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4088766393ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (8)
村上 たかし

集英社 2004-07-16
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◆ストーリー
お父さんがコロリと死んで、お母さんがポロリと死んで、
ももちゃんはおじいちゃんと二人暮らしです。
パパがわりのおじいちゃんなので、ももちゃんは「ぱじ」と呼んでいます。
二人にとって一番楽しいのは家でいっしょに過ごす時間なのでした‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:9
画力:6
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:7
マニア向け度:5
総評:8


◆淡々と個人的感想
くう・ねる・そだつ」「ナマケモノが見てた」の作者村上たかし氏により
1999年から週刊ヤングジャンプで連載していた漫画。

この漫画は、「幼い頃父親と母親を次々に亡くしてしまった、
少女・ももちゃんが、おじいちゃんに引き取られて行き、
2人で力強く生きていく
というテーマを4コマで丁寧に表していて、足掛け6年に渡り、
そのゆったりとしたほのぼの感を一貫して出来ていたのが凄い。
あと、最初は小さくて何も出来なかったももちゃん
最後の方では率先して、ぱじ(おじいちゃん)の手伝いをするようになり、
その成長の過程が丁寧でハッキリと分かるように描いてあるところに、
これからどんどんと大きくなっていく孫娘に対し、
自分(おじいちゃん)はどんどんと老いていってしまうという悲しさ、
死のリアルさといったものが、変に派手だったり媚びておらず、
日常と一体化していた所に読んでいて素直に感動してしまう

しかし、4コマ漫画にしては9巻と少々長いので、
途中からももちゃんとおじいちゃんのメインの話だけではなく、
ネタのため新キャラの掘り下げに頼らなくてはいけなくなり、
序盤にあった物語の濃厚さが薄れてしまったように感じた。
あと、結局は「他愛もない日常」という形なので、
話が長い割には何もない内容になりがちで、
脇キャラの結末も作品中では描かれておらず、
終わらない毎日の繰り返し
(でも、いつか終わってしまうという危うさが良いのだけど‥)
というのが、ラストをあっさりにしすぎにしてしまった。
また、4コマ漫画を単行本で一気に読むのは少し疲れる‥。

ほのぼのファミリー系が好きな人にはオススメ。
悲しく辛い境遇なのに、
どこか安らいでホッとしてしまう、そんな漫画なので、‥8点!


村上家.com (村上たかし公式サイト)
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道元 宗紀

集英社 2003-04-04
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◆ストーリー
プロレス業界最大手の団体、赤鴉に所属する覆面レスラーA・O・Nは
小さい体で巨体のレスラーを投げ飛ばす一番人気の看板レスラー。
しかしA・O・Nは交通事故を起こして警察に逮捕されてしまう。
事件のもみ消しに赤鴉は
追い返したプロレスラー志望のギュン少年を替え玉にと仕立て上げたが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:8
構成:5
キャラクター:5
オリジナリティ:7
マニア向け度:4  (ある意味9)
総評:4


◆淡々と個人的感想
奴の名はMARIA」「大好王-ダイスキング-」の作者道元宗紀氏が
2002年から週刊少年ジャンプで連載していた漫画。

この作者プロレスとかハンドボールとか
あまりメジャーではない競技を題材に描くのは良いが、
アイシールド21」みたいに、その競技を知らない人でも
分かりやすく読めるというスタイルになっていないのが辛い‥。
特にこの作品では、
プロレスはヤラセだが、観客には魅せる試合をしなくはいけない」
というある程度その仕組みを理解していないと分からない
ブラックボックス的な話が序盤からされちゃっているので、
チビッ子向けのようなストーリーながらその設定には、疑問が残る
アグネス仮面」のような青年誌に載せる作品ならまだ分かるが、
一体どの世代に向けたものだったのだろうか??

あと、主人公の少年・ギュンも若干15歳と言う年齢にして、
何のバックボーンもなしに
TV局の社長世間を手玉にとっているのに好感が持てず、
何故プロレスをやるのかというテーマも曖昧だったような気がする‥。
他のキャラにも紙面から伝わる焦りばかりが目立ち、中身が何も無い。
(ラストの女の子がいきなりアオンに挑戦するところとか
女子アナが突如声優になりたかったと発言したりと、
もはやネタ漫画にしか見えない‥)

しかし、独特の絵柄ながら画力はそこそこあり、
バトルのスピード感キャラの動きなどには見ごたえがあった。
あと、この作者はジャンプにおける3ストライク目だったらしく、
最終回の巻末コメントや単行本での苦労話など本編より面白かった‥。

プロレス好きの人にオススメ??
絵や時折見せるセンスは光るものがあったが、
肝心のストーリー設定の時点で選択を誤った気がするので、‥4点!


奴の名はMARIA (ヤマカム内)
道元宗紀 - 巻末コメント -

<関連レビュー>
アイシールド21(2005/07/17付)
アグネス仮面(2005/09/22付)
4088728971ZOMBIE POWDER 4 (4)
久保 帯人

集英社 2000-08
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◆ストーリー
死者を蘇らせ、生者を不死にする悪魔の秘薬「ゾンビパウダー」を求め、
死者の指輪を探しつづける芥火ガンマ。
「黒腕の死神」ともいわれる賞金首9億6千万のSO級犯罪者でもある彼が
ある日、スリを働いていたエルウッドと出会い‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:6
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:7
マニア向け度:8
総評:6


◆淡々と個人的感想
BLEACH」の作者久保帯人氏により
1999年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

トライガン」のパクリかどうかの論争はここでは置いといて、
当時ジャンプで読んでいた時はそれなりに楽しく読めていた。
序盤の「BLEACH」にはない、主人公の無敵さや作品の残虐性
良い意味で淡々と進んでいくB級映画のようなノリだった。
特に1巻のアッシュ・ドウター編までは1つの物語としても完成していたし
キャルターのブチ切れ具合も好きだった。
あと、主人公を最初から最強化することで急激なインフレを防ぎ、
成長という面ではエルウッドに任せるという分担も上手く出来ていた。

しかし、巨乳女(ウルフィーナ:4巻表紙)が出て来た辺りから、
読み手に対しての押し付けがましさが展開に反映されてきて、
ストーリーよりもキャラや設定のみで読ませようとしていた。
(良いとこ取りの寄せ集めみたいな感じ‥)
さらに終盤になると今の「BLEACH」のように
ただ派手なだけの新キャラ乱発状態‥。
あと、打ち切りが決定しているのに関わらず
伏線を回収することもなく
投げっぱなしで、終わらせた作者に対しての好感も沸かない。
(私個人の感情としては、作者のセンスとかある種認めてはいるが、
どうしても久保氏が痛いポエマーにしか見えない‥)
また、作風は今と変わらないが
画力コマ割バトルの迫力なんかは今に比べると劣っていた‥。

この作者のファンならオススメ。
序盤の世界観なり展開などは好きだったが、
途中からただドタバタしてた漫画に成り下がったので、‥6点!


BLEACHまとめサイト - 2ch BLEACHスレ
<関連レビュー>
BLEACH(2005/12/04付)
408873209X鴉MAN 2 (2)
かず はじめ

集英社 2002-01
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◆ストーリー
近未来、犯罪の凶悪化が進んだ東京―。
ある日、少年強盗団のジュウトは警察に追われる途中、
突然黒ずくめの男に連れ去られる。
そこでジュウトを待っていたものは
謎の政府機関・SHRECと名乗る組織だった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:7
構成:7
キャラクター:5
オリジナリティ:6
マニア向け度:4
総評:5


◆淡々と個人的感想
明稜帝 梧桐勢十郎」「神奈川磯南 風天組」の作者かずはじめ氏により
2001年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

正直「今まで比較的重いテーマを扱ってきたので、
ここらで、子供を主人公としたヒーローものでも描いてみようかな?」
くらいにしか感じないほど、中身が軽い漫画だった。
まず、主人公のジュウト単純熱血少年という
少年漫画の主人公としてはベタ過ぎるキャラ設定で、
自分の考えも特になく、わがまま言い放題、
勝手な行動をしては運任せの結果オーライで、功績を残す
(全て自分の物差しで、無責任に物事を測っている感じ)
という一部の読者以外には全然納得出来ない設定‥。
さらにテコ入れの為か、少年少女を入れてみたけど、
これまた薄い掘り下げのキャラで、
同じような子供がワイワイやっているようにしか見えず、
いい大人達が何故このような子供たちに
日本の治安を任せるのかが疑問‥。

ストーリー展開もどこかで見たようなご都合主義の嵐で、
鴉MANという名前と変なスーツ以外に目新しいものがなく、
敵組織のキャラも全く立っていなかった。
この作者、大人向けの作品や短篇を描かせると
ハイレベルな漫画に仕上がるが、
子供向けの作品や長編になると途端に作者の良さが消え、
無理矢理感が見えて、四苦八苦しているように思える。
もっとヒーローとしての上辺の爽快さよりも
主人公達の闘いを通しての成長とかにスポットをあてて欲しかった。

さくさくなヒーローものが好きな人にはオススメ。
絵とかキャラデザとかはよかったが稚拙な展開だったので、‥5点!


