淡々と読んだ漫画を批評してみるブログ!!

2017/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/09

2017/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/09

2017/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/09

2017/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/09

2017/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/09

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
4091828582MASTERキートン (18)
勝鹿 北星 浦沢 直樹

小学館 1994-08
売り上げランキング : 178,597

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


◆ストーリー
平賀=キートン・太一は大学で考古学の講師をするかたわら、
フリーの保険調査員も務めている。
そんなある日、ギリシャで転落死した国際的ジャーナリスト、
レオン・パパスの保険金受取人に不審点を抱いた
英国最大の保険組織・ロイズがキートンに調査を依頼‥。


◆評価 (10段階)
ストーリー:10
画力:7
構成:8
キャラクター:8
オリジナリティ:9
マニア向け度:6
総評:9    (少し辛め)


◆淡々と個人的感想
勝鹿北星氏と「YAWARA!」「PLUTO」の作者浦沢直樹氏により
1988年からビックコミックオリジナルで連載されていた漫画。

たんにストーリーの面白さだけで読ませるのではなく、
今流行りの萌やキャラ絵で見せるだけにも終わらない、巧みな構成
作者の飛び抜けた描写力(表情豊かな顔や細かい背景)によって、
人生の喜びとか哀しみを、感情に流されず冷静に描いた作品。
そして、レベルを落とす事なく、
毎回キートン・太一を中心にさまざまな人間模様が描き込まれていて、
正直こうした短編をコンスタントに
載せ次いでいくことは大変なことだと思う。
また、主人公のキートンも事件に関わる人々の
人生を浮き彫りにしながら、同時にどこか楽天家であり
しかし、家庭的には不幸な境遇というのが、
作中の厳しいテーマに対しても親しみやすいキャラクター像だった。

さらには、専攻する考古学の知識が随所にちりばめられ、
事件を知的漫画として高尚化し、謎解きの方向からも面白く読める。
前作「パイナップルARMY」のようにミリタリー性に傾きすぎず、
次回作「MONSTER」のように難解すぎない
バランスが本作ではちょうど良かったと感じた。
個人的には「屋根の下の巴里」や
白い雪とノアの箱舟」の話が特に好きだった。
難を言えば、少し「元SASで考古学者で保険屋のオプ(調査員)」
という主人公の設定にご都合があったかなとも思う。

ある程度青年漫画が好きな人にオススメ。
見た目の派手さ、カッコ良さはないが、
何度読んでも感動してしまう良作なので、‥9点!


勝鹿北星と浦沢直樹と長崎尚志
<関連レビュー>
MONSTER(2005/07/28付)
20世紀少年(2005/09/07付)
Happy!(2005/12/21付)
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
浦沢漫画最高傑作!
kyousoの中で取っ付きこそ【YAWARA】でしたが、最終的に浦沢漫画にどっぷり使ったのはこの作品を読んだからです。だからこそ【20世紀少年】の愚考も許せるんです。

この漫画を第一刊発行で購入していない自分が腹立たしいです、、、当時はお金あんまり無かったからなぁ(泣)なんだか読みたくなってきた!!!これこそ漫画ブログの恐ろしい所だ!まだ、kyouso仕事なのにぃぃぃ
2006/05/22(月) 12:32 | URL | kyouso #E6kBkVdo[ 編集]
>kyousoさん
お仕事ご苦労様です。
『MASTERキートン』はいい漫画ですよね♪
私も浦沢作品で1番好きです。
一話一話に読みごたえがあって今読んでも感動しちゃいますよ♪♪

それに比べて最近の21世紀少年と言ったら‥‥。
私は単行本派なので21巻までしか、まだ読んでないのですが
ラストに期待したいと思いますw
2006/05/23(火) 12:22 | URL | オリバ #-[ 編集]
あっ
すいませんΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)ネタバレしてしまいました(汗)

m(。。)m
2006/05/23(火) 18:47 | URL | kyouso #E6kBkVdo[ 編集]
このころの浦沢氏の漫画はひとつ、ひとつ丁寧に作られてましたね。

MASTERキートンは、今読んでも時代を感じさせない普遍性がありますが、思い返せば、氏の作品は概ねそのようにつくられてますね。
2006/05/23(火) 22:07 | URL | まるお #-[ 編集]
>kyousoさん
大丈夫、無問題ですv(゜∇^*)

>まるおさん
確かに浦沢氏の作品は、いい意味で流行りを追っかけない分、
昔の作品でも古臭く感じないですよね♪
特に『MASTERキートン』はいろんな話があるので
読んだ後、得した気分になっちゃいます^^
2006/05/24(水) 01:59 | URL | オリバ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tanmaga.blog16.fc2.com/tb.php/326-a4e972df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。