
勝負における目新しさはある。
(個人的にはダンチ絡みの話が好きだった。)
絵も最初の方はぎこちなかったが、途中から確立されていき
作者独特の雰囲気が出ていたと思う。

麻雀知らない人でも暇潰しとして見るのにオススメ。
つまらなくはないんだけど、
物語として興味を引かれるプロットとかは無いので、‥7点!
4757707258恋の門 (5)
羽生生 純

エンターブレイン 2002-01
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◆ストーリー
蒼木門、金はなく童貞にして石で漫画を描く漫画芸術家。
証恋乃、漫画とアニメを愛するコスプレイヤーにして普通のOL。
ある偶然から、決して噛み合うことのないふたつの曲線が交わり
そして、ふたりは出逢った‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:8
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:10
マニア向け度:9
総評:8


◆淡々と個人的感想
青(オールー)」「ワガランナァー」の作者羽生生純氏が
98(99?)年からコミックビームで連載していた純文学ラブコメディー。
2004年に松田龍平酒井若菜主演により映画化にもなったらしい。
まず、石の漫画を描く(作る)というあまりにも前衛的過ぎる設定に驚いた。
そして、物語展開も最初はインパクトのみが先行しあまり面白くなかったが
途中、門の方はものすごくダメな奴で、
恋乃の方がしっかりしている(外面は)作りだったのに、
4巻くらいから門の方がしっかりしてきたという
成長逆転の過程が個人的にツボだった。
門が全く分からないオタクの心理を一応理解しようとしている姿が
新鮮で面白い。
この作者の作品は「キャラが何故それをしたいのか?どうしたいのか?
そして、その答えに行き着くまでの順序」が
歪んでいるながら(共感できるかどうかは置いといて)も
明確に描いてあり興味深い
ギリギリまでどう終わるか分からないストーリーも
最後は上手くまとまっていたと思う。

しかし、絵はほとんどトーンを使わず一筆、一筆、線で描いてあるので
作品全体に鉛筆のしんのような濃厚さがあり、好き嫌いは別れるところ。
(私は今のテカテカ漫画にない古き良き重みみたいなのが好き)
あと、派手な手に汗握ると言う展開がないので、
結局何がいいたいんだろって感じに見えないこともない‥。
魅力的なんだけど門以外のキャラにイマイチ感情移入出来なかった
(特に証恋乃‥)

文学的な作品が好きな人にはオススメ??
王道的面白さはないが、
普通の漫画にはない斬新さがあったので、‥8点!


恋の門 映画公式HP(いきなり音が出ます)
4757716869プリースト (6)
〓 民友

エンターブレイン 2004-01
売り上げランキング : 529,984

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◆ストーリー
闇の密約によって不死の肉体を得た神父「イワン・アイザック」は
守護司祭ジャビロンが君臨する安息の地を蹂躙すべく、
絶望と腐臭みなぎる呪われた町に今踏み込む‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6  (途中で終わってしまったので)
画力:6
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:7
マニア向け度:8
総評:6


◆淡々と個人的感想
那民友氏が98年から韓国にて連載を開始し、
02年にエンターブレインより日本語版が発売さたバイオレンス漫画。
余り人気を得られなかった為か、
6巻(第一部)を最後に打ち切りになってしまった。
韓国の漫画だからか、本が左(逆)開きになっている。
最初全く素性が分からない謎という設定の主人公が
敵(ゾンビ)をぶち倒していくアクションで進み、
あらかた落ち着いたところで原因へ逆行の思い出しをすると言う
ベルセルクにも似た展開だが、
アクションに動きがないためかそれほどシーンに迫力がなかった
ヘルシングピルグリムのように最近流行り(?)の
宗教系人外バトル物なんだけど、
それらに比べて圧倒的にキャラが弱いので、
どうしても、それらの二番煎じに見えてしまう‥
絵のカットは一つ一つ綺麗なんだけど、無機質なように感じ、
怒りや悲しみといった表情がイマイチ伝わってこなかった。

しかし、神を敬謙していた者が酷い仕打ちにあい、
堕ちていくという心理描写は理にかなっていてこじ付けや矛盾などはない。
細かくカット割されたコマやアメリカ建国当時を中心に、
現代からなんと人類創生以前まで遡るという、
スケールの大きいストーリーなどは魅力的
デモーレベンシルの過去(ガッツグリフィス過去編みたいな)は
やっとこの物語の根底が見えた気がしてスッキリしたが、
矢先に打ち切りでは評価の仕様がない。
韓国漫画が好きな人にはオススメ??
設定とか世界観は良いんだけど、
個人的には絵や構成に共感できないので、‥6点!