WISEDOG(公式HP)
<関連レビュー>
明稜帝 梧桐勢十郎(2006/05/26付)
MIND ASSASSIN(2006/05/25付)
4088728246明稜帝梧桐勢十郎 10 (10)
かず はじめ

集英社 2000-02
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◆ストーリー
私立明稜高校の生徒会長は、絶大な権力を持っている。
だが26代目生徒会長「明稜帝」こと梧桐勢十郎は、
ワガママ、目立ちたがりで口より先に手が出るヤツ。
周囲の生徒から恐れられる彼だが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:7
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:6
マニア向け度:6
総評:7


◆淡々と個人的感想
MIND ASSASSIN」「鴉MAN」の作者かずはじめ氏により
1997年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

MIND ASSASSIN」の心理テーマを
風天組」のハチャメチャさで描いたような作品。
主人公の梧桐勢十郎が誰よりもイッちゃってる言動だが
まだ信念として全体を通してしっかり軸のある考えの元、
やっているので、一応は共感出来る
ある意味、似非ヒーローな偽善的行動を少年漫画で行うには
開き直させるしかないと思う‥。
作者の力がなければこの開き直りは不快に映るが、
まだ自分の手を汚して悪者だと言っている分
(自分より他のもっと悪者を倒すという構図を成り立たせることにより)
読んでいる者の嫌悪感を和らげている。
梧桐勢十郎を初めて、四天王という定番キャラを用いつつも
それぞれのキャラは立っていて、
毎回テンポの良い話だったので読みやすかった。

しかし、主人公が自分ありきの傍若無人キャラ
都合が悪くなると、相手をぶっ飛ばして説教では
納得出来るものも納得出来ない‥
主人公自体の設定が最初からコレなのだから、
そういう意味では仕方ないかもしれないけど、
もう少し止める役というか、伊織伴屋の位置のキャラの度合いが
大きいものになっていれば、
もう少し梧桐の突出した行動に歯止めが付いたのでは?と感じた。
ギャグも悪くはなかったんだけど、個人的には
梧桐のキャラ規制が邪魔して笑いにまで昇華しなかった‥。
終盤の二条双子児の話など、結局は一目見てわかる勧善懲悪に別れてしまい
一生懸命正論を説いても
「そんなことはみんな分かっている」みたいなオチになってしまった。

悪者を凹ますという爽快感を求める人にはオススメ。
今さら王道を説かれても今いちインパクトは弱いが
作品の作りとしては荒くなかったので、‥7点!


WISEDOG(公式HP)
<関連レビュー>
MIND ASSASSIN(2006/05/25付)
4088513991MIND ASSASSIN 5 (5)
かず はじめ

集英社 1997-01
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◆ストーリー
かつてナチスドイツの手で創り出された暗殺者・MIND ASSASSIN。
その特殊能力は、精神と記憶を破壊する。
奥森かずいは、その力を受け継ぐ日独クォーターの三代目。
虎弥太と医師として暮らす彼の元には、心の傷を抱えた人々が訪れる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:9
画力:6
構成:9
キャラクター:7
オリジナリティ:8
マニア向け度:5
総評:8


◆淡々と個人的感想
明稜帝 梧桐勢十郎」「神奈川磯南 風天組」の作者かずはじめ氏により
1994年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

鴉MAN」や「風天組」のように無茶苦茶な主人公ではなく
自らも悩み苦しみながらも、精一杯出来ることをするという、
必ずしも完全無欠ではない、丁寧なキャラ心理
ゆっくりとしたストーリー展開に好感が持て、
今読んでも一話一話の読みごたえもあり古臭くなっていない
途中、ジャンプっぽい長編のバトル形式の展開があったが、
それ以外は一話完結の短編もので、
それぞれにキャラの苦悩悲壮感など、
一人の人間としての重さがあり、
それが作者の淡泊な絵柄とマッチし、淡々と作品の世界観に浸れる。
特に「夏のひと」とか
マインドアサシン(デビュー読み切り)」の話が好き。
主人公の能力が人の精神を壊すという暴力的なものにも関わらず、
大半は敵を倒す力としてではなく、
被害者を守るという救いの力として使っていたのも斬新。

しかし、構成としてゲストキャラ(大概被害者)に
一応の捻りを入れているとはいえ、
流れが若干ワンパターンではないかな、と読み返して思った。
あと個人的には、かずはじめ氏のこの頃の絵に関しては、
繊細過ぎてあまり好きではなく、
後期の「風天組」とかの方が線に力があり、漫画っぽかったと思う。
作者が言うには、「マインドアサシンは今後
ライフワーク的に描き続けるつもり」らしいので、続編に期待したい。

さっぱりとした作品か好きな人にはオススメ。
いささか暗目なストーリーだが、
この作者はこういう作風の方が合っているので、‥8点!


WISEDOG(公式HP)
4088731956無頼男 9 (9)
梅澤 春人

集英社 2001-12
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◆ストーリー
成り上がりへの野望を燃やす無鉄砲野郎・春日露魅王と、
ロックへの情熱をたぎらせた火野麗児は、
ある日ひょんなことから知り合いになった。
それぞれの夢を叶えるため、二人は、ともに東京へと旅立ったが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:3
画力:7
構成:5
キャラクター:7
オリジナリティ:6
マニア向け度:6
総評:5


◆淡々と個人的感想
BOY」「SWORDBREAKER」の作者梅澤春人氏により
2000年から週刊少年ジャンプで連載していた漫画。

前作「BOY」では基本が一応学園ものということで、
ケンカしたりバトル展開になっても、
流れとしてはそんなにおかしくなかったが、
こちらは音楽で成り上がるという目的があるにも関わらず
やってることは一緒でケンカ三昧‥
そして、歌唱シーンの描写はすべてモザイク調のトーンで済ましていて
特に何の解釈もないまま、
ブレーメンが演奏すれば、オーディエンスは即感動のワンパターン。
結局は暴力で片付いて、
無理矢理ロックに結び付けているだけのような気がする。
(主人公:ロミオがもっと悪い悪党達を倒すことによって
自分の不品行を隠しているだけで、正義でもなんでもないのに、
ただ爽快感だけを読者に植え付けさせようとする作風‥)
特にアメリカに行ってからの展開が、
額に穴が空いて脳みそが見えているやつが出て来たり、
ロミオがキリストの生まれ変わりとか、
宇宙でライブなど、ギャグにしか見えなかった‥。
(打ち切りのため早足でロミオの過去を精算させるため??)

個人的に良かったところといえば、
自らまぶたを引き裂いた男(サイクロプス)とか
学校にアナコンダを持ってくるヤンキーなど、
アクのある敵キャラを描くことにおいてはこの作者のレベルは相当高い。
あと、序盤の麗児と親父の話や義手の探偵の話は
物語として上手くまとまってたかなっと思う。
いずれにしても「BOY」よりも暴力性残忍性だけが高まり
逆に主人公達の趣向が、見え辛くなってしまった今作は、
少年漫画として不向きではなかったのか?と感じた。

ロックな人にはオススメ。
前作BOYにおける下降気味の勢いをそのまま継承してしまったため、
よりご都合な漫画になってしまい、‥5点!


<関連レビュー>
SWORD BREAKER(2006/05/23付)
4088733975SWORD BREAKER 2 (2)
梅澤 春人

集英社 2003-03-04
売り上げランキング : 221,653

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◆ストーリー
昔、ある世界で邪悪なる魔法使いアバルが
“無敵の楯”を携えた勇者ルルドに敗れ去った。
だがルルドも、アバルの呪いにより異世界へと送られてしまう。
そして今、勇者を呼ぶ声により、ルルドは再び元の世界へと導かれ‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:7
構成:6
キャラクター:5
オリジナリティ:9
マニア向け度:9
総評:6      (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
カウンタック」「LIVE」の作者梅澤春人氏により
2002年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

漫画界のロッカー梅澤春人先生、渾身のファンタジー巨編!!
当時はその強烈な個性とネット上での祭り現象で
冷静に読んでなかったためか、ダメ漫画の印象があったが、
今読み返してみたら意外と読めてしまった‥。
第1話いきなり現代で10年の歳月を過ごす主人公だったり、
武器がではなくだったり、
一応他作品とは少し絵柄を変えてきた作者の努力
というものなんかは新人には無い斬新さを幾らか感じた。
(これは私が、少年の心を忘れてしまい、
歪んだ大人になってしまったということか‥?)
1部の漫画によくある、自分の自己満足作品を作り上げているのではなく
ファンタジーの世界観を自分なりに作り上げていたような気もした。

しかし、足が剣で出来た義足の女戦士だったり、
全くカッコ良くない勇者の鎧だったり、
いきなり剣に変形してしまう敵だったり、
とその独創的なセンスについて行けず、
訳がわからな過ぎてギャグに見えるほど‥
ネタとして見れば面白いが、
描き手がギャグとして読者を笑わせようと描いたもの以外で、
読者が笑ってしまうのは、「笑わせている」のじゃなくて、
笑われている」のであって、
そういった理由でストーリー的観点から言えば破綻している作品
この作者の考え方、描き方がロックなので、
やはりファンタジー物は合わなかったのではと思う。
長く続いても辛いだけだったので、
いろんな意味で、全2巻で終われてよかった‥

ネタ漫画が好きな人には是非オススメ。
他の七剣邪達の変身(変形)後も見てみたいと思ったので、‥6点!


盗作者列伝 梅澤春人編
4091828582MASTERキートン (18)
勝鹿 北星 浦沢 直樹

小学館 1994-08
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◆ストーリー
平賀=キートン・太一は大学で考古学の講師をするかたわら、
フリーの保険調査員も務めている。
そんなある日、ギリシャで転落死した国際的ジャーナリスト、
レオン・パパスの保険金受取人に不審点を抱いた
英国最大の保険組織・ロイズがキートンに調査を依頼‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:10
画力:7
構成:8
キャラクター:8
オリジナリティ:9
マニア向け度:6
総評:9    (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
勝鹿北星氏と「YAWARA!」「PLUTO」の作者浦沢直樹氏により
1988年からビックコミックオリジナルで連載されていた漫画。

たんにストーリーの面白さだけで読ませるのではなく、
今流行りの萌やキャラ絵で見せるだけにも終わらない、巧みな構成
作者の飛び抜けた描写力(表情豊かな顔や細かい背景)によって、
人生の喜びとか哀しみを、感情に流されず冷静に描いた作品。
そして、レベルを落とす事なく、
毎回キートン・太一を中心にさまざまな人間模様が描き込まれていて、
正直こうした短編をコンスタントに
載せ次いでいくことは大変なことだと思う。
また、主人公のキートンも事件に関わる人々の
人生を浮き彫りにしながら、同時にどこか楽天家であり
しかし、家庭的には不幸な境遇というのが、
作中の厳しいテーマに対しても親しみやすいキャラクター像だった。

さらには、専攻する考古学の知識が随所にちりばめられ、
事件を知的漫画として高尚化し、謎解きの方向からも面白く読める。
前作「パイナップルARMY」のようにミリタリー性に傾きすぎず、
次回作「MONSTER」のように難解すぎない
バランスが本作ではちょうど良かったと感じた。
個人的には「屋根の下の巴里」や
白い雪とノアの箱舟」の話が特に好きだった。
難を言えば、少し「元SASで考古学者で保険屋のオプ(調査員)」
という主人公の設定にご都合があったかなとも思う。

ある程度青年漫画が好きな人にオススメ。
見た目の派手さ、カッコ良さはないが、
何度読んでも感動してしまう良作なので、‥9点!


勝鹿北星と浦沢直樹と長崎尚志
<関連レビュー>
MONSTER(2005/07/28付)
20世紀少年(2005/09/07付)
Happy!(2005/12/21付)
4088733401ソワカ 3の書 (3)
東 直輝

集英社 2002-11-01
売り上げランキング : 167,708

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◆ストーリー
戦乱の世、鬼の襲来に脅える村で、
母を守るために強くなりたいと願う少年がいた。
動物と会話し、鬼を封じ自らの力とする能力に目覚めた少年・俊輔は、
鬼退治の一族・稚武彰炎、大吾親子と共に“鬼封じ”の旅に出る‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:5
構成:7
キャラクター:7
オリジナリティ:8
マニア向け度:6
総評:6     (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
CHILDRAGON」「少年守護神」の作者東直輝氏により
2001年から週刊少年ジャンプで連載していた漫画。

無鉄砲になりがちな熱血少年キャラの主人公を大吾彰炎といった
脇がきちんとサポートすることにより、浮き足たたせず
鬼を封じることによって強くなるという設定で、
バトル物にはありがちな、ご都合インフレ化
わりと納得のいくレベルにまで抑えていた。
ここらへんの話の運ばせ方やなんかは上手く、
さすがはストーリーキング準受賞者といったところ。
あと、早い段階から鬼の強さの区別が出来ていたり、
俊輔大吾のかけあいとかもテンポがよく読みやすかった。

しかし、同誌で連載していた「切法師」のように
戦国時代においての対鬼との戦いというジャンルは
今の少年少女には血生臭くて、一般受けしないところが痛い‥。
あと、序盤の主人公の旅立ちという場面の話は
比較的上手くまとまっていたが、
次の桜井不動編では、急に展開が分かりにくくなり、
五行の鍵をめぐる攻防の件も回りくどくて、
作者の短編における構成のまとめ方設定の器用さは認めるが、
それが長編になった時の伝え方っていう所が不足していたように思えた。
次作の「少年守護神」でも侍を描いてたけど、
個人的には初連載作の「CHILDRAGON」のような
ギャグテイストな方が合っているような気がした。
もしくは青年誌でゆっくり描いていけれたら、
もっと読み応えのある漫画に昇華したかもしれない‥。

和風歴史モノ(日本史)が好きな人にはオススメ。
最初と終盤は良かったんだけど、
途中、中だるみし全3巻でも妥当かなとも思えたので、‥6点!


<関連レビュー>
切法師(2006/01/08付)
★注意事項
※あくまでもここ最近の評価であって、
その漫画における本来の全体的総評ではありません。

※今現在私は、飛ばさず丸々読んでいる雑誌が、
ジャンプ・サンデー・マガジンだけなので、
他の雑誌については今のところ、書く予定はありません。

※私個人の超々独断と偏見なので点数やコメントに対しての中傷コメントは
削除の対象にさせて頂きますので、ご了承ください。

※[ここ2~3ヶ月の評価]は単純に最近の作品の面白さに対してです。

※[前回からの移行]は前にレビューした時からの変更を
矢印で表記したもの。(今回は初回なので、最近の作品の勢い)

※作品は現在連載されているものと、
最近まで連載されていたものが対象です。

※この雑誌別簡易レビューはそれぞれ、
2~3ヶ月に1度のペースでやるつもりです。

※今回実験的にやってみただけなので、
もしかすると何事も無かったように次回は無いかもしれません。



ダイヤのA
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
まだ1話しか見てないけど、「GIANT STEP(マガスペ)」の
作者ということで、個人的な期待度としては、皆無‥。
初回でドラフト候補を三振に取らなかっただけまし。
でも、作者は実際野球をしていたらしいので今回は期待したい。

少年無宿 シンクロウ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
主人公が旅カラスの様に渡り歩くという設定が、今風じゃなく逆に新しい。
ストーリーもきちんとしているので、
あとは「神供朗」の謎をどう扱うかが鍵だと思う。

エア・ギア
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
まだ最初のころのエアトリックをスポーツとして扱っていた時期は
まだ読めたが、最近のファンタジー路線にはうんざり‥。
デザインレベルとかテンポは上手いと思うけど‥。

School Rumble -スクールランブル-
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
キャラの外見と性格の描き分けなんかはきちんと出来ているが、
肝心な天満の恋模様が最近おざなりで、
唐突に京都編が始まっても何がやりたいのかよく分からない‥。

はじめの一歩
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
いくら長期連載をダラダラやっていても、
なんだかんだで試合が始まるとその高い描写力で魅力されてしまう。
どうせ今回も一歩が勝つだろうけど‥。
このまま宮田とはやらないのだろうか?

エリアの騎士
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
『取れるさロナウドなら』って取ってしまった主人公は
中学生(マネージャー)にしてロナウドクラスなのだろうか?
それでも、今のところは意外と読める方。
(この前までやってたサッカー漫画が「クラック!」だからか?)

スミレ16歳
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
最近の新連載の中では1番のお気に入り。
でも、人形のヒロインとそれを操るオッサンが
マガジンで人気を取れるかというと少し疑問。
しかも、なんか無理矢理対ヤンキーの話を描かされているような‥。

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
レコルト国(黒鋼の過去)辺りから完全に
ツバサの世界観が崩壊してしまってると感じるのは私だけだろうか?
もはや異なった世界を旅するという設定は上手く生かされていない。
でも「XXXHOLiC」と絡めたラストは気になる。

MAGNUM ROSE HIP
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
前作の「ROSE HIP ZERO」から何も成長していないどころか、
さらに下降してしまっている。
とりあえず主人公の女子高生はチョー強くて、敵はチョー悪者‥。
作者は客観的にこの漫画を見たことがあるのだろうか?