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4840229813苺ましまろ 4 (4)
ばらスィー

角川(メディアワークス) 2005-05-27
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◆ストーリー
短大生の伸恵を中心に、その妹の千佳、その幼馴染の美羽、
ご近所の茉莉、クラスメイトのアナ。
彼女たちは一見どこにでもありそうな、
でもちょっとだけユニークな毎日を送っていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:8
構成:7
キャラクター:7
オリジナリティ:7
マニア向け度:10
総評:6     (ファンの人すいません)


◆淡々と個人的感想
ばらスィー氏により2000年からコミック電撃大王で連載している漫画。
作者は同誌への投稿を切っ掛けに編集者に誘われて、
この作品でデビューし現在にいたる‥。
この漫画のキャッチコピーは、「かわいいは正義!」と言うらしく、
このキャラ達が縦横無尽に動きまくる。
同じような萌え漫画(?)に「よつばと!」があるが、
基本よつばがボケ他のキャラが突っ込むと言う形に対し、
この作品では、千佳を除く4人のキャラ達がボケて(主に美羽)
それ以外が突っ込むと言う形が多い。
そうすると、「よつばと!」ではあまり目立たなかった、
迷惑行為と言うか「おいた」の部分がとても目立ち、
5人の主要キャラ以外ミソクソのような扱い(特に笹塚がリアルにかわいそう)
というところが引っかかってしまい、ほのぼの出来なかった‥
あと、ギャグがシュール系で
個人的にツボにINする笑いが少なかったのも読後感を下げた一つ。

しかし、巻中にあるさし絵など、この作者の描く女の子は
とても柔らかな可愛らしさが表現されていて(1巻の前半は崩れてるけど)
毎回ファッションも凝っており、
作画レベルが高くキャラに対する思い入れを感じる。
間の取り方やツボにはまると爆発するギャグなど、
見る人から見ればただ日常の中にあふれる
元気で無邪気な可愛い女の子達が織り成すシュールなギャグ漫画

と満点をつけてもおかしくないんだろうな」、とは思う。
「よつばと!」よりも「みなみけ」が好きな人にオススメ。
キャラは可愛いんだけど、ギャグとして笑えるところが少なく、
全体を通して「だから?」って感じだったので、‥6点!


苺ましまろとは(はてなダイアリー内)
<関連レビュー>
よつばと!(2005/08/06付)
みなみけ(2005/12/01付)
4757723237コミック 銭 3巻
鈴木 みそ

エンターブレイン 2005-06-25
売り上げランキング : 2,600

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◆ストーリー
ある日突然、交通事故にあい浮幽霊になってしまった「チョキン」。
病院に運ばれ緊急手術をしているとお金に細かい幽霊「ジェニー」に出会う。
そして、二人は世の中のお金について考える‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:8
キャラクター:6
オリジナリティ:9
マニア向け度:9 (3巻現在)
総評:7       (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
マンガ-化学式に強くなる-」「アジアを喰う」の
作者鈴木みそ氏がコミックビームで連載している漫画。
この作者、旅行の体験記や業界を扱ったルポ形式の作品が多く、
漫画家としてデビューする前は初期ジャンプ放送局で編集をしていたらしい。
キャラは主にチョキン(頭に貯金箱の様な傷がある)、
ジェニー(銭に詳しい)、マンビ(万引き少女)の三人。
話の流れは短編形式で進み、
何かある事柄に対しチョキン(我々の側)が質問し
それにジェニーが答えるという流れの「社会化見学マンガ!!
という感じでジャンルとしても斬新。(「まんがはじめて物語」っぽい?)
この作者、説明能力が高く
下手をするとウンチク作品になってしまいがちの
細かい計算や事情を分かり易く、きちんと漫画として描いてある
あと、「エマ」しかりコミックビームの単行本は
ジャケットデサインが凝っていて素晴しい!!

しかし、1巻2巻で商業誌、アニメ、同人誌と独自の題材を挙げていたのに
最新刊ではカフェペットブリーダーといった普通の題材‥。
これでは世にたくさんある「ナニワ金融道」や「クロサギ」といった
他の金銭漫画となんら変わらなくなり、
この作品の良さが薄れてしまっている‥
月刊雑誌なので、一話一話が遅くページ数もあまりないので、
一つの話に半年以上かかったりするのが辛い。
漫画に対するお金の流れが気になる人にはオススメ。
1・2巻はとても面白かったが、
最近の傾向には共感できないから、‥7点!


<関連レビュー>
エマ(2005/08/28付)
クロサギ(2005/11/02付)
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