ケンコー全裸系水泳部 ウミショー
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
パンチラではなくて、全裸漫画‥。
こういう作品は主人公の男(この作品は女?)が
いかにカッコつけてないかに尽きると思う。
カッコつけていたら寒いだけなので、そういう漫画よりはマシだった。

金田一少年の事件簿
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
調子良く殺人が起こる展開や高遠を簡単に逃がす日本警察に辟易だが、
トリックは一応理にかなっているので、「探偵学園Q」よりはマシ。
あと、今回は犯人がすでに分かっているので展開が新鮮に思えた。

あひるの空
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
正直この作者が「ハウリング」を描いたのと同一人物というのが
信じられないくらい、ストーリーが丁寧。
でも個人的には試合自体よりもコメディなノリの時が好きなので、
大会入る前辺りが1番好きだった。

魔法先生ネギま!
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
最初の方はヒロイン31人という突飛な設定も緻密な裏付けがあり読めたが
学園祭編になってただのキャラ押しになってしまった。
数打ちゃ当たるって感じで‥。

トッキュー
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
ご都合な救出劇のオンパレードではなく、
心理描写とか、とてもリアルに展開していたが、
今週号で神林の超人化が確立してしまった‥。
来週からの新展開に期待したい。

ジゴロ次五郎
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
一時期の次五郎ヤンキー化は過ぎて、
またくだらないギャグ展開になってくれたので安心。
話自体がくだらない事だと下ネタにも安定感が増す。
それにしても作者の言葉遊びギャグのレベルはもう職人芸だと思う。

OverDrive
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
絵が見づらいのがやや難点だが、
迫力あるサイクリングシーンは見る価値がある。
最近どんどんと出てきた新キャラ達をどう丁寧に回していくかで
これからの方向性が問われる。

神to戦国生徒会
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
第1話から今まで、シリアスにやろうがギャグに走ろうが
お色気ってみようが、面白かったシーンが1コマもない‥。
特に最近の五天星のところは読んでいて、ただただ辛い‥。

GetBackers-奪還屋-
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
とりあえず原作者が「アソボット戦記五九」と同じ時点で
読む気がしない‥。
無限城編になってラストが近いのかなっと思ってもまだまだ終わる気配なし。
激強の敵が出てきても、
主人公側が苦労したふりしてあっさり倒すという永遠ループ。

街刃-GAIJIN-
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
絵柄とかダイナミックなコマ割りがマガジンっぽくないので、
逆に漫画として生き生きしている。
まだあまりキャラの掘り下げが出てきてないので、
敵ボスの主張もそろそろ聞いてみたいところ。

魁!!クロマティ高校
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
独特なノリと間でシュールな笑いを誘う。
最近のバンチョーちゃん押しはさすがに飽きてきたなぁっと思っていたら
いきなりの最終回‥‥、クロ高っぽいっちゃっぽい。

もう、しませんから。
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
業界(作家)の裏ネタや作者の体当たりが本当に描いてあるので、
爆笑したり感動したりはないが、つまらなくもない。
こういうのも、ありかなと思う。

さよなら絶望先生
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
序盤の新キャラ乱発が落ち着き、
やっとその新キャラ達にもなれてきて、久米田(改造)らしさが出てきた。
でも、時事ネタなど、笑えるモノとそうでないモノの差はある。

090~えこといっしょ~
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
最初は等身大のえこを恋愛の対象としていて、
モテモテ漫画か?っと思ったが、最近はえこが小さくなり
マスコット的キャラに落ち着き、ギャグ漫画として確立できた。
でも、マガジンに載っていると狙っている感がして嫌‥。

ファッションリーダー今井正太郎
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
第一話目からファッションに付いて特に描いてないし、
主人公のダメさ加減にも共感出来ず、
未だにキャラの見分けがつかない漫画。
あと、個人的にはこの絵柄がまず受け付けなかった‥。

涼風
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
なんか涼風と付き合いだしてからは序盤のパンチラ&妄想展開ではなくて、
主人公もアホながら好意的な心理描写になっていた。
大和の真中(いちご100%)にも勝るとも劣らない
優柔不断さは読んでいて嫌いだが‥。

ゴッドハンド輝
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
破天荒な熱血青年が主人公だが、まだ本人が真面目にやってる分、
ワイルドライフなんかよりは読める。
でも、絶対死なない手術は見ていて何も感動しない‥。

SAMURAI DEEPER KYO
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
長い長い間(7年)連載していたが、
結局絵に描いたような容易に予想が出来る大円団なラストだった‥。
終盤、頑張れば頑張るほど寒くなり、これを読んでどう感動しろと??
信長辺りまではまだ読めたんだけど‥。


最近のマガジンに対しての総評
評価合計‥158、 作品‥27
1作品あたりの平均点数‥5.8点
今回評価してみて、意外と点数が高くて驚いた。(自分の個人的な評価だけど)
マガジンは萌え媚び漫画や粗悪ヤンキー漫画などが
氾濫しているイメージだったが、意外と雑誌として成り立ってた?
(ちょうどクラック!、コマコマなどが終わったせいもあり)
でも、個人的な意見だが業界を代表するダメ漫画は
いつも週マガから誕生する!!
(味の助、覇王の剣、BigStar大吉、刃森作品など)
★注意事項
※あくまでもここ最近の評価であって、
その漫画における本来の全体的総評ではありません。

※今現在私は、飛ばさず丸々読んでいる雑誌が、
ジャンプ・サンデー・マガジンだけなので、
他の雑誌については今のところ、書く予定はありません。

※私個人の超々独断と偏見なので点数やコメントに対しての中傷コメントは
削除の対象にさせて頂きますので、ご了承ください。

※[ここ2~3ヶ月の評価]は単純に最近の作品の面白さに対してです。

※[前回からの移行]は前にレビューした時からの変更を
矢印で表記したもの。(今回は初回なので、最近の作品の勢い)

※作品は現在連載されているものと、
最近まで連載されていたものが対象です。

※この雑誌別簡易レビューはそれぞれ、
2~3ヶ月に1度のペースでやるつもりです。

※今回実験的にやってみただけなので、
もしかすると何事も無かったように次回は無いかもしれません。



最強!都立あおい坂高校野球部
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
悪くはないんだけど、野球独自の迫力というかとんでもさが無くて、
無難にこなしているという感じ。
キャラそれぞれにもっとインパクトが欲しかった。

金色のガッシュ!!
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
序盤の1対1の戦いでは相手の魔物の主張やテーマが見えていたのに
最近はただ戦っているだけのダラダラ感‥。
ただ、ここぞという見せ場では勢いがあるし、
バトルにおいての駆け引きなんかは面白い。

武心
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
ダンドーは結構好きだったのに、いつの間にこの作者は
こんなダメ漫画を描くようになったんだろうか?
中学生に対し大の大人(殺し屋?)が人違いのあげく、
ピストルを出すスポ恨漫画って‥。

ワイルドライフ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
まだギャグ一辺倒なら許せるが、主人公を始め
いい加減なキャラ達が蔓延っているのが許されている作風なのが痛い‥。
今回の話もそんなに貧乏なら無理して動物飼うなよと思うし、
作者の絵も全然上手くならないし‥。

MAR
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
ストーリーだけだと3でもいいくらい粗悪なんだけど、
若干ARMのデザインとかは上手いので+1。
それにしてもウォーゲームに何か意味があったんだろうか?

ゴールデンエイジ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
始まったばかりだけど、絵に描いたような
ご都合のオンパレード&幼稚な顔で読む気を無くす‥。
あと、ヒロインが超絶かわいいという設定らしいが、
他のキャラとの違いが良くわからない。

名探偵コナン
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
毎回のトリックはご苦労様という感じだが、
全く進まない展開にベタを通り越してサンデーの風物詩と化す。
組織の話になると盛り上がるんだけど、終わりそうも無い‥。

MAJOR
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
序盤の小学生編や中学生編は面白かったのに、
本題のメジャー編に全く勢いを感じない。
やっぱり実際の選手を登場させると
オリジナルキャラとの兼ね合いで動かしにくくなるか?

結界師
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
キャラの動かし方も丁寧で、ありきたりのバトルものにならず、
結界という設定を上手く使っている。
最近の話の流れが少々あっさりし過ぎるが、
これからの新展開も気になる漫画。

史上最強の弟子ケンイチ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
個性のある師匠たちは面白いが、
明らかにヨミ編になって勢いがなくなった気がする。
ある程度ケンイチが強くなってしまったので、
これからどう気持ちを持ってくか?
ラグナレク編でもそうだけど、敵キャラがワンパターンになりがち。

ブリザードアクセル
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
ただ目立ちたいというだけで、フィギャーをするわがまま少年。
理由もなくヤクザと喧嘩するとんでも少年。
特に下地も無いのにいきなりトリプルアクセルをしちゃう少年‥。
正直好きになれない漫画。

妖逆門
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
まだ始まったばかりだが、この主人公に全く感情移入出来ない‥。
このゲームの本質は語られてないが、
それによってはポスト「MAR」の可能性も‥。
本誌の低年齢化が顕著に表れた漫画。

クロスゲーム
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
淡々と進むので熱くもないが、
その分無駄な誇張がないのでそんなにつまらなくもない。
スポーツというものを道具とした青春恋愛ドラマ。
これで青葉も死んだら神展開だが‥。

犬夜叉
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
進みそうで進まない展開をもう何年も続けているので、
もう正直飽き飽き‥。
いまさら桔梗vsかごめの嫉妬合戦をやられても‥。

焼きたて!!ジャぱん
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
モナコカップ編まではまだ読めたが、
焼きたて!!25編からは完全にリアクションのみの漫画に成り下がった。
でも自分で開き直っている分、多少はギャグとして許せる。

ハルノクニ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
最近始まったサンデー新連載の中では1番の期待作(というか他がイマイチ)。
丁寧なストーリー作りは好感が持てるが、
これからCATをどう扱うかが課題。

ハヤテのごとく!7右
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
ネタ満載&王道的ラブコメを斜めから描いているので、
不快には映らないがこの漫画はある程度読者層が限られる。
サブカル的ネタがシュールで面白い。

見上げてごらん
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
最初は主人公のとんでも行動ばかりが目立ったが、
最近はまだテニスをしているので読めたと思っていたら、
唐突にフロリダ編‥。ダメになる予感がする‥。

あいこら
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
女ばかりの女子寮に入りモテモテというダメ設定な割には、
対象が対女の子ではなく、対パーツなのでそんなに怒りはない。
あと、ハチベエを始めとする変なリアクションが個人的にはツボ。

絶対可憐チルドレン
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
コメディタッチなので、作者の良さが十分発揮出来ているが、
まとめ役の皆本が常識人だからか、イマイチ「GS美神」と比べて、
ハチャメチャしきれていないと思う。

地底少年チャッピー
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
キャラ、ギャグともに笑えない‥。
なんでもありとなんでもやっていいとは違う。
今の地底編をやる意味がよく分からない‥。

アルバトロス
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
私は猪突猛進型の熱血少年が主人公のバトル漫画を
面白いと言える年代は過ぎてしまったようだ。
最初は素石をテーマにしているなんて新しいと思ったが、
ただの強さを表す数値にしかならず肩透かしに‥。

兄ふんじゃった!
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
ワンパターンだが、テルキヨのツッコミとヤンキー君のボケが
意外にツボだったりする。
作品をほぼテルキヨと兄とヤンキーで回すので、
読む人によってはマンネリに映る‥。

からくりサーカス
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥上
ラストが近くなり否応なしに盛り上がってきた。
しかし、前作の「うしおととら」と比べると
盛り上がりの興奮率が若干低いような気がする。

ネコなび
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
この漫画は4コマが描きたいのか、
猫をペットにする観察日記が描きたいのか、
どれも中途半端なくせに絵も下手では読む価値が無い‥。


最近のサンデーに対しての総評
評価合計‥153、 作品‥25
1作品あたりの平均点数‥6.1点
今回評価してみて、意外と点数が高くて驚いた。(自分の個人的な評価だけど)
イメージ的にはジャンプの方が点数が高いと思っていた。
最近のサンデーはメディア化に走り低年齢層向けの作品と
ベテラン作家による長編作品が多くなるという傾向で、
「私が小学生とか中学生くらいだったら面白い」
と思えたかもしれない作品ばかりが新連載で出てくる。
その間に挟まれる形で、良作がいくつかあるということだろうか?
あと、個人的にはスポーツ漫画が多い割りには(5作)、
抜きん出た作品がないので、そのジャンルのこれからに期待したい。
この漫画レビューブログ『たんマガ。』をやり始めて、
早いもので、もう約10ヶ月になります。
基本的に漫画別に1度書いたものはそのままなので、
10ヶ月も経てば、その間に面白くなった漫画もあれば、
つまらなくなった漫画もあります。(特に週刊なんて)
なのでこの度、実験的に最近の雑誌別における
簡易レビューを書いてみたいと思います。

あと、読む前に注意事項を見て頂ければ幸いです。


★注意事項
※あくまでもここ最近の評価であって、
その漫画における本来の全体的総評ではありません。

※今現在私は、飛ばさず丸々読んでいる雑誌が、
ジャンプ・サンデー・マガジンだけなので、
他の雑誌については今のところ、書く予定はありません。

※私個人の超々独断と偏見なので点数やコメントに対しての中傷コメントは
削除の対象にさせて頂きますので、ご了承ください。

※[ここ2~3ヶ月の評価]は単純に最近の作品の面白さに対してです。

※[前回からの移行]は前にレビューした時からの変更を
矢印で表記したもの。(今回は初回なので、最近の作品の勢い)

※作品は現在連載されているものと、
最近まで連載されていたものが対象です。

※この雑誌別簡易レビューはそれぞれ、
2~3ヶ月に1度のペースでやるつもりです。

※今回実験的にやってみただけなので、
もしかすると何事も無かったように次回は無いかもしれません。



ONE PIECE
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
今のエニエスロビー編も、ロビンの過去が終わり
個々のバトルに入り盛り上がってきた。
この漫画の王道的展開は好きな方。

BLEACH
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
尸魂界から人間界に戻ってきて、
それまで薄々としか感じなかったご都合媚びがより一層感じるになった。

銀魂
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
個人的には銀さんやチャイナがワイワイやっている銀魂は好きだが、
長編になるとギャグ度が減ってきてイマイチ‥。

NARUTO
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
この作者の構図なりコマ割りなんていうのは上手いと思うが、
第2部になって肝心のストーリーがつまなくなってきた。

DEATH NOTE
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
ここ最近の少年漫画で1番好きだったデスノートが今週終わった。
最終回の話は人それぞれ賛否があると思うが、
個人的にはサイコーとまではいかないが、納得できるラストだった。
終盤の月とニアの攻防は読んでいて単純に面白かった。

メゾン・ド・ペンギン
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
爆笑はしないけど、つまらなくもない漫画。
4コマだしこういうものもジャンプに1つくらい有ってもいいかなと。
でも、最近はキャラがたくさんいるのでもう少し絞って欲しい。

To LOVEる -とらぶる-
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
画力とギャグのテンポ以外、普通の媚びパンチラ漫画に見える。
しかも若干『エムゼロ』とかぶっている気がする‥。

アイシールド21
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
この漫画本来のテンポの良さっていうのがナーガ戦になってから、
失われ単調になっている気がする。
(相変わらず、デザインや構図は上手いけど)

家庭教師ヒットマンREBORN
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥下
ジャンプの中で1番評価が下がった作品‥。
最初はドタバタギャグやツナのツッコミなど面白く読めたが、
黒曜中編からジャンプ特有の中身の無いバトル漫画に成り下がった。

エム×ゼロ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
まだ始まったばかりだが、新連載3作品の中では1番期待大。
これから王道を守りつつも媚びることのない展開を要望したい。

謎の村雨くん
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
別にそんなに悪くないんだけど、
派手さというか目を惹かれる展開ではないので、
固定のファンが付きづらそうで打ち切り臭がしてくる‥。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
魔監獄編までは魔法律という設定など楽しく読めたが、
ロージーの試験のとこ辺りから物語における
ツメの甘さみたいなものが露呈してきたのが残念‥。

魔人探偵脳噛ネウロ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
序盤にあったの犯人キャラの強烈さはなくなったが、
逆にストーリーや心理描写に深みが出てくるようになった。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
1話完結のストーリーをこれだけコンスタントに描けるのはスゴイが、
特に感動も何もないので。

テニスの王子様
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
斜めから見たギャグ漫画としては面白いが、
単純なストーリー性をこうも下降を維持できるのが逆に驚き。
(ダメな漫画がよりダメになっていく)
照明が落ちるという神展開をまた期待したい。

真説ボボボーボ・ボーボボ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
目先の笑いを求めたゆえに、
派手な展開なのにシュールに見えてしまう稀有な漫画。
4巻くらいまでなら面白かったのに‥。

太臓もて王サーガ
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
作風がパロディなので賛否はあると思うが、個人的には有り。
元ネタも分からないのが多々あるが、
2週に1回くらいはツボにはまるネタがある。

みえるひと
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め上
序盤のハセ編より、最近のアニマ編の方が、個々のキャラの活躍や、
今後の方向性も見えて面白かった。
これからの新章がどうなるのか見もの。

べしゃり暮らし
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
最初は正直、森田まさのり氏が描く『笑い』ではなくて
『お笑い』をテーマにした作品ということで新鮮に読めたが、
やっぱり、『お笑い』自体人それぞれ千差万別なものの、
漫画化は難しかったのでは?と思えるようになってきた。

ツギハギ漂流作家
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
最近のジャンプでもまれに見るほど、
真面目に描いているのに心底つまらない作品。
ストーリー、キャラ、構成どれをとっても連載レベルじゃないと思うし‥。
変な新人戦やってるより、渤海先生を捕まえよーよ‥。

タカヤ -夜明けの炎刃王
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
最初の方は王道ドタバタラブコメって感じである程度読めたが、
その後の格闘トーナメント、ファンタジーと
意味の無いテコ入れのたびに急降下‥。
今では作者の良さが全く生かされていない方向性になり、
近々打ち切りの噂も‥。

ピューと吹く!ジャガー
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥右横
毎回少ないページでダダ滑りしないシュールな展開を描いている
センスは上手いと思うが、
個人的にこういう毛色の作風はツボじゃなかった。

Mr.FULLSWING
[ここ2~3ヶ月の評価]‥
[前回からの移行(今回は初回なので最近の勢い)]‥斜め下
序盤にあった勢いのあるギャグ展開は好きだったが、
セブンブリッジあたりからシリアス一辺倒の中身の無い、
とんでも野球漫画に成り下がった。
音瓶(メガネ)高校とか兄御田(あにおた)高校の時代が懐かしい‥。


最近のジャンプに対しての総評
評価合計‥139、 作品‥23
1作品あたりの平均点数‥6.0点
今回評価してみて、意外と点数が低くて驚いた。(自分の個人的な評価だけど)
雑誌のイメージとしては7点くらいだと思ったのに‥。
でも、大きな流れでいうと、やっぱり黄金期のような勢いはないが、
それでも少年漫画雑誌の中では盟主的な存在。
ダメ漫画もあるが、全体のレベルとしては他に比べて高い方だと思う。
ロトの紋章
(Amazonに画像が無かったので貼り付けのみ)

◆ストーリー
かつて大魔王ゾーマを倒したロトの名を継ぐ勇者アレルの子、
ローランとカーメンがアレフガルドより帰ってきた。
またアレルとともに旅をした3人のケンオウもまた、
いずれ現れるであろう闇に対抗するため、子孫にその技を伝承していた。
そして、ゾーマが倒れて100年‥
世界は異魔神という更なる闇によって脅かされようとしていた‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:7
構成:8
キャラクター:7
オリジナリティ:7
マニア向け度:7
総評:8


◆淡々と個人的感想
雷火」「帝都物語(漫画版)」の藤原カムイ氏が作画、
ラバウル烈風空戦録」の川又千秋氏が原作により、
1991年から月刊少年ガンガンで連載されていた漫画。

現在ヤングガンガンで連載している、「~紋章を継ぐ者達へ~」は
もう一年以上も連載しているのに、全く進展しておらず、
何かやりたいのやら?という感じだが、
こちらの方は、見せたいテーマがしっかりしていてあり、
序盤から物語としても十分面白い
キャラ自体の成長とかよりもストーリーに比重を置いて、
あくまでもドラクエとしての世界観の上に存在し、
良い意味でキャラに頼ったリードが全面に出ていない。
あと、同じドラクエ物の「ダイの大冒険」から、
少し熱さ青臭さを取り除いた感じで、
こちらの方がご都合ではない、人間の本質を描いていたような気がした。
特に、勇者一人で獣王軍団に立ち向かおうとしているシーンから、
獣王グノンとの戦いらへんが、個人的には1番好きだった。

しかしその一方で、ストーリーにおける縦の軸(主人公が
大ボスを倒すまでの経過)がイマイチはっきりしてないような気がして、
テンポがそれほど遅いわけでもないのに、
一つ一つの話が、あまり印象に残らなかった。(特にラス前)
キャラにおいてもインパクト斬新さに欠け、
そつなくこなしている感がして、感情移入しずらい‥。
そして、ラストの異魔神戦では、強力すぎるラスボスに対して、
ほぼ一発で勝負が決まってしまい、世界樹の葉で生き返るという展開が
今まで戦ってきた重要性を軽んじてしまっていると思う。

ドラクエ好きの人にはオススメ。
後半の失速というか、ダレ的なものはあったが、
序盤のキャラ達が成長していくという
プロセスは面白かったので、‥8点!



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<関連レビュー>
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森田 まさのり

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◆ストーリー
試合中の不祥事により、活動停止状態の二子玉川学園高校野球部(ニコガク)。
新人教師の川藤幸一は、自ら不良達の集まる野球部の顧問となる。
怠慢な日々を送る不良達に、
夢を持つことの素晴らしさを必死に説く川藤だが‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:7
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:7  (作者自体にはある)
マニア向け度:5
総評:7        (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
ろくでなしBLUES」「べしゃり暮らし」の作者森田まさのり氏により
1998年から週刊少年ジャンプで連載していた漫画。

この作品は、不良からの更生というテーマに従って、
『最初は自他共に認めるクズだった学生達が、
野球と江藤という先生に出会い変わっていく』という過程が、
ご都合ではなく、きちんと描かれており、
終盤の対目黒川戦では、それが顕著に表されていたと思う。
(不良⇒正義になるのではなく、あくまで不良のまま、
以前は、ワルさとして出していたフラストレーションを
野球に転化しただけで本質は変わっていない、というところが良い)
この作者は、こういうヤンキーの会話だったり、
行動だったりを描かせると、テンポや間などが本当に上手い。
後、主人公を先生と言う年配(30くらい?)にやらせることによって、
説教じみたセリフもすんなりと感受できて、
同じようなヤンキー野球漫画の「WILD BASEBALLERS」には無い
キャラの重要性なんかがあった。(同じようなヤンキーが多い割には)

しかし、ほぼ素人(素質はある?)の集団が少し練習したからって
そんなに強くなるというパワーバランスはどうかと‥。
それにいくら作風だからといって、不良達が素直に先生に従うところが、
ただのキャッチーな設定を使いたかっただけではないかと思い、
本当にそれを用いる理由があったのだろうかが疑問??
あと、個人的にはこの作者の画力は下手ではないが、
キャラ顔(特に女)のタッチが、昔というか今風に合った可愛さが無く、
また乱暴になりがちな設定命題で、
丁寧な回しストーリー展開なんていうのは共感したが、
イマイチ感動させようとする所で、感動出来なかった
最後は、作者の体調不良のため打ち切り気味になってしまったらしいが、
そのためか、少々伏線が消化できなかったのが残念‥。

阪神ファンの人にはオススメ。
特に野球である意味がいまひとつで、試合自体の面白さは‥だったが
キャラ同士の掛け合いは面白かったので、‥7点!
4063405753のだめカンタービレ (14)
二ノ宮 知子

講談社 2006-01-13
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◆ストーリー
ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指すエリート音楽大学生千秋真一は、
将来に行き詰まりを感じて思い悩んでいた。
自暴自棄になっていたある日、ゴミ溜めと悪臭の中で
美しいピアノソナタを奏でる変態女の姿を目にする。
彼女はなんと千秋と同じマンションの隣の部屋に住み、
同じ音大のピアノ科に在籍している野田恵(通称・のだめ)だった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:6
構成:7
キャラクター:9   (のだめツボです)
オリジナリティ:7
マニア向け度:6
総評:8


◆淡々と個人的感想
GREEN」「天才ファミリー・カンパニー」の作者二ノ宮知子氏により
2001年から『Kiss』で連載されている漫画。

私はどちらかと言うと少女マンガっていうジャンルは苦手だが、
この作品においては、恋愛だけに固執しセンセーショナルな部分を
過大に盛り込んだり、無駄に背景設定をリアルにして、
ある一定の読者層に向けた共感性を中心に描いておらず(偏見?)
そのキャラクター達の雰囲気や全体の流れ重視で見せることにより、
普段それらの作品を読まない人でも、不快無く読めると思う。
むしろ、キャラに耽美要素を求める人や
直接的事件(妊娠、リスカなど)がないと物足りない人には不向き
あと、日本編では学校を中心にその行事や事柄を描いてさくさく読め、
パリ編になってからは、のだめを中心に音楽の本質を学んでいったり、
千秋との恋愛模様が描かれて、少し毛色が違うが
少しずつ進展していく様子がカンタービレという題名に合っていると感じた。

しかし、全体的な雰囲気がおっとりとしたコミカル調なので、
人によっては、のだめの自己中キャラ(ぎゃぼー、むきゃー等)や
作中におけるギャグが受け入れないかも‥。
あと、自分が単行本で読んだからかもしれないが、
時間の流れが早く、コンクールや卒業など
あっさりし過ぎていて、展開が少しご都合に感じてしまう。
個人的には、前半にいた脇キャラ(真澄ちゃん)の勢いが、
後半から変わったことで失速してしまっているのが残念。

クラシックが好きな人なら是非オススメ。
正直絵はあまり好きじゃないが、
話の展開は独特の雰囲気を持っていて良かったので、‥8点!


Tomoko Ninomiya's Web(二ノ宮知子公式サイト)
4088738268未確認少年ゲドー (5)
岡野 剛

集英社 2005-05-02
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◆ストーリー
「生き物好き」な女子高生・結城讃良は、
ある日怪我をした奇妙な生物を見つけた。
そして、その生物を治療する不思議な少年・外堂祭門と出会うが
彼らは未確認生物だった‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:6
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:7
マニア向け度:5
総評:5      (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
地獄先生ぬ~べ~」「デジモンネクスト」の作者岡野剛氏により
2004年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

この作者今までの作品でもそうだったが、
どこか子供に向けて、命の大切さ当たり前の道徳なんていう事柄を
他生物を使って、伝えたいと言う意思が表れている。
序盤の1話完結の頃はトリビアにも似た豆知識を用い
既存の生物から新たな生物を創造し、
それを通して、モノを学ぶとか知識を得ると言った
一応の科学モノ(コレが正しいと言う教科書的な代わりではなく、
興味を持ってもらう、1種の手法)という流れはあった。
あと、未確認生物達にあまりグロくなく可愛いキャラが多かったので、
ギャグ物として見れば、何も考えずにさくさく読めたと思う。

しかし、他生物を使って命の尊さを説いている分には良かったが、
長編になると途端にダメになる‥
こういう答えの無いテーマの作品はあくまで、1つのことを掘り下げず
あえて読者の判断に任せて結論を出さないと言うのが鉄則(?)なのに、
途中から、特に興味の沸かない新キャラの投入、無意味なバトル展開
ご都合だらけのラストと、どんどん違う方に進んでいってしまい、
結局何が言いたかったんだろ?
という漫画に成り下がってしまったような気がする。
あと、『未確認生物は正体がバレると迫害されてしまうので
秘密にしなければいけない』という設定だったのに、
主人公のゲドーは自らバラしまくり‥。
しかもバレているのかバレていないのか分からないが、
何事もなかった様に進んでいく‥。
こういう細かいテキトーさが随所にあるので不快に感じてしまう。
(それでも個人的には、魔術師²ピン太郎よりはまだ読めた方かと)

大人よりお子さんの方にオススメ。
ゲドーを始め、キャラ達に全く感情移入できなかったので、‥5点!
4063614409センゴク 9 (9)
宮下 英樹

講談社 2006-04-28
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◆ストーリー
時は戦国時代。美濃・斉藤家の家臣、仙石権兵衛秀久(センゴク・15歳)は、
落城寸前の稲葉山城にいた。
陥落していく城のなかで、恐怖に打ち震えながら、茫然自失となる。
だが、センゴクの幼馴染み・侍女のお蝶とした、ある約束を守るために、
織田軍団に囲まれた陥落間近の城からの決死の脱出を試みる‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:6
画力:8
構成:7
キャラクター:6
オリジナリティ:9
マニア向け度:8
総評:7


◆淡々と個人的感想
ヤマト猛る!」の作者宮下英樹氏により
2004年から週刊ヤングマガジンで連載されている戦国歴史漫画。

織田信長だったり宮本武蔵だったりと、
比較的有名な人物が主人公となりがちな歴史漫画で、
仙石秀久というマイナー所を題材にしたことで、
あらかた踏み固められているジャンルなんだけども、
新鮮な目線で読むことが出来る。
後、史実を踏まえつつも作者のオリジナルの解釈があり、
姉川の戦い」などは読んでいてその戦略性ストーリー展開など、
今までの既成概念にとらわれることなく、
エンターテイメント(漫画という)として成り立っている。
こういう史実がある歴史モノは、これからリアルと
どう折り合いを付けつつ独自性を出していけるかがポイント。
あと、最初はただのヘタレだったセンゴクが、
戦や人(藤吉郎久蔵など)と出会い、成長していく様や、
合戦シーンにおいての迫力なんて言うものに作者の才能を見た。
(多分作者は一般的に臆病者と言われていた仙石秀久
熱血漢として描くことにより、新説を説こうとしているのだと思う)

しかし、今までの歴史作品と相違的な解釈をしようとしてか、
どこか少数派のエピソードを正統として用いている気がし、
キンカン(明智光秀)・ハゲネズミ(藤吉郎)のあだ名なんて
「そういうことが書いてあった書物も中にはあるよ」レベルの
逸話のような気がする。(蒼天航路よりは前衛的でないので読みやすいが)
あと、主人公があまり活躍しないパート部分は見ごたえがあるのだが、
漫画オリジナル(?)のお蝶との絡みに全く面白さがなく、
むしろそれがあることにより不具合が生じ
リアリティーが薄くなってしまっている‥。
個人的にはあくまで、人物中心ではなく、
事柄中心のストーリー展開で描かれているのが見たい。

戦国モノが好きな人にはオススメ。
展開や構成に目新しさは感じるが、
イマイチ、キャラ達には好感が持てなかったので、‥7点!


<関連レビュー>
蒼天航路(2006/03/19付)
4088722078ドラゴンクエスト―ダイの大冒険 (37)
三条 陸 稲田 浩司 堀井 雄二

集英社 1997-06
売り上げランキング : 91,194

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◆ストーリー
怪物の島デルムリン島で、ブラス老に育てられながら元気に育つ少年ダイ。
ある日、かつて魔王ハドラーを倒した伝説の勇者アバンが
弟子ポップを連れてデルムリン島を訪れた。
アバンと出会い、束の間ではあるが弟子入りしてその能力を開花させる。
だが彼のもとで修行することになったダイの前に、死んだはずの魔王が‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:8
画力:6
構成:9
キャラクター:9
オリジナリティ:8
マニア向け度:6
総評:8


◆淡々と個人的感想
冒険王ビィト」の三条陸氏と稲田浩司氏のコンビにより、
1989年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画。

全37巻・369話(読みきり含む)と言う長期連載ながら
意味の無い横道エピソードなど
ジャンプにおける不要な引き延ばし的手法は無く
すべて打倒バーンへの1本の構成になっており、
ストーリー展開として好感が持てる。(良い意味で、先の見える構成)
ダイの「勇者としての自覚(考え)」と
ポップの「ダイでは果たせない、強い成長部分」とを分けたことのより
少年漫画の命題でもある、ご都合展開プロットをそうと思わせにくくし
本当に自分がRPGをプレイ(観賞)しているかのような楽しさがある。
他のキャラにおいても、思想行動がしっかりして
それぞれに見せ場もあり、
特にカッコ悪いキャラをカッコ良くする表現の仕方は上手いと思う。
既存のドラゴンクエストと言う有名ゲームを元にしているのに、
それに頼りすぎず漫画独自の世界観を作り上げているところがスゴイ。

しかし、その一方で、強さのインフレや主人公たちだけに訪れる
奇跡の数々(ゴメちゃんの所で説明はあるが)など、
読んでいるうちに、どこか引っかかるところはある。
インフレについては、大ボスの強さは変わらず(徐々に本気を出す)、
主人公の方だけ短時間にメキメキと強くなっていき、
最初の方に倒したクロコダインなんて、
ラストバトルでは何の役にも立ってなかったし‥
バーンとの戦い直前に、いきなり双竜紋に目覚めたり‥。
あと、良くも悪くも少年漫画で、味方が死んだりしても復活したり、
正義の概念がハッキリ判れていたり(分りやすいけど)、
かつての敵から味方になるというある種のお約束だったりして
(個人的にはこれだけあったら、味方からガチで敵になるという
パターンもあっても良いかなと‥)、
現実世界に置き換えてみると感情移入し難かった。

王道冒険ファンタジー漫画が好きな人にはオススメ。
今読み返すと、ストーリー展開の上手さと同時に
少年漫画的、不可解さもあるように感じるので、‥8点!


「ダイの大冒険」ミニ特集(朝目新聞内)
<関連レビュー>
冒険王ビィト(2005/11/09付)
4088740246ロザリオとバンパイア 5 (5)
池田 晃久

集英社 2006-02-03
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◆ストーリー
高校受験に失敗してしまった、ありきたりで平凡な少年・青野月音。
しかたなく親が見つけた陽海学園に入学するが、
ナントそこは妖怪たちだけしか通っていない学校だったのです‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:5
画力:7
構成:6
キャラクター:6
オリジナリティ:5
マニア向け度:8
総評:6         (少し甘め)


◆淡々と個人的感想
綺流斗-キルト-」の作者池田晃久により、
2004年から月刊少年ジャンプで連載されている漫画。

ストーリーは、前半と後半(4巻くらい)で作風が違い、
前半はモロにパンチラ恋愛漫画の様式で、
後半は主人公とヒロインの種別を超えた恋愛にスポットを当てた
やや長編のシリアスバトル漫画様式になっていた。
読む人の好みにもよるが、
個人的には前半のコミカルな作風の方が良かった気がする。
さえない主人公とアイドルと言う垣根に加え、
人間妖怪という障害がプラスされたことによって、
王道ながら一応の変化をつけているところに新しさを感じ、
序盤の方は物語のテンポも良く、1話完結の話の中に足早ながら
筋立てがきちんとあり、見るべきところをさくさく見せている。

しかし、「主人公・月音が入学した妖怪達だけしかいない学校の名前は
陽海(ようかい)学園‥」、
「第1話で学園のアイドル(もちろんミニスカ)と通学途中にぶつかり
太ももタッチ&抱きつき‥」という展開だったりと
1部の人にとってはご法度的なお約束の嵐‥
細かい背景や単純な画力だけ見ると下手ではないが、
キャラ顔が丸々のムチムチなのが、
後半のシリアス展開に全く合ってない
(クレイモアビィト黒姫などと共に月ジャンでの4本柱らしいので、
編集による長期連載に向けてのテコ入れ?)
この作者は、前作の綺流斗でもそうだったが、
シリアスになると言っているセリフが物凄く薄っぺらく感じる
こういうお約束的王道恋愛モノは悪い意味で先が分かってしまうので
どういう敵が出てきて、途中どんなピンチになろうが、
最後は無難なハッピーエンドになると言う
定番が待ち受けてしまっているのだと思う‥。

かわいい女キャラが好きな人にはオススメ。
昔のギャグテンポの時はまだ読めたが、
今のシリアス展開には辟易なので、‥6点!


<関連レビュー>
CLAYMORE(2005/08/01付)
冒険王ビィト(2005/11/09付)
魔砲使い黒姫(2005/11/14付)
4088762584パーフェクトツイン (5)
きたがわ 翔

集英社 2002-01
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◆ストーリー
雨の降る日は何かが見える‥。
柴田時波はその特異な能力のせいで常に孤独を抱えている高校生。
だが、ある日同じクラスに不思議な能力を持つ
美少女・川上密木が転校してきたことにより‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:8
構成:5
キャラクター:7
オリジナリティ:5
マニア向け度:7
総評:5


◆淡々と個人的感想
ホットマン」「B.B.フィッシュ」の作者きたがわ翔氏により
2001年から週刊ヤングジャンプで連載していた漫画。

この作者の漫画は、ホットマン今作しかきちんと読んだ事は無いが、
以前よりキャラ絵背景などの画力が上がっていて、
微妙な心情コマ割なんかも総合的に向上しているように感じた。

しかし、この着々と文明が進み機械化していく世の中で、
今の高校生達における個人主義だったり、昔の時代にはあった
人とのつながりと言うものを描きたいならファンタジーの物語ではなくて
現実社会をもっとモチーフにした方が分かり易かったのでは?と思う。
先に進みそうな伏線とかボスキャラ(堂夢)なんていうのは
全く活躍されず、尻切れのまま終わり、
最終巻の巻末コメントにも描いてあったが、
アンケートの不人気により打ち切られた余韻が残ってしまっている。

大体この作者のSF物はリアル物では有った
セリフ回し雰囲気などのセンスが全然活かされておらず、
設定や目的先行で、本質が描かれていない
あと、「アストロ・ツイン」という1例を用いて、
今の文明社会においての一応の警告と言うか
諫言的なものに仕上げたかったのだろうが、
それよりも取って付けたような展開の連続、
途中から超能力漫画に成り下ったところに、
読んでいてさめるものがある。(扱うジャンルを間違えた?)

男性よりも女性の方にオススメ。
序盤の雰囲気のまま、あくまで学園モノとして描いた方が
作品として破綻しなかったと思うので、‥5点!


<関連レビュー>
ホットマン(2006/05/03付)
4086182599ホットマン (10)
きたがわ 翔

集英社 2004-12
売り上げランキング : 301,996

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◆ストーリー
降矢家の長男・エンゾこと降矢円造は、
それぞれ父親の違う兄弟4人と、溺愛する娘・七海の6人暮らし。
七海を苦しめるアトピーは、やがてエンゾを
「目標は、この世から一切の食品添加物を抹殺する事!」
と言わせるほどの、筋金入りの健康志向派へ変える‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:7
画力:7
構成:7
キャラクター:8
オリジナリティ:8
マニア向け度:5
総評:7


◆淡々と個人的感想
刑事が一匹」「千夏のうた」の作者きたがわ翔氏により
1997年から週刊ヤングジャンプで連載されていた漫画。
2度にもわたり反町隆史氏主演でドラマ化もされた

ストーリーは「身元にいろいろある兄弟達が
1つ屋根の下で
障害を乗り越えながらも生活していく
と言う感じの、いかにもホームドラマっぽい内容
計6人いる主要キャラそれぞれに、
最近の学園モノにありがちな派手な演出などせず
日常の悩み(恋やらアトピーやら)を中心に
丁寧リアルに描いているので、比較的感情移入して読みやすい。
そして、円造を始めとするキャラの面々が
きれいごとを語って問題を解決したりするのだが、
キャラ達自身が一生懸命な分
安易なカッコ良さを求めるだけのダメ漫画のような不快感は無く、
心の成長と言う点が誠実に描写してある。

しかし、基本的に1話完結ではないので
最初から読まないと分かり辛い点があったり、
エピソードによっては無駄に長く感じる箇所など、
話によって波がある
あと、最初は円造のヘルシー豆知識
作中におけるアットホームさが際立っていたが、
話が進むにつれて、シリアスなドラマ性のみが強調されていき、
読んでいても重く感じてしまう。
そして個人的には、序盤の七海のアトピー絡みの話あたりまで
(雪水が出てくるまで)の方が好きだったので、
ラストの終わり方はイマイチ問題棚上げの唐突的で
納得できないものがあった‥

ホームドラマ好きの人にはオススメ。
たまに入る、ショートストーリーなんかは抜群に好きだったが、
中盤からの展開とラストの収束感が盛り上がりに欠けたので、‥7点!
4088732057召喚戦記サモンナイト 4 (4)
宮腰 真知

集英社 2001-12
売り上げランキング : 166,572

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◆ストーリー
かつて、召喚師は召喚術を使って幻想世界リインバウムに
多くのものをもたらしていた。
そして100年後、大戦を起こした悪しき召喚師たち「無色の派閥」が、
再び世界を手に入れるために魔道具「呼び声の書」を求めて動き出した!
その野望を防ぐため、召喚師フロルドの遺志を継いだ
ルーディは、魔人・アシュタルを召喚する‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:4
画力:7
構成:5
キャラクター:4
オリジナリティ:5
マニア向け度:6
総評:5


◆淡々と個人的感想
月刊少年ジャンプで2000年から約2年間連載されていた
宮腰真知氏による漫画。

原作はシミュレーションRPGのサモンナイトシリーズを元にしているので、
世界観召喚に関しての設定がきちんとしていて、
ストーリーを進めていく上で、破綻せず(全4巻22話ということもあり)
さくさく目的まで描いてあるので読みやすい。
作画についても処女連載作品(?)にしては、
最初からそんなに崩れていなく、召喚獣のデザインとかも良かったと思う。

しかし、私はこのシリーズのゲームはしたことないので、
漫画のみに関して言えば、
主人公を筆頭にキャラ達に個性みたいなものが感じられず、
みな一応に取って付けた様なセリフばかりを言っていて、
上辺だけで、本質が語られていない
あと、主人公は、最初大国を巻き込む戦争なんていうものに
全く興味がなかったはずなのに、何故か途中から、
誰かれ構わず助けようとする偽善ぶり‥。
(連載していたのが、月ジャンだったからしょうがなかったかもしれないが)
こういう未熟な術者絶大な力を持つ召喚者との関係を描いた漫画は
多々あるが(ARMSNORAなど)、いかに2人の関係の過程を
不自然なく描写していくがポイントになってくると思う。
そして、力の伴わない、伴っていないと読者に感じさせてしまうレベルで
カッコいい決めセリフ言ってもきれいごとにしか聞こえない
(RAVEのように)
ラストの最終決戦も打ち切り的急展開になり、尻切れもいいとこ‥。

サモンナイトシリーズのファンには一応オススメ?
この作品については、
少年漫画っぽいご都合展開が目立ったので、‥5点!


<関連レビュー>
RAVE(2005/09/19付)
ARMS(2005/10/28付)
NORA-ノラ-(2005/11/20付)
4847035305一騎当千 (10)
塩崎 雄二

ワニブックス 2005-12-24
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◆ストーリー
学生たちが血で血を洗い互いの骨を砕きあう戦乱の地、関東‥。
そこでは名だたる高校が天下を我が物にせんがため、覇権を争っていた!
母の言葉を受けて南陽学院にやってきた爆乳女子高生・
孫策伯符江東の小覇王孫策の魂を受け継ぐ闘士だったのだ‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:2
画力:6
構成:4
キャラクター:4
オリジナリティ:3
マニア向け度:9
総評:3


◆淡々と個人的感想
バトルクラブ」や「ZOID惑星Zi」の作者塩崎雄二氏が
2000年から月刊コミックGUMで連載している漫画。

考えられるこの漫画の良いと思える所は、
一応及第点レベルの画力で巨乳ミニスカの女の子達がパンチラ&
モロチチのオンパレード
の所のみ‥。
もちろん、それを良いと思わない人にとっては、
不快以外の何ものでもない内容。
キャラ設定で三国志をモチーフとした名前相互関係が表されているが
作中のストーリーにおいて、
その関係性の持つ意味が全く分からない(活かされていない)。
主人公が孫策伯符で、仲間に周瑜公瑾がいて、敵に曹操孟徳も居る‥。
(キャラの親達は何を考えて名前を付けたのだろうか?)
むしろそういった三国志キャラを出さずに
普通の名前(ちゃんとした)で出してくれた方がまだ読めた。

ストーリーは何故勾玉に操られているのか?
何故闘っているのか?の理由付けが曖昧で、
内容もあって無いご都合展開、構図もただパンチラなだけ、
バトルにおいても不可解に服が破れ肌が露出の超現象状態‥。
コレでは、エロ漫画以下と言われても致し方ない。
(ファンの人すいません)

ムチムチ巨乳、パンチラが好きな人にはオススメ。
エロや三国志をいたずらにもじっているところが、
逆に読んでいて辛いので、‥3点!


一騎当千(アニメ公式HP)
一騎当千(ウィキペディア内)
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